1年で売り上げ90倍!老舗和菓子店が考案した大ヒット商品とは
老舗の和菓子店が多い京都。しかし、時代の変化もあり、売り上げが落ち込む和菓子屋さんがありました。
今回は2020年7月8日(水)に放送された読売テレビ『朝生ワイドす・またん!』の人気コーナー『スイーツファイル』より、京都の老舗和菓子屋『亀屋良長』のピンチを救ったヒット商品をご紹介していきます。
■1803年創業の老舗和菓子店『亀屋良長』倒産の危機!?
創業1803年の老舗和菓子店『亀屋良長』。
こちらのお店の看板商品は『鳥羽玉(うばたま)』(1箱6個入 486円・税込)。
黒糖を使ったなめらかな舌触りのこしあんに、寒天とけしの実をかけた、上品な甘みのある同店創業以来の名物です。
しかし、8代目である今のご主人が5年前に先代から引き継いだとき、和菓子職人にとっては基本となる『ようかん』が年間50本ほどしか売れないという倒産の危機に直面していました。
■小倉トーストからヒントを得た「スライスようかん」
トーストにあんこをのせた小倉トーストを朝食に食べるのが定番の8代目ご主人の息子さん。
朝食の準備をしていた女将さんが、あんこをスライスにしてしまえば、簡単に小倉トーストができる!と思いついたのが『スライスようかん』なのです!
それからは、あんこのスライス化に向け開発。スライスには、パンに合うようにとバターを加えました。8代目の息子さんが何度も試食して、家族ぐるみで試行錯誤して商品化されたのだとか。
こうして誕生したのが『スライスようかん』(1袋2枚入 540円・税込)。
溶けたバターが程よい塩加減で、あんこもとってもまろやか! これが200年続く『亀屋良長』の倒産危機を救ったのです。
さらに、『ようかん』の売上は年間約7万5,000円から90倍の約700万円になったのだとか!
■斬新な和菓子を作る『亀屋良長』の新メニュー『そんなバナナ、』
古い伝統を守りながらも斬新な和菓子を次々と生み出してきた『亀屋良長』。
そんな同店から登場した新商品が『そんなバナナ、』(1,188円・税込)。
くるみなどがトッピングされ、まるで焼き菓子のように見えるこちらのお菓子。なんと上層部がチョコレート味、下層部がバナナというチョコバナナ風に仕上げたようかん。
続く新型コロナウイルスの影響から、お菓子の名前を見て笑ってもらおうと考えられたネーミングなのだそうですよ。
ピンチを乗り越えて、逆転ホームランを打った和菓子屋『亀屋良長』。あなたも絶品和菓子をお試しあれ♡
<店舗情報>
亀屋良長 本店
住所:京都府京都市下京区四条通油小路西入柏屋町17-19
最寄駅:阪急『大宮駅』『烏丸駅』/京福『四条大宮駅』/地下鉄『四条駅』
電話番号:075-221-2005
営業時間: 9:00〜18:00 (茶房:11:00〜17:00)
定休日:年中無休(元日、1月2日除く)
ご紹介した商品はすべてお取り寄せ可能。積極的にお出かけするのも躊躇する日々ですが、お取り寄せしてお家で楽しめるのも嬉しいですね。(文/奥村陽子)
【画像・参考】
※ 『朝生ワイドす・またん!』(月曜~金曜朝5時20分~)
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
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