TOP ライフスタイル 【NISA・つみたてNISA】今だからこそ知っておきたい!税金で得する制度

【NISA・つみたてNISA】今だからこそ知っておきたい!税金で得する制度

2020.05.18

最近よく聞く『NISA(ニーサ)』や『つみたてNISA』。お得な制度ってことはなんとなく分かるけど、実際に内容や2つの違いを理解している人は少ないのでは?

経済状況が不安定な今、少しでも上手にお金を活用していきたいと思う人は多いはず。この機会にぜひ自分に合った資産運用のやり方を確認してみてくださいね。

 

■1:投資で得た利益が非課税に!『NISA』

『NISA』(少額投資非課税制度)は、投資で得た利益が非課税になる制度。利子や利益には20.315%の税金がかかりますが、株式では配当金、投資信託では分配金、他にも売却して得た利益も非課税になります。

画像:CORA/PIXTA(ピクスタ)

たとえば、100万円で買った株式や投資信託を120万円で売却すると約20万円の売却益が得られ、それに対して約41,000円の税金がかかるところ、NISA口座を利用すればゼロに。

画像:kei/PIXTA(ピクスタ)

始め方は、証券会社などに『NISA』専用の口座を作ることから。その口座に年間120万円まで、最長で5年間、合計600万円まで投資できます。

口座開設ができるのは2023年まで、2024年からは新NISAが始まる予定です。

 

■2:リスクを抑えながらコツコツ投資する『つみたてNISA』

画像:ペロリ/PIXTA(ピクスタ)

『NISA』は投資で得た利益が非課税になる制度ですが、『つみたてNISA』は積立形式で投資した場合の利益が非課税になる制度です。

1人につき1口座のみで、得られた利益が非課税に。投資するのは、金融庁が認可した投資信託である『株式投資信託』と『上場投資信託(ETF)』に限られています。

画像:metamorworks/PIXTA(ピクスタ)

投資は、預貯金よりも増えるケースがある一方で、値下がりすれば元本割れするリスクも。そのため、毎月一定の額を長期で投資し、リスクを抑えながら投資するのに最適な制度が『つみたてNISA』なんです!

『NISA』と同じで、証券会社などで『つみたてNISA専用』の口座を作るところから始めます。この口座に年間最大40万円、最長20年間、積み立てていくことができます。インターネット証券では毎月100円程度から、大手証券会社でも1,000円程度からの投資が可能。積み立てに向いている投資信託を金融庁が選んでいて、いつでも解約できるところも気軽に始めやすいポイントです◎。

【関連記事】「今後の生活が不安…」すぐに確認したい!休業・失業中に届け出すればもらえるお金5選

『NISA』を始めたいと思っても、ハードルが高そうでなかなか一歩を踏み出せないという方も多いかもしれません。まずは『つみたてNISA』で、小額から長期積み立てをはじめてみてはいかがでしょうか?(文/奥山りか)

【監修】
※ 井戸美枝さん・・・ファイナンシャルプランナー・社会保険労務士・産業カウンセラーとして、相談、講演、執筆活動などを行う傍ら、複雑なお金にかかわる動きをかんたんに読み解く経済エッセイストとしても活動中。

画像:日経BP

<書籍紹介>
一般論はもういいので、私の老後のお金「答え」をください! (amazon)

【画像】
※ metamorworks・CORA・kei・ペロリ/PIXTA(ピクスタ)

おでかけできない今だからこそ見ておきたい!おすすめスポット【PR】
【奈良】1日1本のプレミア列車で行く♡
【北陸】大阪から2時間半!JRでいく女子旅
【日帰り】女子旅スポット5選
【関西在住の家族必見!】おすすめスポット5選

Recommend あなたにおすすめ