創業100周年!関西人のソウルフードの味を支える「オリバーソース」
粉もんに必須の材料といえば“ソース”! 関西人の心に染みる味を作り続ける『オリバーソース』の成功の歴史について教えていただきました。
今回は、2023年1月10日(火)に放送された読売テレビ『朝生ワイドす・またん!』の『イマコレMITENA』から、『関西の創業100周年企業』の『オリバーソース』をご紹介します。
※この記事の価格、営業時間、販売期間などは2023年1月10日(火)放送時点の情報です。最新の情報は各店舗・各施設にお問い合わせください。
■創業100周年!粉もんには必要不可欠な「オリバーソース」
神戸市中央区にある『ポートアイランド』。こちらに2023年で創業100周年を迎える『オリバーソース』の本社があります。
関西人のソウルフード“粉もん”に欠かせないソースですよね。
■「オリバーソース」の歴史
『オリバーソース』の歴史は1923年(大正12年)、神戸に『道満調味料 研究所』を設立したことに始まります。
なんと日本で最初に“とんかつソース”を作ったのは、『オリバーソース』だったんだとか!
現在の代表取締役社長は、3代目の道満雅彦さんです。
今製造している商品は220~230種類。過去のものも含めると1,000種類を超えるそう!
お好み焼き屋さんなど、業務用に販売しているものも多いんだとか。
■震災への想いが込められた「長期熟成ソース」
オシャレな容器に入ったこちらは、長期間熟成させたソース。今は発売していませんが、実は震災への思いが詰まった会社にとって特別な意味を持つソースなんだとか。
1995年1月に起こった、阪神・淡路大震災。
当時『オリバーソース』は、神戸市兵庫区にあり、社長はその4年前に就任。完成したばかりの本社と工場2棟が全焼しました。
被災したときに残った釜があり、それを新しい今の工場へ持って来たそう。そのソースを震災からちょうど10年目、15年目、20年目に発売したのだとか。
今はソースの原液が全て無くなってしまいもう作れないそうですが、こちらでお供えをしています。
工場のあった場所は、現在公園として整備されています。
そこには、『オリバーソース』の記念碑も。
震災後の会社経営は大変でしたが、震災後に残った社員の生活を考え、現在の工場に移転したんだとか。
■阪神・淡路大震災を忘れないために…1月17日に必ず炊くソース
今も鎮魂を込めて1月17日に必ず炊くソースがあります。
こちらが、3年間熟成させた『クライマックス3年仕込みソース』。その仕込みの日は、震災の事を忘れないようにと、毎年1月17日に行っているんだそう。
■会社を100年長続きさせる秘訣
最後に、会社を100年間続ける秘訣を教えていただきました。社長によると、ソースに集中すること、そして神戸で一生懸命に作り続けている会社であることが、ここまで継続できた理由なんだそう。
【関連記事】地元民も意外と知らない!? テレビで紹介された「551」豚まんの秘密こだわりの商品を変わらず作り続けることが、長く愛される企業となる秘訣なのかもしれませんね。(文/Yuikomore)
【画像・参考】
※ 読売テレビ『朝生ワイドす・またん!』(月曜~金曜 5時10分~)
この記事の価格、営業時間、販売期間などは2023年1月10日(火)放送時点の情報です。最新の情報は各店舗・各施設にお問い合わせください。
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