日本のアマルフィが和歌山に?SNSで話題の「和歌山市グルメ&スポット」
自然と歴史に魅せられる街『和歌山市』。漁師町も多く、海沿いの斜面に家が立ち並ぶ様子が、イタリアのアマルフィ海岸のようだと近年SNSでも話題なんです。
2020年10月18日(日)に放送された読売テレビの『クチコミ新発見!旅ぷら』から、和歌山市の話題のグルメやスポットを4つご紹介します。
漁師町ならではの逸品やワイルドなグルメまで魅力があふれています。
※ この記事は2020年10月18日(日)放送時点の情報です。最新の情報は各店舗・各施設にお問い合わせください。
■1:干物なのに鮮度バツグン!「灰干しさんま」(有限会社 西出水産)
『灰干し』という伝統的な製法で干物を作る会社『西出水産』。
干物は空気や紫外線に触れる時間が長いほど魚が酸化してしまうと言われていますが、『灰干し』製法は、水分だけを通す特殊なセロファンで空気をシャットアウトします。
そして紫外線や空気に当てず、火山灰をかけて余分な水分だけを抜き取ることで、鮮度を保って魚本来の旨味を凝縮した干物が出来上がるのだとか。
5時間経って出来た『灰干しさんま』(1尾 290円~・税込)は獲れたてそのままのような生の色で仕上がるんです。全国にファンが多く、地元の人には贈答品として愛されています。
炭火で焼くと、干物なのに脂がのっているのが一目でわかります。旨味がたっぷりで美味しそう♡
干す前に塩水に漬け込んでいるので、生さんまを塩焼きするより味がついているんです。だから何もつけなくても適度なちょうどよい塩加減に。ぜひ一度ご賞味あれ!
<詳細情報>
有限会社 西出水産
住所: 和歌山県和歌山市雑賀崎755-3
電話:073-444-7173
営業時間:12:30~17:30
定休日:火曜日・土曜日
■2:麺はどこ?見た目がすごい進化系和歌山ラーメン「ラーメンまるイ中之島店」
『ラーメンまるイ中之島店』でお客さんの9割が注文するという麺が見えない『ラーメン』(820円・税込)は、麺を覆いつくすほどいっぱいにネギが盛られているのが特徴。和歌山ラーメン特有のコクのある豚骨醤油のスープに、コシのある自家製麺を使用しています。
使っているネギは、毎朝農家から朝獲りで仕入れる『緑宝黒ネギ』。シャキシャキとした食感と甘みがあるのが特徴です。スープの熱によってさらにネギの甘みが増し、濃い豚骨醤油の味を引き締め、くどすぎない味わいになるんです。最高のコラボレーションですよ!
和歌山のラーメン店ならどこでも置いているというのが『早寿司』(150円・税込)。
『早寿司』は、酢で一夜漬けにした鯖寿司のこと。ラーメンと一緒に食べるのが和歌山流! もともと屋台がスタートだった和歌山ラーメンは、出来上がりに時間がかかるので、ラーメンを待っている間に小腹を満たすために置かれたものだったとか。
さっぱりした早寿司とこってりしたスープの旨味がベストマッチです♡
<店舗情報>
ラーメンまるイ中之島店
住所: 和歌山県和歌山市中之島2323
電話:073-427-2662
営業時間:18:00~翌1:00
定休日:日曜日
■3:オリンピック選手も走った! 俊足自慢が挑む寺「紀三井寺」
今年で開創1250年を迎える紀三井寺は、日本で最も歴史のある巡礼『西国三十三所巡り』の第2番札所に定められている由緒あるお寺です。
そこに立ちはだかるのが、長い石段『結縁坂』。210段ある石段は、昔から地元の運動部の子たちがトレーニングする場所として有名なんです。
100m陸上日本新記録を樹立した和歌山出身の青戸慎司選手が登段最速記録を残したことをきっかけに、2018年から石段を駆け上がるタイムを競い合う『福開き速駈詣り』が開催され、「俊足自慢が挑む寺」として盛り上がっています。
石段を上った先のお堂には、12メートルもの大きさの『大千手十一面観音菩薩』があり、立ち上がった姿の木造仏像としては、日本最大なんです。その大きさには圧倒されます。
さらに仏殿の上に上ると和歌山市内を一望できるんです。晴れた日には、水平線にうっすらと四国が見えます。
階段を駆け上がるもよし、お参りするもよし、景色も楽しむもよし、いろいろな楽しみ方ができるお寺です。
<詳細情報>
紀三井寺
住所:和歌山県和歌山市紀三井寺1201
電話番号:073-444-1002
営業時間:8:00~17:00
定休日:なし
料金:参拝料200円
■4:ワイルドな豪快グルメ!野生を楽しむ新スポット「道の駅 四季の郷公園 FOOD HUNTER PARK」
2020年7月にオープンした『道の駅 四季の郷公園 FOOD HUNTER PARK』は、縄文時代にならった自然との共生を目指すことをコンセプトにした和歌山市初の道の駅です。
縄文時代のワイルドな自然をイメージして作られていて、和歌山の食と文化を楽しめるスポットして話題なんです。
和歌山県産の食材や加工品だけでなく、50種類以上のオリジナル商品を豊富に取り揃えています。
『炎の囲炉裏』では、縄文時代をならった建物をレンタルし(平日4,000円~/休日6,000円~・各税込)、道の駅で購入した食材を持込んでバーベキューを楽しむことができるんです。
『国産牛トマホークステーキ』(3,510円・税込)は、地元のラーメン屋さんが作った『玉葱とにんにくの旨味塩こしょう』(幸太郎 745円・税込)で味付け。この塩こしょうの材料はすべて和歌山県産なんです。
味付けした塩コショウを豪快に焼いていきます。
ブランド牛『熊野牛』のロースを200g豪快に挟んだ『熊野牛ステーキ(ロース)のサンドイッチセット』(3,000円・税込)は、超贅沢なワイルド料理!
和歌山の特産品、『熊野牛』は、月平均8頭しか出荷されない希少なブランド牛。きめ細かく柔らかな肉質が特徴です。贅沢な200gのお肉をステーキにして、窯で焼いた自家製のパンにチーズと挟んでサンドイッチに!
<詳細情報>
道の駅 四季の郷公園 FOOD HUNTER PARK
住所:和歌山県和歌山市明王寺479-1
電話番号:073-499-4370
営業時間:9:00~17:00
定休日:12月30日~1月3日
『サイクリング王国わかやま』として話題の和歌山県は、2017年に県内全域にわたる約800キロにわたるサイクリングロードが完成しました。今回ご紹介したスポットもレンタサイクルをして、サイクリングで訪れてみてはいかがでしょうか? (文/奥村陽子)
【画像・参考】
※ 読売テレビ『クチコミ新発見!旅ぷら』(毎週日曜 あさ10時55分~)
※ この記事は2020年10月18日(日)放送時点の情報です。最新の情報は各店舗・各施設にお問い合わせください。
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