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【栗山千明インタビュー】大阪のスーパーで衝撃を受けた「あるモノ」って!?

2019.02.23

寒さの中にも春の兆しが感じられるようになってきました。皆さん、春のお出かけはもうお決まりですか? これから計画しようという人は、劇場での舞台鑑賞はいかがでしょうか?

今回は、3月・4月に上演される舞台『十二番目の天使』に出演する栗山千明さんに舞台の魅力や、大阪滞在中の過ごし方などを教えていただきました!

スーパーを訪れた際には、関西人には想いもよらない発見があったようですよ。

 

■世界中で愛されている感動のベストセラー小説が初舞台化!『十二番目の天使』

全世界で著作が3,600万部以上読まれている作家オグ・マンディーノの感動作、『十二番目の天使』。今回、待望の初舞台化が決定。豪華キャスト陣が熱演します。

ビジネスで大きな成功を収め、幸せの絶頂にあったジョンは、故郷で新生活を始めようとした矢先、妻のサリーと息子のリックを交通事故で亡くし、人生が一変。

2人のいない世界に絶望し、人生に幕を下ろそうとしたとき、幼馴染のビルに頼まれ、地元のリトルリーグのチーム監督を引き受けることになります。そして、ティモシーという少年と出会います。

十二番目のメンバーとしてチームに選ばれた彼は身体が小さく、運動神経も良いほうではなかったのですが、決してあきらめることなく人一倍練習に励んでいました。そんなティモシーにリックの姿を重ねるジョン。しかし、ティモシーは重大な秘密を抱えていて……。

大切な人たちとの出逢いが生きる勇気を与えてくれる、切なくも優しい心温まる物語です。

 

■母親役で1人2役に挑戦!家族を亡くした男と秘密を抱えた少年の愛と希望の物語

画像:anna

──原作の小説『十二番目の天使』を読んで、どのようなことを思われましたか?

物語の冒頭に主人公の家族が亡くなるという悲しい出来事があるのですが、小説を読み終わった後には前向きな気持ちになれる、そんなお話だと感じました。原作、台本と読むたびに毎回感動します。舞台化にあたり、物語で出てくる野球のシーンはどのように演出するのだろうかなど、イメージしながら、ワクワクしていました。

──今回、栗山さんが演じる役について教えてください。

私が演じるのは、井上芳雄さん演じる主人公ジョンの妻“サリー”と、ジョンが監督を務めるリトルリーグのティモシーの母“ペギー”の2役です。

サリーは主人公ジョンのことを支え、家族のことを誇りに思っている女性で、ジョンの息子リックの母親でもあります。一方のペギーは、ティモシーが秘密を抱えて野球に励むことに不安に感じながらも、母親として我が子のやりたいことをやらせてあげる強さを持っていて……。

2人はどちらも家族愛にあふれた“理想のお母さん”ですね。舞台の原作を初めて読んだときに感じた印象も交えながら、2役を表現していきたいと思っています。

 

■出演者の皆さんと稽古を重ねながら、1つの作品を作り上げていく喜び

画像:anna

──舞台の上で演じることの楽しさとは?

演じることを楽しむというよりかは、まだまだ緊張のほうが勝っています。こう見えて、とても緊張しいなんです。ドラマや映画と違って、舞台は生なので、やり直しがきかないですし。

でも舞台は、出演者の皆さんと1カ月の稽古を重ねながら、チーム一丸となって1つの作品を作っていくので、そこが私の感じている魅力です。

今回で5回目の舞台になるのですが、私自身、少し度胸がついたり、なにかハプニングがあってもこうしようって思えるようになったり……自分の変化を感じれるようになってきたので、それは演じる上での喜びでもあります。

 

■関西のお土産といえば、『点天』の餃子と『551』の豚まん

──関西に来たら、買って帰るお土産はありますか?

仕事で来たときは、そのまま新幹線に飛び乗ることが多いですが、時間に余裕のあるときは、母が餃子好きなので、『点天』の餃子を買って帰ります。『551』の肉まんをお土産にすることもありますよ。

──よく行くおすすめスポットがあれば教えてください。

特定の場所というのはあまりなくて、お仕事で関西に来た場合には、撮影場所や宿泊先近辺のお店に行くことが多いですね。そのとき食べたいもので、おすすめのお店をスタッフさんに教えてもらったり、自分で調べたりしながら行くのが好きなんです。

時間があるときは、梅田を散策したりすることもありますよ。みんなに言うとびっくりされるんですけど、ひとりで食事に行くことも多いです。

 

■栗山千明さんが大阪のスーパーで毎回見かける、あるモノとは!?

画像:anna

──大阪滞在中に衝撃を受けたことがあるそうですね?

こちらで長期滞在する時には、スーパーに買い物に行くこともあるのですが、タコが絶対ありますよね? しかも、足の付け根から塊で丸々パックに入った状態でたくさん売られていて、衝撃を受けました。

関東では、タコは必ずあるものではなくて、置いていてもスライスしてあることが多いです。この違いは、たこ焼き文化の影響なのかなと思っていたんです。関西の皆さん、関東に来られる機会があれば、ぜひスーパーを覗いてみてください(笑)

 

大切な人達との出逢いが生きる勇気を与えてくれる、切なくも優しい心温まる舞台『十二番目の天使』は、3月16日(土)から4月29日(月・祝)までの間、全国9カ所で公演されます。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか(文/原田静香)

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※ anna

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