不倫で本気になる理由は？女性がハマりがちな「恋愛感情」のワナ

（小川）

いえ、「LOVE is ALL」に行ったのはその10年後です。不倫が発覚した後、私は離婚を決意したのですが、夫は話し合いから逃げてしまい……。最終的には調停離婚という手段を取るまでに、5年の月日がかかりました。

離婚後もいくつか恋愛をしましたが、どれも上手くいきませんでした。不倫と離婚という経験から、「私は女性として選ばれない」という考えが強く植え付けられ、自尊心がズタズタになっていたんです。

（小川）

数年後、「あなたも幸せになるべきだ」と言ってくれる人が現れました。その時の私は彼よりもその考えに心酔し、子どもたちをないがしろにしてしまったんです。結局、その人との関係も、子どもたちとの関係も上手くいかなくなり、全員が家から出て行ってしまいました。

（小川）

ひとり残され「もう死にたい」と思うほど絶望している時に、「LOVE is ALL」を知りました。それまでの経験や思いを全部聞いてもらって、朴井さんから言われた言葉が「ギフトですね」。「この状況がギフト?!なんなの？」と頭の中が？だらけになりました。

（朴井）

実は、修羅場をきっかけに変容する人がすごく多いんです。私から見たら小川さんは「ここからメチャクチャ人生を変えていく人」だったので、その状況がチャンスそのものだと思ったんですね。

（朴井）

修羅場はある意味、人生のターニングポイント。人は強烈な痛みを感じた時に、初めて「本当に変えなければ」という良い意味での危機感を持つ。そしてその時に、ちゃんと人は変われるんです。

（朴井）

今年、不倫の実態について約2000人にアンケート調査を行ったんですが……、不倫をする理由の第1位は男性が「性欲」、女性は「恋愛感情」だったんです。

（朴井）

令和になった今でも、「恋愛した相手が幸せにしてくれる」と無意識に思っている女性はまだまだ多いと感じています。そういう女性は、「好きになった方が負け」という言葉の通り、相手の言いなりになり弱い立場になってしまうんです。だから不倫の恋にものめり込んでしまうのですが、これで幸せになるのは難しいですよね。

（小川）

私も離婚後に不倫の関係になった経験がありますが、まずベースに悲しさ・寂しさ・孤独感がありました。「誰かに幸せにしてほしい」って思っていたんです。

（朴井）

本来女性は、自分で自分のことを幸せにできる。だから既成概念にとらわれず、本当に自分がしたいことはなにか、本当に自分が求めていることは何かをしっかり考えてほしい。自分の願いを自分で叶えることで幸せになれるし、本来の自分の輝きを取り戻せると考えています。

（小川）

私も「こうしなきゃいけない」と無意識にとらわれていたことを朴井さんのサポートによって取り外していって、自分の喜びを取り戻すことができました。

（朴井）

修羅場をチャンスにして人生を変えていくと、その経験が人を勇気づけるエピソードになります。小川さんがそのいい例で、今では「オガ先生」として、「LOVE is ALL」で講師もつとめています。

（小川）

私はね、迷える子羊ちゃんたちに言いたい。あなたがやりたいことに、誰かの意見を気にする必要は全然ない！ あなたはあなたのままで、愛される存在なんですよ♡