TOP ライフスタイル 関西インカレでも注目の的!甲南大学・藏重みうが地元開催のアジア大会を見据えて走る理由

関西インカレでも注目の的!甲南大学・藏重みうが地元開催のアジア大会を見据えて走る理由

2026.05.08

2025年からスタートした、学生アスリートの素顔を届ける連載「放課後アスリート」。第8回は、甲南大学女子陸上競技部所属の藏重みう(くらしげ みう)さんを訪ねました。

今春のシーズンインから力強い走りを見せ、学生ラストイヤーを最高の形でスタートさせた藏重さん。トラックで見せる100mスプリンターとしての凛とした表情と、練習の合間にアニメやパンに夢中になる等身大の大学生としての日常。2026年に地元・愛知で開催されるアジア大会という大きな目標を追い風に、さらなる高みへと加速を続ける彼女の素顔に迫ります。

藏重みう(くらしげ みう)

2004年4月19日生まれ、甲南大学文学部、女子陸上競技部所属。主な種目は100m。2022年のインターハイ女子100mで優勝し、2023年の日本インカレでも女子100mを制した。幼少期はピアノやチェロを習っていたという意外な一面も。

「人より得意」と言えるものが、自分を支えてくれた

陸上を始めたきっかけを教えてください。

小学5年生の時、当時住んでいた山口県光市の記録会に、学校代表として選ばれたのが始まりです。そこで運よく1位になれて、「走ることって楽しいな」と思いました。

当時から運動は得意だったのですか?

自然豊かなところだったので、朝から晩まで外で遊んでいるような活発な子でした。ただ、周りには勉強がすごく優秀な子が多くて、自分には何ができるのかと劣等感を感じていた時期もあったんです。そんな中で、唯一自分が「人より得意だ」と自信を持てたのが陸上でした。疾走感そのものも魅力ですが、走ることで評価してもらえることが、自分の支えになっていました。

挫折を糧に新天地・愛知へ。「不完全燃焼」が扉を開いた

中学卒業後、愛知の中京大中京高校へ進学されました。大きな決断だったのでは?

中学3年生の全国大会で、ゴール直前で躓いて決勝を逃してしまったんです。その「不完全燃焼」な想いが強くて、もっと厳しい環境で高みを目指したいと考えました。母の出身地である愛知ならサポートも受けられるということで、母と一緒に移住することを決めました。

中学・高校と拠点を移してきましたが、大学では新天地となる兵庫へ。この環境を選んだ決め手は何だったのでしょうか?

自分が成長し続けられる場所を探し求めていた時、甲南大学の先輩方の姿が目に留まりました。当時在籍していた井戸(アビゲイル風果)さん、青山(華依)さん、岡根(和奏)さん、奥野(由萌)さんは、すでに全国トップクラスでありながら、さらに自己記録を更新し続けていたんです。その姿を見て、「高いレベルにいてもなお、伸びしろがある場所なんだ」と確信できたことが一番の理由です。

「柔軟さ」を武器に心を整え、大好きな世界観をモチベーションに変える

試合前の食事などで、大切にしている習慣はありますか?

「これじゃないと」という勝負飯などは、あえて作らないようにしています。どんな環境でも柔軟にいられるようにしておきたいんです。その代わり、日々の食事では基本的なバランスを大切に、炭水化物もしっかり摂って「絶対的な食事量を減らさないこと」を心がけています。

競技場に必ず持っていく、お気に入りのアイテムはありますか?

カプセルトイで見つけた「ちいかわ」のうさぎのポーチです。仲間内で流行っていて、大好きなキャラクターを見るだけで心が和みます。中には日焼け止めやクシを入れて、いつも大切に持ち歩いています。

オフの日の、切り替え方法についても教えてください。

アニメや漫画の世界に浸るのが大好きです。どっぷりとその世界観に入り込むことで、陸上のことを一度忘れてリフレッシュできる大切な時間です。あとはパン屋さんが多い神戸の街も気に入っています。特に「イスズベーカリー」のあんバターパンは、自分へのご褒美としてよく食べています。

支えてくれた全ての人への恩返しを。学生ラストイヤー、その先の夢に向かって

学生生活もいよいよラストシーズン。今の率直な思いを聞かせてください。

なかなか思うように記録が伸びず苦しい時期もありましたが、指導者の方々や仲間に恵まれて、ここまで歩んでくることができました。今年は学生最後の年です。支えてくださった方々への感謝を込めて、自己ベスト(11秒58)の更新と、もう1度全国の頂に立てるよう、一戦一戦を大切に走りたいです。また、2026年に地元・愛知で開催されるアジア大会に出場することも、高校時代から抱き続けてきた大きな目標です。

実はこの取材が行われた直後、4月に行われた「日本学生個人選手権」女子100mにて、藏重さんはその言葉通り見事な優勝を果たしました。学生ラストイヤーの幕開けに、早くも一つ目の全国タイトルを掴み取った彼女。目標として語った「全国の頂」へ、まずは一歩、力強く踏み出しました。

競技生活の先に見据えているものはありますか?

卒業後もしばらくは、自分の可能性を信じて陸上を続けていきたいと考えています。ただ、競技を一段落させたら、将来は国語の教師になりたいという夢があります。これまで自分が多くの方に支えていただいたように、いつか部活動などの指導を通して、子供たちの力になれる先生になれたら嬉しいです。

先月の「日本学生個人選手権」で今季1つ目の全国タイトルを獲得し、まさに絶好調の藏重さん。次なる決戦の舞台は、1年生の時にタイトルを獲得した思い出の大会「関西インカレ」です。

彼女のさらなる魅力と、学生ラストシーズンにかける熱い思いはテレビでも放送予定。2026年5月9日(土)深夜0時55分からのスポーツ番組『あすリート』(読売テレビ)では、「関西インカレ直前SP」をお届けします。

さらに、5月14日(木)から開幕する関西インカレの模様は、「あすリートチャンネル」でもライブ配信予定。勢いをそのままに駆け抜ける彼女のしなやかな走りに、それぞれの場所から温かなエールをお送りください!

<大会情報>
第103回関西学生陸上競技対校選手権大会
開催日:2026年5月14日(木)~5月17日(日)
会場:ヤンマースタジアム長居・ヤンマーフィールド長居
※大会の様子は、『あすリートチャンネル』でも配信されます。
https://ytv-athlete.jp/

あすリート

放送日時:毎週土曜日深夜0時55分~
※『Going!』放送後にO.A.
https://www.ytv.co.jp/athlete/index.html

これまでの「放課後アスリート」はこちら

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