TOP ビューティ ペンシルでは線を引かない!? ぱっちり目元を作る「アイライン」の引き方

ペンシルでは線を引かない!? ぱっちり目元を作る「アイライン」の引き方

2018.12.16

12月も半分が過ぎ、街はクリスマスモード全開。そんな中にも年末に向けた慌ただしさが感じられ、あっという間に今年も過ぎ去ってしまいそうな雰囲気です。

美容ライターの筆者が不定期でお送りしているメイクのポイント。前回の眉メイクに引き続き、今回も目もとのメイクに焦点を当てて、アイラインの引き方を伝授いたします!

アイラインはまつ毛の間を埋めるだけでも目もとがキュッと引き締まり、目ヂカラを作ることもできる重要なポイントですよね。ですが実際にはこれであっているの?なんて思っている人も多いので、今回はアイラインの基本をご紹介します。

 

■ペンシル&リキッドを使った基本のアイラインの引き方

アイラインは、アイライナーの種類によって引き方も変わります。ここでは使われることも多い、2種類のアイライナーの特徴と基本の引き方を見ていきましょう。

(1)ペンシルタイプ

ペンシルタイプは、芯がやわらかくて描きやすく、メイク初心者にも取り入れやすいアイライナーです。発色が穏やかなのでより自然に仕上がり、失敗したときにも修正しやすいのが特徴。鉛筆タイプや繰り出しタイプなど、使いやすいものを選ぶことができますよ。

アイライナー

画像:anna

ペンシルタイプのアイライナーを使うときは、まつ毛の間を埋めるようなイメージで、目尻から目頭に向かって描くようにしましょう。このとき、線を引くのではなく、ペンシルを左右に小刻みに動かしながら、ゆっくりとまつ毛の生えぎわを埋めていくようにするのがポイント。ここでは多少、雑な仕上がりでもOKです。

アイライナー

画像:anna

まつ毛のすき間を埋めることができたら、綿棒ではみ出した部分を修正しながら全体にぼかしていきます。こうすることでより自然な目もとに仕上がり、アイシャドウとのバランスも良くなりますよ。

(2)リキッドタイプ

リキッドタイプは、ツヤのある発色で、より目もとを強調することのできるアイライナーです。一度定着すると落ちにくく、太さも調整ができるのが特徴。定番カラーはもちろん、遊び心のあるカラータイプやラメ入りなども人気です。

アイライナー

画像:anna

リキッドタイプのアイライナーを使うときは、まつ毛の生えぎわのギリギリの部分に線を引くように描いていきます。まずは目の真ん中・黒目の上のあたりから目尻に向かってラインを描き、そのあと目頭の方へ、線が太くならないよう少しずつ描きます。

アイライナー

画像:anna

描き終わったら綿棒でラインをなぞることで、肌にしっかりと密着し、くっきり感もおさえて自然に仕上げることができますよ。

 

■パンダ目防止のためにひと手間かけたいポイント

アイライナーを引くと、滲んだりよれたりしていつの間にかパンダ目になってしまう!というお悩みをお持ちの方も多いはず。

その原因は皮脂や汗、涙などにあります。汗をかかない時期にも皮脂は分泌されているので、朝のメイクのときにしっかりと対策をしておきましょう! ひと手間かけてあげるだけでもパンダ目は防げるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

アイライナー

画像:anna

(1)油分を取り除く

スキンケアやファンデーションなどにも、崩れの原因となる油分が含まれます。アイライナーを引く前に、ティッシュで軽く押さえるだけで余分な油分を取り除くことができます。

(2)フェイスパウダーを使う

まずアイライナーを引く前に、フェイスパウダーをつけ、まぶたをさらっとした状態にしておきましょう。さらにアイライナーを引いたあとにもフェイスパウダーを軽くつけることで持ちが良くなります。

(3)パウダーアイシャドウを使う

アイライナーを引いたあと、フェイスパウダーではなく、パウダータイプのアイシャドウを使うことでも同じような効果が得られます。

アイシャドウの締め色などをアイライナーに重ねることで、自然なグラデーションを作りながら目ヂカラをアップすることも可能! ですが塗りすぎはメイク崩れの原因となるので、注意してくださいね。

 

■ネコ目?たれ目?なりたい印象別アイラインの引き方

最後に、なりたい印象に近付くアイラインの引き方を伝授します!

(1)彼のハートも射抜く!魅惑のネコ目メイク

キリッとした魅力的なネコ目は、みんなの注目を集めること間違いなし! パーティーにも活用したいメイクです。

アイライナー

画像:anna

(1)アイラインを目尻の少し手前まで引き、先端を跳ね上げて5ミリほど描きます。
(2)下まぶたを伸ばすようなイメージで線を引き、(1)のラインと三角形をつくり塗りつぶします。
(3)跳ね上げた部分から黒目の上の部分でラインの太さを調整し、自然に仕上げます。

(2)はかなげな印象にドキッ!たれ目メイク

アイライナー

画像:anna

(1)鏡を目線より下に置き、のぞきこむようにしてラインを引いていきます。
(2)目尻までラインを引いたら、そのまま伸ばすように5ミリほどラインを下に引いてください。
(3)目尻の部分にできたすき間を埋めるように塗りつぶします。
(4)さらに下まぶたにダークカラーのアイシャドウを少し入れることで、よりたれ目の印象をつくることができます。

 

いかがでしたか? イベントごとも多いこのシーズン、目もとのメイクはしっかりとしておきたいですよね。ぜひ今回の内容を参考に、自信をもった表情で楽しい時間を過ごしてくださいね!(文・写真/須田夏美)

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