「京都・天橋立～伊根」を巡る！名物スポット＆絶品グルメ6選

京都・天橋立は、関西が誇る日本三景の一つで、観光地としても有名な場所ですよね。

2017年12月24日（日）に読売テレビ『クチコミ新発見！旅ぷら』で放送された『京都・天橋立クチコミ旅』から、丹後の贅沢な“冬の2大味覚”を含め、名物スポットなど6つをご紹介します。

知恵を授かるといわれる評判のスポットや、珍しい日本酒などが登場しますよ！

 

■1：センスがいっぱい！縁起がいい「扇子おみくじ」（智恩寺）

天橋立駅から徒歩5分のところに、受験生に人気のお寺『智恩寺（ちおんじ）』があります。

こちらは、知恵を授けるといわれる文殊菩薩がご本尊で、受験シーズンになると合格祈願に訪れる学生で賑わうのだそう。

その智恩寺には、ユニークな“扇子型のおみくじ”があるのです！

扇子は、末広がりを表すその形から、大変縁起が良いものとされており、境内の松の木にはたくさんの“おみくじ”ならぬ扇子がいっぱい。

この光景を見るだけでも十分おめでたい気分を味わえます。

さらに、こちらのお寺では、昔より力自慢にも使われていた『力石（ちからいし）』という丸い石が置かれています。

力と知恵を授けてくれると伝えられており、触れるだけでもご利益があるのだとか。

＜施設情報＞
智恩寺（ちおんじ）
住所：京都府宮津市字文珠466
電話：0772-22-2553
最寄駅：北近畿タンゴ鉄道『天橋立駅』

 

■2：智恵が授かる？名物スイーツ『智恵の餅』（文珠荘　勘七茶屋）

智恩寺の目の前には、たくさんのお土産物屋さんが集まります。そのなかに、天橋立の名物スイーツを扱う『文珠荘　勘七茶屋（もんじゅそう かんしちちゃや）』があります。

その名物スイーツとは、『智恵の餅』（1皿3個入り・お茶付き　260円）です。

ひと口大の柔らかなお餅の上には、たっぷりのこし餡が！　上品な甘さがとてもおいしくて、つい食べ過ぎてしまいそう。

＜店舗情報＞
文珠荘　勘七茶屋（もんじゅそう かんしちちゃや）
住所：京都府宮津市文珠471-1
電話：0772-22-2105
最寄り駅：北近畿タンゴ鉄道『天橋立駅』
営業時間：8:00～17:00
定休日：不定休

 

■3：龍が見える！天地逆転「股のぞき」（天橋立ビューランド）

智恩寺から徒歩15分ほどの場所にある、天橋立を一望できる展望台と遊園地が併設された施設『天橋立ビューランド』。

ここに来たら、必ずやっておきたいのが“股のぞき”です！

施設入口を左手に進むと、宮津湾と阿蘇海を臨むエリアに着きます。こちらに常設されている“股のぞき台”に立ったら、足を開いて股の向こうから景色を見てみてください。

天橋立がひっくり返り、龍が天に昇っているような姿が見えますよ！　冬の早朝には、天橋立に新雪が積もり、真っ白な“龍”を見ることができるのだそうです。

＜施設情報＞
天橋立ビューランド
住所：京都府宮津市文珠437
電話：0772-22-1000
最寄り駅：北近畿タンゴ鉄道『天橋立駅』
営業時間：9:00～16:30（11月1日～2月20日まで）
※2月21日以降の営業時間はホームページでご確認ください。
入園料：大人（中学生以上）850円／小人（小学生）450円
※モノレール・リフト共有往復代金含む

 

■4：海上タクシーで行く！黒いダイヤの絶品丼『干しなまこ丼』（食事処・呑み処　なぎさ）

伊根湾を囲む伊根町には、およそ230軒もの舟屋（漁師町である伊根の住居）が建ち並んでおり、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。海上タクシーを使って、その町並みを楽しむことができます。

その伊根の一角に、高級食材を使った丼を提供しているお店『食事処・呑み処　なぎさ』があります。

注目のメニューが『干しなまこ丼』（1,500円）です。

干しなまこは、中国や台湾でフカヒレやアワビに並びほどの高級食材で、“黒いダイヤ”の異名を持つ黒ナマコを、2か月かけて天日干ししたもの。

白ネギ、タケノコ、しいたけと一緒に炒めてオイスターソースで味付けされた丼は、旨味がぎゅっと濃縮された味とプルプルとろ～りとした食感が絶品です！

＜施設紹介＞
海上タクシー
住所：京都府与謝郡伊根町亀島459
電話：090-1022-1252
アクセス：丹海バス「伊根」下車
料金：大人（中学生以上）1,000円／小人（小学生）500円　※利用は2人～
運行時期：3～11月　※荒天の場合は運休になることがあります。
※詳しくはホームページをご確認ください。

＜店舗紹介＞
食事処・呑み処　なぎさ
住所：京都府与謝郡伊根町字平田563
電話：0772-32-0022
メール：uusuteki@gmail.com
アクセス：丹海バス「伊根」下車
営業時間：8:00～21:00
※要予約
※予約はメールでの受付です。

 

■5：見た目も味も独創的！女性杜氏が考案した日本酒『伊根満開』（向井酒造）

260年以上の歴史を誇る造り酒屋『向井酒造』。こちらには、日本でも数少ない女性杜氏（とうじ）がいます。

杜氏が考案したのが、日本酒が苦手な人にも飲みやすい新感覚のお酒『伊根満開（いねまんかい）』（720ml　1,900円 税込）です。

ワインのロゼに似てピンク色で、ベリーのような酸っぱさと小豆のような甘さが特徴。古代米“赤米（あかまい）”を使って作られたお酒は、とても珍しく、肉料理にも合うのだとか。

向井酒造では、このほかにもさまざまな日本酒を販売しています。海の上で日本酒をいただけるスペースもありますので、ぜひ一度ご賞味あれ！

＜店舗情報＞
向井酒造
住所：京都府与謝郡伊根町平田67
電話：0772-32-0003
FAX：0772-32-0199
アクセス：丹海バス「平田」下車
※11月～仕込み期間のため注文はTELまたはFAXにて。

 

■6：丹後発祥！極上グルメ『特選カニ会席』（文珠荘）

天橋立駅から徒歩5分ほどの場所にある温泉旅館『文珠荘』。こちらは、丹後半島で採れた新鮮な海の幸が味わえる老舗旅館です。丹後の冬の味覚といえば“松葉ガニ”が有名。こちらの旅館では、その松葉ガニを贅沢に会席料理でいただくことができます。

『特選カニ会席』（1泊2食付き　38,800円～※2018年現在）では、活カニの刺身やカニ味噌、石窯で焼いた焼きガニ、かにすきなども楽しめます。

おいしいお料理と美しい景色に癒されながら、ぜひ丹後の味覚を堪能してくださいね。

＜施設情報＞
文珠荘（もんじゅそう）
住所：京都府宮津市天の橋立海岸
電話：0772-22-7111
最寄り駅：北近畿タンゴ鉄道『天橋立駅』

 

丹後の名物スポットや絶品料理を6つご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか？　海上タクシーは、お好みの場所で下船もできるそうですので、ぜひ船頭さんに聞いてみてくださいね。（文／浜田 みか）

【画像・参考】
※ 読売テレビ『クチコミ新発見！旅ぷら』（毎週日曜　あさ10時55分～）

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