3月の“気温が急に上がる日”は要注意?気象予報士が教える「2022年花粉情報」
まだまだ寒い日々が続いていますが、暖かい春の訪れを前に、花粉の訪れを感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、読売テレビ『かんさい情報ネットten.』のお天気コーナー『スケッチ予報』でお馴染みの気象予報士・蓬莱大介さんに、2022年2月下旬から3月にかけての天気と2022年の花粉飛散状況を教えていただきました。
■春はもうすぐ?2月下旬から3月にかけての天気
―2月下旬の天気予報を教えてください。
2月終わり頃まで寒波がきやすく、日本海側の雪の降る量も平年の2月より多い傾向です。スキー場にとっては恵みの雪かもしれません。
寒波がくるタイミングと緩む時期で寒暖差が大きくなりそうです。特に、晴れて穏やかだと日差しのぬくもりが大分感じられるようになりました。その分、寒波の時は体にこたえます。いわゆる“三寒四温”です。
―3月になると暖かい日も増えてきますか?
3月からは次第に春めいてくる見込みです。3月になると、低気圧が日本海で発達しやすく、南風が吹き込んで急に気温が上がる日もあるでしょう。その南風が強まれば“春一番”の便りもあるかもしれませんね。その時は雷雨にも注意をしてください。
近畿地方には「奈良の東大寺で行われるお水取りの行事が終わったら、ようやく春がくる」という言葉があるように、3月14日(月)を過ぎるまでは、寒暖差に油断せずお過ごしください。
■花粉の飛散は2月後半から
―春が近づくにつれて、花粉の飛散が気になります。2022年の花粉はいつ頃から飛び始めそうですか?
本格飛散は2月後半からなので、まさにこれからです。スギ花粉の飛散ピークは3月下旬にかけて、3月下旬からはヒノキ花粉が4月下旬の大型連休前までピークになりそうです。
寒い日が長引いていますが、少しずつ最高気温が10℃以上の日もあり、寒さの緩む日も出てきましたので、もう注意が必要かと思います。毎年花粉症に苦しんでいる僕も花粉症の症状が出始めてきました。
―昨年に比べて飛散の量はいかがでしょうか。
近畿地方では、昨年と比べると少し少ない予想です。ですが、3月の気温が急に上がる日は、一気に大量飛散する可能性もあるので要注意です。
―蓬莱さんご自身は花粉症対策として、実践していることはありますか?
症状がひどくなる前に薬でコントロールします。目が乾燥っぽくなるのですが、かかないように気をつけます。そのため目薬は手放せません。部屋やかばんのいろんなところに置いています。
―花粉と同じく、冬は乾燥も気になる季節ですよね。
特にこれからは花粉も飛び始めますので、外から帰ってきたら水で顔を洗い、こまめに保湿乳液をすることを意識しています。僕は、オールインワンのものを使って保湿しています。
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花粉症の方にとっては少し辛い季節となりますが、それでも暖かい春の訪れが待ち遠しいですね。ぜひ蓬莱さんの花粉症対策や乾燥対策も参考にしてみてくださいね。(文/筒井麻由)
【取材協力】
※ 蓬莱大介さん・・・2011年より読売テレビの気象キャスターを担当し、現在は『情報ライブ ミヤネ屋』、『かんさい情報ネット ten.』、『ウェークアップ!ぷらす』に出演中。翌日の天気のポイントをイラストで教えてくれる『スケッチ予報』では、ユーモア溢れるイラストが大人気!
【画像】
※ 蓬莱大介/ウェザーニューズ
※ TAGSTOCK1/Shutterstock
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