TOP おでかけ 世界各国を旅する構成作家が語る、財布なしの衝撃ハプニングと美食の極意【推し旅白書2026】

世界各国を旅する構成作家が語る、財布なしの衝撃ハプニングと美食の極意【推し旅白書2026】

春の気配が少しずつ漂い始めた今日この頃、旅に出てみたくはなりませんか? のんびりおこもり派も、アクティブなグルメ派も、旅のスタイルは人それぞれ。でも、やっぱり思い出に残るのは、予想外のハプニングですよね。 リアルな体験談には、そんな思いがけない出来事や素敵な出会いがぎゅっと詰まっています。専門家からアナウンサー、学生まで、さまざまな立場の皆さんからお聞きした「忘れられない旅」を全5回でご紹介します。

第4回は構成作家の沢野緑(さわの みどり)さんです。

そのほかの「推し旅白書2026」を読む

教えてくれた人

構成作家 沢野緑さん
ytv『かんさい情報ネットten.』、ABC『LIFE~夢のカタチ』、KTV『やすとも・友近のキメツケ!』、MBS『おしゃべり小料理ゆみこ』など、多ジャンルな番組を担当。中でも得意は趣味と実益を兼ねた旅とグルメ。旬の味覚と絶景を求めて全国を巡ります。

ユースホステル部で鍛えた「効率と美食」が原点! 沢野緑さんの旅遍歴

旅が好きになったきっかけは、大学時代に世界的な旅のネットワークであるユースホステルを巡る「ユースホステル部」に入ったことです。春と夏の長期休みには北海道、四国、九州、北陸とエリアを決めて、少人数のグループに分かれて旅の計画を練り、いかに効率よく各地の名物を食べられるかを競い合うのが楽しくて。

構成作家になってからは長らく長期休暇が取れなかったのですが、30代後半ごろから夏は必ず休みを取ろうと決め、国内・海外を問わず、旅に出ています。

忘れられない旅は、50日かけて巡った自由気ままな欧州旅

大学2年の夏休みに、旅好きの友人と二人でヨーロッパのユースを巡るバックパックの旅を実行。スペイン行きのオープンチケットのみを購入し、行く先々で行きたい所、見たいものを2人で話し合う、自由気ままな旅です。

【スペイン】サクラダファミリア

最初はスペイン(マドリードからバルセロナ)、そこから列車に乗ってイタリア(ローマ、フィレンツエ、ナポリ)へ行きました。その後、船に乗ってギリシャへ。サントリーニ島などのエーゲ海クルーズはとても気持ちよかったですね。

最も緊張感があったのはエジプトです。カイロで憧れのピラミッドに辿り着いたまでは良かったのですが、文字や言葉がチンプンカンプンで。たまたま市場で遭遇していたJICA職員の奥様に助けてもらったことを覚えています。フランスではパリ近郊のマルヌ・ラ・ヴァレにあるユーロ・ディズニーランド(現:ディズニーランド・パリ)へ行き、最後はスペインに戻ってセビリアの万博を楽しみました。日本へ帰国したときには50日ほど経過していましたね。

当時はまだユーロではなかった時代なので、国境を越えるたびに通貨が変わりその国の紙幣やコインに両替するのがとてもエキサイティングでした。振り返るとスマホも無い時代だったので、各国で絵ハガキを買い、カフェで自分宛に手紙を綴って、綴って……、この旅での出来事は一生忘れられません。

財布を忘れてカンボジアへ!? 衝撃ハプニングの数々

3度ほどハプニングに見舞われたことがあります。

【カンボジア】

一つ目は「財布を忘れたカンボジア・ベトナム旅行」。旅好きの先輩作家さんと意気投合し、アンコールワットを観に行こうとカンボジア&ベトナムの旅を計画しました。関空で集合し、いざ両替をしようとしたとき、旅用に現金を入れ替えた財布を忘れてきたことに気付いたんです。それなのに「まあ、クレジットカードがあるからいいか……」と軽い気持ちでそのまま離陸。無事現地入りできたのはよかったのですが、アンコールワットがあるシェムリアップではカードを使える店がほとんど無い……! 豪華な三つ星ホテルでの食事以外は、先輩が持っているわずかな現金を両替し、行く先々で値段交渉。安くておいしいお店を現地の人に教えてもらったり、ときにはご馳走してもらったり……。人々の暮らしに触れることができたのも忘れられない思い出です。

