どこからみても綺麗!幻想的な癒しスポット「奈良金魚ミュージアム」【奈良県奈良市】
2018年4月、奈良市にオープンした複合商業施設『ミ・ナーラ』。その施設の4階にある『奈良金魚ミュージアム』をご紹介します。
奈良市のお隣にある大和郡山市は日本三大金魚生産地として知られています。江戸時代中期、柳沢吉里(やなぎさわ よしさと)が甲斐国(今の山梨県)から大和国(今の奈良県)の郡山藩の藩主に国替えした際に、観賞用として金魚を持ち込んだのが、金魚養殖の始まりと言われています。
■電車・バスでのアクセスが便利
近鉄奈良線・新大宮駅から西へ徒歩20分ほど歩いた場所に『ミ・ナーラ』があります。また、新大宮駅、近鉄奈良駅、JRの奈良駅から無料シャトルバスが発着していますので、天候が悪い日などに利用すると便利です。
■金魚の見せ方がグレードアップ
『奈良金魚ミュージアム』は2021年4月に開館3周年を迎えたのを機に、リニューアルオープンしました。
金魚ミュージアムでは、金魚すくいにチャレンジすることができます。
施設内のいたる所にイスが置かれているので、座ってのんびりと金魚を観賞することもできます。
こちらのフロアは、“和”をイメージした装飾が施されています。
■珍しい金魚がいっぱい!
こちらは高級金魚の代名詞である“ランチュウ”です。ランチュウ系の金魚は背びれが無いのが特徴です。
たくさんの種類の金魚が展示されているので、一つ一つの水槽をのぞくのがとても楽しいです。
こちらは“東錦(あずまにしき)”という金魚です。1943年、横浜の金魚商がオランダシシガシラとキャリコ出目金を交配し、作出した品種で、関東地方で登場したことから“東錦”と名付けられたのだそう。
こちらは“水泡眼(すいほうがん)”という金魚で、下まぶたに大きな水泡を持っているのが特徴で、内部にはリンパ液が入っています。
中国で長らく門外不出とされてきましたが、昭和30年頃に日本に到来。大和郡山市の『やまと錦魚園』が大量生産に成功したそうです。
こちらは“頂天眼(ちょうてんがん)”という金魚です。清王朝の時代には既に存在していたと言われ、明治30年頃に日本に到来しました。眼が上向きに付いているのが特徴ですが、目はほとんど見えないらしく、食べ物は匂いで嗅ぎ分けているそうです。
■撮影スポットが盛りだくさん!
館内は写真撮影が可能なので、写真映えする撮影スポットがあちこちに設けられています。
吊るされている金魚ちょうちんは、山口県柳井市の伝統工芸品です。2014年、大和郡山市で全国の金魚の有識者が集まる『金魚サミットin大和郡山』が開催されてから、大和郡山市周辺でも飾られるようになりました。
こちらの水槽には、阿修羅像の模型が安置されていました。『阿修羅像』は、奈良公園にある世界遺産『興福寺』が所有する人気が高い仏像です。
<施設詳細>
奈良金魚ミュージアム
住所:奈良県奈良市二条大路南1-3-1 ミ・ナーラ 4F
最寄駅:近鉄『新大宮駅』
電話番号:080-4689-2142
営業時間:10:00~18:00(最終受付17:30)
定休日:年中無休
料金:【大人(中学生以上)】1,200円【小学生・65歳以上・障がい者】800円【小学生未満】無料(各税込)
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いかがでしたか? 幻想的な空間で思う存分金魚を楽しめる『奈良金魚ミュージアム』。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。(取材・文/東ポチ)
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※ 東ポチ
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