裏切り告白の瞬間！サレ妻の驚きの実体験！

（朴井）

とにかく“彼の意見が最優先”となっていて、「自分が本当はどうしたいか」が分からなくなっている女性が多いです。「自分の幸せ」を見失っているのに、本当の意味で幸せになれるわけないですよね。
小川さんもそのひとりで、多くの修羅場を経験してきた人なんです。

（小川）

昔からこうだったわけじゃないんです(笑)。むしろ、学生の頃はポジティブに考えることができないタイプでした。大学卒業後、仕事先で出会った夫と「一生添い遂げるぞ！」と心に決めて結婚しましたが、子どもが生まれてからが大変でした。

夫に親としての自覚が生まれず、休日はサッカーしたり、ライブ観戦に行ったりと自分の趣味を優先。まるで大きな子どもでした。

（小川）

その⽇も⼀⼈で家事と育児をしていたのですが、夫が出かけようとしたことで怒りが爆発！ 近くにあった⽊⾺を投げつけました。
今考えると、あの⽊⾺は私にとって夫の幼さの象徴だったのかもしれません。夫はその⽊⾺を『⾃分が⼩さい頃に遊んでいたものと似ている』と買ってきて、⼦どもと楽しそうに遊んでいました。

大変な育児は私に丸投げで、楽しいところだけ取って⾏くなんて！と、あの時は本当にムカついていました。

（小川）

夫は不倫していることをカウンセラーに相談していたんですが、カウンセラーから『ちゃんと奥さんに伝えなさい』と⾔われて、私に告白してきたんです。

その⽇はリビングに家族全員がいたんですが、夫が『実は不倫してる』と話し出したその瞬間、当時1歳と3歳だった⼦どもたちが何かを察したのか、食べていたポップコーンを撒き始めたんです！ これは一緒にやるしかないと、私も子どもたちとポップコーンを撒き散らかしました。夫だけ、苦虫をかみつぶしたような顔してじっとしていましたね（笑）。
一通りやってスッキリした後に『掃除機かけといてな』って、言いました。

（小川）

もちろんムカつきましたが、それ以上にモヤモヤが晴れて嬉しかったです。3年間悩んでいた「なぜ夫婦の関係がうまくいかないのか」、その理由が分かったので。ポップコーンを撒いているときの気持ちの8割は喜びでした（笑）