お花見は奈良公園だけじゃない!地元ライターが教える「県民に愛されるスポット」
奈良県北部には、世界に誇れる自然と文化遺産があふれる奈良公園がありますが、県中部にも『県営馬見丘陵公園』という魅力的な公園があります。
馬見丘陵公園は、北葛城郡の広陵町と河合町にまたがる公園で、県内では奈良公園に次いで2番目に面積が広く、もともとは馬見丘陵に存在する古墳群の保全と活用をするために整備が始まり、2012年に開園しました。
公園内には古墳が点在していたり、1年を通して様々な花やイベントを楽しむことができたり、県中部の憩いの場として子どもから大人まで人気が高い公園です。
今回は、奈良公園とはまた違った楽しみ方ができる馬見丘陵公園をご紹介します。なお、写真は筆者が2021年の春に撮影したものです。
■電車・バスでのアクセスが便利
馬見丘陵公園は、緑道エリア・北エリア・中央エリア・南エリアに分かれていて、近鉄・池部駅のすぐ近くには緑道エリアの入り口があります。
また、近鉄・五位堂駅からは馬見丘陵公園行きの奈良交通バスが運行されています。公園周辺には1,000台分近くの無料駐車場がありますが、春秋の土日などは駐車場や周辺道路が混雑しますので、公共交通機関を利用するのがおすすめです。
■四季折々の花を楽しめる
馬見丘陵公園では1年を通して、様々な花が咲いています。特に3月の河津桜、4月の桜・チューリップ、5月のネモフィラ・バラ、6月のハナショウブ、8月のヒマワリ、秋のダリア・コスモスなどが人気です。
随所にはベンチが設置されているので、座りながら景色を楽しむこともできます。
3月下旬~4月上旬になると、桜(ソメイヨシノ)とチューリップが同時に咲きます。
チューリップは様々な品種が植えられています。“花サポーター”と呼ばれるボランティアの方々も植栽に参加されています。
乙女山古墳の南側にある『ハナモモの丘』と呼ばれるエリアには、ハナモモの木が植えられています。
ハナモモは桃色・紅色・白色などの花が楽しめます。こちらも見頃は3月下旬~4月上旬です。
こちらは4月中旬~5月中旬に見頃を迎えるネモフィラです。
■野鳥の観察スポットとしても最適
馬見丘陵公園には大きな池があり、季節によって様々な野鳥がやってきます。公園内には野鳥観察をされている方も多く見かけます。
■巨大古墳に登ることも!?
馬見丘陵公園は古墳群でもありますので、園内にはたくさんの古墳があります。一見、ただの丘に見える場所も、実は古墳だったりもします。中でも『ナガレ山古墳』は一見の価値ありですよ。
古墳の東側は埴輪が並べられ、葺石を葺いて築造当初の姿に復元されています。ナガレ山古墳は5世紀前半に築造されたと考えられており、全長103mの前方後円墳です。墳丘の上に登ることもできるので、ぜひ古墳からの眺めも楽しんでください。
<スポット情報>
県営馬見丘陵公園
住所:奈良県北葛城郡河合町佐味田2202(公園事務所)
最寄駅:近鉄『池部』または奈良交通バス『馬見丘陵公園』下車
電話番号:0745-56-3851(中和公園事務所)
入園料:無料
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いかがでしたか? 年間通して様々な楽しみ方ができる馬見丘陵公園。3月から4月にかけては桜が見頃になるのでぜひ訪れてみてくださいね。(文/東ポチ)
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※ 東ポチ
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