個性的な日本酒たちが魅力あふれるキャラに変身!? 新ドラマ「あらばしり」主要キャストにインタビュー
2025年1月9日(木)、読売テレビ・ドラマDiVEにて深夜0時59分からスタートする新ドラマ『あらばしり』。主役の伊藤吟を演じるTHE RAMPAGEの藤原樹さん、一歩己役の西山潤さん、赤武役の市川知宏さん、そして加茂錦役の大倉空人さんにお話をお聞きしました。
『あらばしり』とは
祖父の店を譲り受けることになった青年、伊藤吟(藤原樹さん)。そこは看板もなく、必要としている人にしか見つけることのできない日本酒店だった。そして、6つの日本酒が人間の姿で現れたことで、吟の生活は一変、祖父の遺志を継ぐ、最高のおもてなしが始まる……。原案を橘ケンチさん(EXILE/EXILE THE SECOND)と俳優・脚本家・監督として活躍する平沼紀久さんが手掛ける、注目の日本酒擬人化ドラマです!
https://www.ytv.co.jp/arabashiri/
日本酒の擬人化はファンタジーで斬新!
日本酒のキャラクターを演じる企画を聞いたときにはどう感じられましたか?
藤原:
僕は日本酒ではなく、日本酒店の店主、吟を演じました。原作を読んだときは日本酒を擬人化するってファンタジーな話だなと思ったんですけど、読んでいくうちに、ヒューマンストーリーだし、共感できることも多くて、すごくいい作品だなと思いました。
原案のケンチ(橘ケンチ)さんとは何かお話されましたか?
藤原:
僕、元々日本酒をあまり飲んだことが無かったので、クランクインまでに日本酒を好きになろうと思って。それでケンチさんと平沼さん(平沼紀久・原案)と日本酒会をして、ここに出てくる日本酒を飲み比べしたんです。そこから好きになって、日本酒の話もいろいろ聞いて、奥深さだったり、おもしろさだったりをすごく感じて、クランクインしました。
市川さんはいかがですか?
市川:
僕も斬新な企画だな、と思いました。企画書はいただいていたんですけど、台本はまだもらってない状態で。単純にどんな内容で進んでいくのかが気になりました。あと僕のキャラだけでいうとガタイがいいっていうキャラだったんです。普段から体は鍛えていましたが、よりパンプアップしなきゃなって課題が早速出てきたので(笑)、そこから始めましたね。
順調にいきましたか?
市川:
順調にいったかな……。
西山:
いやいやいや、すてきな体ですよ。
全員:
(笑)。
市川:
だそうです(笑)。
実際に自分が演じる銘柄を飲んで役作り!
では、西山さんお願いします。
西山:
日本酒の擬人化ということで、制限がいろいろあるのかなと思いつつ、人間じゃないからこそ新しい表現の仕方や自由度もありそうだなというのが第一印象でした。役者として新しいステップが踏めるかなというのも率直に思ってすごく楽しみでした。
役作りのために何かされたことはありますか?
西山:
最初に福島県に行きました。「一歩己」が造られている酒蔵さんを見学させてもらって、田んぼを見せてもらって、矢内さん(矢内賢征さん・一歩己を造っている豊国酒造合資会社の代表取締役)のお話も聞いて、飲ませていただいて。そこで役作りを一個一個していきました。このような役作りをしたことは初めてだったので、新しい挑戦だなと思いました。
実際に酒蔵まで行かれたんですね。
西山:
はい。その日からクランクアップまで、毎日「一歩己」を1杯飲むようにしていました。いただいた「一歩己」のグラスで、いろんな「一歩己」を飲みました。現場で「一歩己」を演じて家で「一歩己」を飲みながら、「一歩己」の台本を読んで明日「一歩己」行くみたいな、そんな毎日でしたね。
大倉さん、お願いします。
大倉:
最初、お話をいただいたときに日本酒の擬人化と聞いた時は「ん?」と驚きがありました。でも漫画原作というところで、小さな頃から漫画を読んでましたし、漫画原作のドラマや映画を見ることが多かったからこそ、原作ファンの方にも愛されるような作品にしたいなという気持ちが強かったです。そして、実際に「加茂錦」の荷札酒をひと口飲んで、ノートに味の感じとか、自分が思ったことを書いてみたりして、そうやって役作りしていくことがものすごく楽しい時間でしたね。
気になる日本酒は自分で買って現場にも!
皆さんが演じられたそれぞれの日本酒のオススメのポイントを教えてください。藤原さんはお気に入りをひとつ挙げていただければ
藤原:
どれにしようかなぁ〜(笑)。日本酒を飲まない方にオススメなのはやっぱり「赤武」ですね。
大倉:
いや〜、おいしい。
藤原:
「赤武」は本当に飲みやすくて。甘さもあるんですけど、甘すぎなくてスッキリしているので、日本酒を飲んだことないという人はいいと思います。僕は今、「赤武」の大吟醸を飲んでます。
ご自身で購入されたんですか?