【クロアチア】プリトヴィツェ湖群国立公園
【クロアチア】ローマ皇帝の宮殿がまるごと街になったというスプリット
【クロアチア】スプリット (右)赤いベルトを巻いた男性たちは、この地方伝統の「クラッパ」という男性アカペラ合唱団。美しいハーモニーが界隈に響き渡ります。

二つ目は「現地集合現地解散のクロアチア旅」です。これも先ほどのカンボジア・ベトナムの旅の友、先輩作家さんとの旅。夏休みがぴったり一致しなかったので現地集合、現地解散でドキドキでした。ザグレブのホテルで集合し、プリトヴィツェ、スプリット、ドブロブニクをバスで周遊。どこも自然豊かで素晴らしい景色でしたが特に「アドリア海の真珠」と言われるドブロブニクは衝撃の美しさで終始テンションマックスになりました。

【クロアチア】ドブロブニクの景色

その後、先輩が先に帰国したので、私は一人で一泊することに。旧市街地でお土産を買ったり、食事をしたり。交渉役は英語が得意な先輩に任せきりだったので、緊張感もありましたがクリアできるごとに大人になった気分でした。ただ、帰りの航空チケットを「イタリアローマ経由で日本へ」と言ったのがうまく伝わらず、ローマで一旦入国してから出国しないといけなくなってしまって、パニックになったことを覚えています。

【スペイン】サン・セバスティアン

三つ目は、大学時代のバックパック旅行での出来事。スペインの高速列車に乗ろうとホームで待っていたのですが、時間通りに列車が来ない! 挙句、トイレに行ってる間に列車が来て、出発してしまったことがありました。仕方なく次の列車に乗るも指定席が使えず、連結のところで一夜を過ごす羽目に。ただ、そこで同じように乗り遅れたオーストラリア人の女の子と意気投合し、到着したイタリアでは私の友人と彼女を加えた3人旅になりました。旅の途中、美容師だという彼女に髪を切ってもらったことが良い思い出になっています。

そこで得た教訓は「海外の列車は時間通りに来ないし、勝手に出発する!」。そして「旅は道連れ、異文化交流を楽しもう」です。

美食の街に1日1組限定の宿。五感を満たす推しスポット&推しホテル

【クロアチア】ドブロブニク

クロアチアのドブロブニクは「もう一度行きたい!」と思い、再訪した地の一つ。2度目には、そこで1週間を過ごしました。美しい景色だけでなく、ワインはもちろん、塩づくりの街や牡蠣、トリュフの名産地などもあり、グルメも豊富で、モンテネグロなど近隣異文化地域への日帰りツアーも多数。まだまだ見所があると思います。

心残りだったのは、スペインとフランスのバスク地方を巡った旅ですね。フレンチバスクのサン・ジャン・ド・リュズは街並みがとてもかわいらしくて、歩いているだけでも気分が上がりました。ただ、予定を詰め込みすぎて駆け足になってしまったため不完全燃焼で終わってしまって。マカロン発祥のお店や、巨大なシャルキュトリーなど、1泊してじっくり観光したかったなぁと。推しスポットでもあり、もう一度行きたい場所ですね。

【スペイン】ビルバオのバル巡りとミシュラン星付きのレストランへ

宿泊だと、滋賀県高島市の「福田屋」が好きです。琵琶湖のほとりに佇む1日1組限定のお宿で、仕事仲間と毎年夏休みを過ごしたり、大晦日から年越しを過ごしたりしていました。

福田屋から見える景色

ここのお宿はホスピタリティーが高く、その日のゲストのリクエストに合わせた料理を用意するなど、可能な限り心づくしのおもてなしをしてくれます。夏休みは宿の目の前に広がる琵琶湖で泳いだり、湖畔でBBQをしたり。お正月はみんなでお餅つきをしたりとさまざまな思い出がある場所です。

