皮の薄さに驚き!京都・行列のできるシュークリーム店の誕生秘話とは
シュークリームやたい焼きといった、みんな大好きな定番スイーツ。これを、京都の老舗がアイデアと技術を駆使して、ユニークで美味しい新感覚のスイーツへと変貌させているのをご存じですか?
今回は2021年2月3日(水)に放送された読売テレビ『朝生ワイドす・またん!』の人気コーナー『スイーツファイル』より、京都の蕎麦ぼうろの老舗が手がける新感覚スイーツをご紹介します。
※この記事は2021年2月3日(水)放送時点の情報です。最新の情報は各店舗・各施設にお問い合わせください。
■驚きの皮の薄さに注目!今話題の絶品シュークリーム
今回ご紹介するのは、京都・烏丸御池の近くにあるシュークリーム専門店『クレーム デ ラ クレーム 京都本店』。
東京の六本木ヒルズにも店を構え、行列のできるシュークリーム店として話題なんです!
店内は品と高級感が漂うおしゃれな空間。
ショーケースには従来のものとはイメージが違う、色とりどりのシュークリームが並んでいます。
そして、世界一薄いと宣言している看板スイーツがこちらの『クレーム デ ラ クレーム』(473円・税込)。皮の薄さはなんと、約1ミリ!
ナイフで叩いてみると、コンコンと音が。堅めのサクサク生地です。
中にはクリームが隙間なくぎっしり! ナイフとフォークでいただきます♡
サクサク感を感じてまもなく、スッと溶けてなくなる皮の食感が新鮮です。
■焼き菓子の老舗の意地をかけ、試行錯誤の末に誕生!
「シュークリームを作ると決まったときに先代の社長が『何か変わったものを作ろう』と言い出したのが誕生のきっかけです。実はもともと私たちは京都の蕎麦ぼうろの会社で、長年焼き菓子を製造してきた意地のようなものもありました」と語ってくれたのは、現在の代表取締役・石田宏治さん。
『クレーム デ ラ クレーム』の母体は、1871年創業の『石田老舗』。
蕎麦ぼうろで有名な会社として知られていますが、1999年に先代の肝煎りでシュークリーム専門店という新しい業態をスタートします。
スタート当初は、試作を繰り返す日々……。味わいの美味しさだけでなく、皮の食感にもこだわった先代は、クシュっとした皮の食感が口に残るのが気になったのだそう。
口溶けの良いシュークリームを追求する中で、生地を薄く焼くというアイデアを思いつきます。
焼き菓子製造の意地を見せるべく薄いシュー生地を目指して試行錯誤を重ねますが、なかなか上手くいきません。そんな中目に留まったのが、ムースを作る際に使用するシリコン型でした。
通常のシュークリームは天板を使って生地を膨らませますが、焼き方をガラッと変えて、シリコン型に生地を塗って焼いてみることに。すると、表面がボコボコした生地が焼き上がる中、ある日突然一つ、ツルンとした皮が焼き上がります。
偶然の産物だったので、どうすればこのような綺麗な焼き上がりになるのかをなんと2年ほども追求! 材料の配合や生地の塗り方、焼く際の温度などを変えながら試作を重ね、現在では100発100中で綺麗な皮が焼けるようになりました。
こうして、皮の薄い斬新なシュークリームが誕生したのです。
<店舗情報>
クレーム デ ラ クレーム 京都本店
住所:京都府京都市中京区東洞院通三条上ル曇華院前町449 1F
電話番号:075-241-4547
営業時間:11:00〜19:30(L.O.19:00)※当面の間は18:30まで(L.O.17:45)
定休日:火曜日
話題を集める新感覚スイーツが生み出された背景には、老舗の誇りと意地があったのですね。思わず食べてみたくなります♡(文/ななえ)
【画像・参考】
※ 『朝生ワイドす・またん!』(月曜~金曜朝5時20分~)
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
※この記事は2021年2月3日(水)放送時点の情報です。最新の情報は各店舗・各施設にお問い合わせください。
必見!annaとっておき情報をご紹介♡【AD】
■【秋冬の肌ケア提案】乾燥しがちな大人肌をワンランク上のスキンケアで解決
■おうちで簡単ケアが魅力! 秋のキレイ髪は「セグレタ」&「ブローネ」で叶えよう
■大阪から往復7,800円で城崎日帰り旅!? オトクが満載の気軽な女子旅へ出発進行♡