藤原:
はい。買って家で飲んでます。
市川:
現場にも買ってきてくれて。
藤原:
あと「黒村祐(くろむらゆう)」という日本酒があって、ドラマにも出てくるので、一回飲みたいなと思って、調べて買いました。家でちょっと飲んだのですが、一升瓶で飲みきれないので現場に差し入れしました(笑)。
皆さん、飲まれたんですか?
市川、西山、大倉:
飲みました。
いかがでしたか?
西山:
これ日本酒!? ってなりました。すっごく甘くて、スッキリしてて、こんなのあるんだと思いましたね。
全員:
(笑)。
大倉:
引っかかりがなくて、めちゃくちゃ純粋で水!? みたいな。
市川:
スッと入っていく感じで。
では市川さん、お願いします
市川:
僕はひいきじゃなくて「赤武」がすごくおいしいと思ったのと……。
大倉:
ひいきだ(笑)。
市川:
僕がびっくりしたのが、大吟醸とかの名前は聞いたことあったんですけど、全然違いがわからなくて……。でも飲んだら明確に違っていたのが驚きでした。だから好きな銘柄が見つかったら、その大吟醸を飲むとか、そういう楽しみ方もあるんだなって思いましたね。あんまりお酒が得意な方ではないのですが、これからは適度に楽しんでいきたいです。
擬人化しているからこその楽しみ方を!
「一歩己」を演じられた西山さんはいかがですか?
西山:
僕は「一歩己」が大好きになったんですけど、それこそ「一歩己」も大吟醸と普通のと、またほかにも違うのがあったりして、やっぱり全然味が違っていて。僕は大吟醸がすごく好きなので、大吟醸から飲んでいます。正直「一歩己」は誰が飲んでも飲みやすくておいしいですよ、っていう感じじゃないんです。ちょっとズッシリ感があって、最後ちょっと喉に苦味が残るお酒です。それは、お米の特徴を活かしたまま作ってるからなんです。
ただおいしいだけじゃないんですね
西山:
造られた矢内さんがおっしゃっていたんですけど、最初は甘いお酒を作ろうとしていたんです。だけど、甘みじゃなくて苦味が残ってもいいんじゃないかって苦味を残されたらしくて。確かに、そう言われてからですけど、飲んでみるとその苦味がおいしくて。そこからほかのを飲むとまた全然違うし。打ち上げのときにプロデューサーさんがそれぞれの日本酒を6本持ってきていただいて飲んだんですけど「俺は、一歩己だな」って思いました(笑)。
大倉さんはいかがですか?
大倉:
「加茂錦」は多分作品に出てる荷札酒っていうのが「月白(げっぱく)」というラベルなんですけど。荷札酒も調べていくとけっこうラベルに種類があるんです。僕、それを知ってからその「月白」ともうひとつ普通の「加茂錦」を飲んだんです。そしたら「月白」がパインっぽく、そして普通の「加茂錦」は僕的にはメロン風味が強くて。こんなにも日本酒って味が変わってくるんだっていうのをすごく感じました。
同じ銘柄でも全然違うんですね!
大倉:
それこそ大吟醸とかの違いもそうですけど、精米歩合とか、細かい違いでこんなにも味が変わる、日本酒ってすごいなというのをすごく感じて。今回、この作品ではいろんな日本酒についての説明があるんです。なので日本酒を飲んだことが無い方もこのドラマを見て頂けると知識を深めることができますし、どんどん興味も湧いてくると思います。せっかく擬人化してるので、「赤武の肉体いいわ〜」と思ったら、ぜひ「赤武」とか飲んでいただいたり、「あら一歩己、いいたたずまいだな」と思ったら「一歩己」を飲んでいただいたり、そういう新たな日本酒の選び方も楽しんでほしいです。
西山:
せっかく擬人化してるからね。
大倉:
そう、せっかく擬人化してるから、そういうので選んでいただいてもいいかなと思いますね。
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「伝統的酒造り」が無形文化遺産に登録されるなど、注目を集める日本酒を題材にした読売テレビの新ドラマ『あらばしり』。皆さんが演じる、擬人化された日本酒がどういうキャラなのか、楽しみが尽きません。ドラマ『あらばしり』は、2025年1月9日(木)深夜0時59分からでスタートです。放送を見逃した方は民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」で視聴できますよ。お見逃しなく!
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藤原樹さん、西山潤さん、市川知宏さん、大倉空人さんのサイン入り、annaオリジナルフリップを1名様にプレゼントします!
応募方法は、
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②対象の投稿をリポスト。
※締め切り:2025年1月22日(水)23:59
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