旅のこだわり&マイルール

ポリシーは、身軽であること。足りないものは現地で調達することで一つのお土産になります。また、国内と海外では、旅先を選ぶポイントも少し違います。

弘前城の桜

国内旅行では休みが取れたタイミングで「その時期、その季節にしか出会えないもの」がある場所を探す。これまでに河口湖の冬花火、弘前城の桜やりんご並木、金沢のカニ面や札幌のミルクラムなどを楽しみました。今だから見られるもの、味わえるものを探すのが私の旅の醍醐味です。旅行先でお金を出し惜しみしたくないので、海外旅行の際には航空券が高いところには行かないようにしています。ただ、格安でも治安が悪いところは避けたいので、入念に調べるのがポイントです。

この春の理想の旅プラン

1週間×10万円で楽しむなら、こんな旅!

コロナ禍以前は海外旅行が楽しみでしたが、円安などで海外熱が冷めつつある今、国内に目を向けるとまだまだ知られざる魅力がたくさんあることに気づかされます。

今すぐ時間とお金に余裕ができるのなら、自然豊かな場所で温泉エステ三昧、なんていいですね。体も心もデジタルデトックスで脱力できるメンテナンスの旅がしたいなあ。以前、賢島の「ばさら邸」に行ったのですが、熱海や天草も気になります。

佐賀の有田・長崎の波佐見の陶器を巡る旅も楽しそう。4月下旬には波佐見焼の陶器市が開催されるようです。どちらのエリアにも器の魅力を最大限に生かした盛り付けで提供されている小料理屋さんやカフェなどの魅力的なスポットがたくさんあるんですよね。

今、計画している“次の旅”は?

ハウステンボスのイルミネーションイメージ
PIXTA

今、計画しているのはハウステンボスのイルミネーションを見に行く旅。これまでベタなところを避けてきましたが、多くの人から素晴らしいと評価される場所を自分の目で確認してみたいなと思っています。とはいえ海外旅行もやっぱり好きで。今はドジャースの試合を見に行って、大谷翔平選手と同じ時代に生きている奇跡を目の当たりにしたいです。

旅好きのanna読者へメッセージ

いつか行きたいという思いがあるなら、すぐに計画を立ててみるのがおすすめ。天災や人災によって世界の景色や情勢がどんどん変わっています。思い立ったが吉日です!

【関連記事】全身トマトまみれ!? スペインで最高に楽しい“奇祭”に参加! 諸國アナが語る「旅への情熱」【推し旅白書2026】

バックパックひとつのヨーロッパ巡りや財布を忘れたカンボジア旅行、現地集合現地解散のクロアチア旅などのエピソードから、旅をするには「思い切り」も大切だと感じた方も多いのでは? 人生は一度きり。ハプニングを恐れずに旅を楽しみましょう!

ほかにも、読売テレビアナウンサー・諸國沙代子さんや、航空・旅行アナリストの鳥海高太朗さん、annaアンバサダーの推し旅白書も公開中。ぜひチェックしてみてください!

そのほかの「推し旅白書2026」を読む

必見!annaとっておき情報をご紹介♡【AD】

■遊んで学べるロボットプログラミング教室「プログラボ」。無料体験会ってどんな感じ? 参加した親子のリアルな感想を聞いてみた!

■珈琲チケットがもらえてアフタヌーンティーが当たる!? 人気カフェで「信州ジビエ」を味わうカレーフェアを開催!

■【神戸市】おでかけにも子育てにもいいってほんま!? 子育てしやすい街ランキング3年連続関西1位! その理由と魅力って?

■冬こそ北海道産の旬野菜がおいしい♡ “新顔冬野菜”を食卓に取り入れて寒い冬を乗り切ろう!

■25歳以下は当日予約で片道5,830円〜!心を揺さぶる宮崎の絶景をめぐる旅♡推し活の遠征にも

■関西からJALでひとっ飛び♡パワースポットに絶景、カフェ、温泉と、魅力がいっぱいの宮崎トリップ

■伝統文化やアートに触れ、美食を味わう、五感をくすぐる富山&金沢旅。JTBならオトクが満載

■冬のごちそう、城崎のかにを心ゆくまで♡いつもがんばっている自分に贈るごほうび旅

Recommend あなたにおすすめ