まるでお菓子のテーマパーク!『クラブハリエ』の“焼きたて”バウムクーヘンが食べられるスポット
お菓子のテーマパークと呼ばれるスポットが滋賀にあるのをご存知ですか?
今回は2019年8月8日(木)に放送された読売テレビ『朝生ワイド す・またん!』の『スイーツファイル』より、『ラ コリーナ近江八幡』で人気のスイーツと、『クラブハリエ』のバウムクーヘンの隠された秘話をご紹介していきます。
■まさに『お菓子のテーマパーク』!ここでしか食べられないスイーツも
緑豊かな自然に囲まれた『ラ コリーナ近江八幡』。和菓子の名店『たねや』と洋菓子の名店『クラブハリエ』を統合した複合型施設で、中はまさに“お菓子のテーマパーク”のような可愛らしい内装となっていて、SNS映えすると人気のスポット。
中にはもちろん『たねや』の和菓子の販売スペースも。
2017年の入場者数はなんと285万人! 滋賀の言わずと知れた観光スポットになっています。
■口の中でとろける『焼きたてのバームクーヘン』が食べられる!
そして、『クラブハリエ』のスペースでいただけるのは、もちろん言わずとしれたバームクーヘン!
『ラ コリーナ近江八幡』限定で食べられる『焼きたてバームクーヘンセット』(982円・税込)。
焼きたてのバームクーヘンは柔らかくフワッフワで、口の中でとろけるような食感!
■バームクーヘンは日の当たらなかった存在だった!?
しかし、そんなバームクーヘンにも売れない時代がありました。そこには隠された秘話があるのだとか……。
1872年に創業し、滋賀県では最中などを中心に圧倒的な人気を誇る和菓子屋として一時代を築いた『種屋末廣(たねやすえひろ)』。
1973年には、とある外国人との出会いから『クラブハリエ』として洋菓子をはじめ、バームクーヘンも売り出すことに。
しかし、当時の看板商品はモンブラン。バームクーヘンは結婚式の引き出物に使われるのが主流で、パサパサしたイメージもあり見向きもされなかったのだとか。
『阪神百貨店』から「看板商品のモンブランを売って欲しい」と、初の大阪出店の声がかかったのです。そこで、「バームクーヘンをどうにか売らせて欲しい」と必死に売りこみました。
最初は拒否されたものの、“1日50万円売り上げる”という厳しい条件付きで出店を認めてもらえることに。
「みんな本物のバームクーヘンの味を知らないだけ」と、お客さんの目の前で丸太からカットして提供することで乾燥を防ぐことを考案。オープン日には、店頭に丸太を運んでライブ感を取り入れました。すると、初日の売り上げは、目標の50万円を大きく上回り、67万円を売り上げました。
ここから『バームクーヘン革命』が始まり、言わずと知れた『クラブハリエ』の『バームクーヘン』とまで言われるようになったのです。
今や、『たねやグループ』の聖地になりつつある『ラ・コリーナ近江八幡』。ぜひ、ここでしか味わえないスイーツを食べに、足を運んでみて!(文/小田切萌)
<店舗情報>
ラ コリーナ近江八幡
住所:滋賀県近江八幡市北之庄町615‐1
アクセス:【自動車】名神高速『竜王』インターチェンジから車で40分
【電車】JR『近江八幡駅』
電話番号:0748-33-6666
営業時間:9:00〜18:00(カフェは17:00 L.O.)
定休日:なし
【画像・参考】
※ 読売テレビ『朝生ワイドす・またん!』(月曜~金曜 5時20分~)
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