幻のゴボウ、高さ20mを空中移動…？兵庫・丹波篠山が楽しそう

兵庫県中東部に位置する丹波篠山市は、城下町として栄え、山に囲まれた立地を活かした魅力がいっぱい詰まっています。

そこで、2020年10月25日（日）に読売テレビで放送された『クチコミ新発見！旅ぷら』より、兵庫県丹波篠山市のお出かけスポット＆グルメを5つご紹介します！

スポーツ、グルメ、芸術と丹波篠山にはお楽しみがたくさんありますよ。

（1）スリル満点のアトラクション！森の中を空中移動できちゃう「フォレストアドベンチャー丹波ささやま」
（2）徳川家康が築いた難攻不落の城「篠山城」
（3）3つの条件が必須の丹波篠山のご当地グルメ「極上ジビエ丼」（食事処　和多作）
（4）イギリス発祥の「スリップウェア」を継承した丹波焼（丹窓窯）
（5）丹波篠山でしか手に入らない幻の「住山ゴボウ」（里山の彩　はな円）

※この記事は2020年10月25日（日）放送時点の情報です。最新の情報は各店舗・各施設にお問い合わせください。

■1：スリル満点のアトラクション！森の中を空中移動できちゃう「フォレストアドベンチャー丹波ささやま」

画像：読売テレビ『クチコミ新発見！旅ぷら』

フォレストアドベンチャーは、木製の足場や階段、つり橋などが設置された森林体験型のアウトドアパークです。

画像：読売テレビ『クチコミ新発見！旅ぷら』

こちらの名物は、森の中を空中移動できるジップスライド。木と木の間を一気に滑走するアクティビティで、なんと高さ20m、長さ100m！
これは日本でもトップクラスを誇るジップスライドなんです。爽快に大自然の中を駆け抜ける絶叫アトラクション、ぜひ体験してみて！

＜施設情報＞
フォレストアドベンチャー丹波ささやま
住所：兵庫県丹波篠山市火打岩265-3
電話：090-9119-3380
受付時間：9:00～15:00
定休日：木曜日（不定休）
料金：アドベンチャーコース　4,200円※小学4年生以上

■2：徳川家康が築いた難攻不落の城「篠山城」

画像：読売テレビ『クチコミ新発見！旅ぷら』

篠山城は1609年に徳川家康が築城の名手 藤堂高虎に命じて、わずか6カ月で完成させたと言われています。互い違いに順番に積まれた石垣が特長で強度が高いんです。

画像：読売テレビ『クチコミ新発見！旅ぷら』

石垣の下にある広場「犬走り」は、城の土手の斜面に作った細い通路ことで、篠山城は他の城に比べて「犬走り」が広いんです。「犬走り」が広いと敵が集まりやすく、集まった敵に向かって油をまいて火矢で射ちまくることができるので、攻められることが防げる防御が固いお城になったのだとか。

画像：読売テレビ『クチコミ新発見！旅ぷら』

篠山城には他の城にはない特徴があるんです。それは石に刻まれた戦国大名の刻印の数の多さ。　築城にたくさんの戦国大名が集まり、徳川家康への忠誠心を示したという説があるのだとか。その刻印の種類は150も！　篠山城に訪れたときはチェックしてみて！

＜施設情報＞
篠山城
住所：兵庫県丹波篠山市北新町2-3

■3：3つの条件が必須の丹波篠山のご当地グルメ「極上ジビエ丼」（食事処　和多作）

画像：読売テレビ『クチコミ新発見！旅ぷら』

丹波篠山でしか獲れない貴重な食材を使ったご当地グルメがあります。『食事処　和多作（わたさく）』では、メニューには載っていない知る人ぞ知るジビエ丼『鹿肉のたたきトロロ丼・漬物・味噌汁付（1,320円・税込）があります。

