野球解説とはひと味違う“本音”を京セラドーム大阪でトーク配信！「少々厳しめになるかも（笑）」能見篤史さん独占インタビュー

普段の野球解説では、言葉をしっかり選びながら解説しています。でも今回の「チアホン」はQRコードでアクセスし、イヤホンを着けた方だけが聴けるものなので、普段とは違うような言葉も出るのかな、と思っています。僕の本質のような部分……“本音”が出てきそうです（笑）。

試合中はいろんなことが起きますし、ときにはミスもあったりします。普通に試合を観戦していると、そういう出来事の中で思ったままの言葉が出てくることもありますので、少々厳しめになるかも知れませんね。

不安しかないです（笑）。それは冗談として、立田さんはアナウンサーなので、僕が深めの話をしたときにどんなリアクションをされるのか、というところも当日の楽しみのひとつです。聴いていただいている方には、普段解説している僕とはちょっと違う、「実際、（能見さんは）こんなことを考えているんだな」という部分を知っていただけるんじゃないでしょうか。

球場の雰囲気や応援を楽しみたいのか、もうちょっと詳しく知りたいのか、どの視点で野球を観るかによって変わりますよね。選手の心理って観戦しているだけではわからない部分が多いと思うので、そこを伝えていけたらいいなと思っています。

例えばチャンスで打席が回ってきたとき、選手本人のコンディションによっては「うわ～、回ってきちゃったよ」なのか、「よ～し、来た来た！」なのか、そこは分かれますよね。打ちたいと思っていても、実際問題「こんなん絶対、無理やって！」という場面だってあるし（笑）。守っている野手も、もちろん練習してるし準備もしているけれど、本当に緊迫した場面になると「こっちに飛んでくんなよ……！」とかね（笑）。

選手たちは試合中、基本的にそういった感情を表情に出すことはないですからね。

球場でしか味わえない雰囲気がありますし、チャンスになったらそれぞれのチームによって盛り上がり方もまた違うので、そこも楽しめると思いますよ。

そうですよね。選手たちが変装をしたり、 イケメン……「イケメン……？」と思うところはありますが（笑）、いろんなコスプレで楽しませるなど、球場に足を運んでくれたファンの方々に、野球だけではない部分でも喜んでいただこうと工夫して、いろんなイベントを考えているスタッフさんはすごいなと思います。