画像：読売テレビ『クチコミ新発見！旅ぷら』

このジビエ丼には、3つの条件が必須なんです。それが鹿肉とお米と丹波篠山の特産『山の芋』。

画像：読売テレビ『クチコミ新発見！旅ぷら』

鹿のもも肉は、フライパンで焼いた後にさらに網で焼くという2度焼きすることで、ジビエ特有の臭みを取り除いているんです。

画像：読売テレビ『クチコミ新発見！旅ぷら』

丹波篠山特産の『山の芋』は通常の長いもより5倍以上の粘りがあると言われているんです。丹波篠山の特産品を3つ使った『篠山まるごと丼』のひとつ『ジビエ丼』は、鹿肉の獣感がなく、パワーみなぎるご当地グルメです。

＜施設情報＞
食事処　和多作
住所：兵庫県丹波篠山市東新町214-20
電話：079-506-1967
営業時間：11:00～13:30／17:30～22:00
定休日：日曜日・祝日

■4：イギリス発祥の「スリップウェア」を継承した丹波焼（丹窓窯）

画像：読売テレビ『クチコミ新発見！旅ぷら』

丹波篠山の今田町・立杭地区は、日本六古窯の1つで丹波焼の町なんです。800年ほどの伝統を受け継ぎ、現在約60軒の窯元が点在しています。丹波焼は明るい鮮やかな地肌に緑色が映え爽やかな作品が多いのが特徴ですが、江戸時代から続く老舗の窯元『丹窓窯』は丹波焼の窯元で唯一「スリップウェア」を受け継いでいるんです。

画像：読売テレビ『クチコミ新発見！旅ぷら』

「スリップウェア」とは、素焼き前の器に化粧泥（けしょうど）と呼ばれる泥で模様を描いた器のことで、戦後、世界的に有名なイギリスの陶芸家が丹波篠山を訪問し、イギリス発祥の「スリップウェア」を『丹窓窯』に伝えたのだとか。この「スリップウェア」を今も受け継いでいる窯元は、全国でも数軒しかないそうです。

画像：読売テレビ『クチコミ新発見！旅ぷら』

スポイトや竹の細い先のしなりを利用して描いた模様は、丹波焼の里”に伝わる異国の芸術作品です。

＜施設情報＞
丹窓窯
住所：兵庫県丹波篠山市今田町上立杭327
電話：079-597-2057
営業時間：10:00～17:00
定休日：不定休

■5：丹波篠山でしか手に入らない幻の「住山ゴボウ」（里山の彩　はな円）

画像：読売テレビ『クチコミ新発見！旅ぷら』

丹波篠山の住山地区で獲れる『住山ごぼう』は、一般のゴボウより太いのが特徴で、住山地区の集落10軒でしか栽培していないのだとか。市場では出回らず、地元の直売所でしか手に入らないため、「幻のごぼう」と言われているんです。サラサラとした独特の土質で、昼夜の寒暖差の大きさがうま味を凝縮させ、おいしいゴボウが出来上がる秘密だそう。

画像：読売テレビ『クチコミ新発見！旅ぷら』

『里山の彩　はな円』は、希少価値が高い『住山ごぼう』を食べることができる地元の家庭料理のお店です。

画像：読売テレビ『クチコミ新発見！旅ぷら』

ささがきにした『住山ごぼうの天ぷら』は、やわらかくてサクサク！　とてもジューシーです。『住山ごぼうの炊き込みご飯』など、ここでしか食べられない郷土料理を楽しむことができます。『丹波篠山牛＆住山ごぼうのすき焼き』（7,000円・税込）は、地酒をたっぷり入れて煮込んだ逸品。ごぼうのうま味がつまった丹波牛は、相性バッチリ♡　ごぼうは炊き込んでもシャキシャキで糖度も高いです。

＜施設情報＞
里山の彩　はな円
住所：兵庫県丹波篠山市住山552
電話：079-595-0185
料金：ある日のおまかせコース（1人4,180円～）※完全予約制

いかがでしたか？　爽快アクティビティから異国の芸術や旬のグルメまで、魅力がいっぱいの丹波篠山にぜひ訪れてみてください。（文／奥村陽子）

【画像・参考】
※ 読売テレビ『クチコミ新発見！旅ぷら』（毎週日曜　あさ10時55分～）
※ この記事は2020年10月25日（日）放送時点の情報です。最新の情報は各店舗・各施設にお問い合わせください。

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