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映画『アルキメデスの大戦』菅田将暉が語る「大阪の思い出の場所」とは

2019.07.26

第二次世界大戦が数学者の視点で描かれている、かつてない漫画『アルキメデスの大戦』。待望の映画化ということで注目度も高い中、いよいよ2019年7月26日(金)に公開! 今から楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?

豪華キャストが集結する本作で主演を務める菅田将暉さん。今回は、菅田さんに収録時の裏話や、大阪にまつわるエピソードを伺いました!

 

■『アルキメデスの大戦』あらすじ

時は1933年(昭和8年)。欧米列強との対立が深まる一方、日本は軍拡路線へと歩みを進めていた。

そんな中、海軍省は、世界最大の戦艦を建造する計画をひそかに進行。この計画に反対していた人物が、舘ひろし演じる海軍少将・山本五十六。彼は、戦艦の建造がいかに国家予算の無駄遣いであり、愚かなことであるかを証明するために、独自に計算を進めていた。

しかし、国家の機密情報は厳密に管理されており、軍の息のかかっていない外部の協力者が必要だった。そこで目を付けたのが、菅田将暉演じる100年に一人の天才と言われる元帝国大学の数学者・櫂直(かい・ただし)。数学を偏愛し、軍隊嫌いの櫂と海軍のかつてない頭脳戦が勃発する。巨大戦艦の秘密に迫る櫂は……。

 

■大阪出身なのに、暑さで関西弁がしゃべれなくなる!?

©2019映画「アルキメデスの大戦」製作委員会
©三田紀房/講談社

ー今回の映画の見どころや、魅力を教えてください!

菅田 数学を偏愛した男の物語で、本当に誰が見ても楽しめるエンターテイメントに仕上がっています。

僕自身、完成した作品を見て、本当に「面白い!」と思いました。戦艦大和を中心とした映像の迫力ももちろん魅力のひとつだし、さらに、シリアスな戦争を背景に行われる会議劇の中で、自分の目で見たものを信じて戦っていく大人たちに、胸打たれるシーンも多くあるのではないでしょうか。

非常に理解しやすく、人間味あふれた映画です。ぜひ、家族で見てほしい作品ですね。

ー演じる上で、大変だったことはありますか?

菅田 やはり、数学者の役だったので、数式を覚えることですね。数式の意味を理解したうえで、黒板に文字を書きながら言葉を話すというのは、なかなか難しかったです。

黒板に文字を書くというのに案外てこずって。学校の先生が書いているのは、簡単そうに見えたんですけどね。大変でした。

ー暑い中の撮影でしたが、いかがでしたか?

菅田 もうね、めちゃくちゃ暑くて! 赤レンガ地帯での撮影シーンも多くあり、神戸にもよく撮影に行っていました。

神戸の、当時からあるような古い施設で撮影していて。空調もなければ、扇風機も本番中はつけられなかったんですよね。本当に暑すぎて、鶴瓶さんが関西弁をしゃべれなくなっちゃいました(笑)

そんな神戸での撮影の合間、一緒に撮影していた浜辺さんも一緒に3人でしりとりで遊んでいたのですが、やっぱりその時も鶴瓶さん暑さで関西弁は話せていなかったです(笑)

 

■大阪の思い出の場所はここ!

ー関西に帰ってきたら、帰ってきた!という印象はありますか?

菅田 実家に帰ると、「やっぱり地元は落ち着くな」という感覚にはなりますが、新大阪や梅田あたりは、急激に変わりすぎてて、もうついていけないです。

HEP周辺は、あまり変わらないですけどね。僕が芸能界に入ったきっかけが、HEP前でのスカウトでしたし、近くには帰るとよく行く喫茶店もあります。

一番奥の席に座っていると、とても落ち着くんですよね。

ー大阪で、今後行ってみたい場所はありますか?
大阪でいうと、あべのハルカスにはまだ行ったことがないので、行ってみたいですね!

 

©2019映画「アルキメデスの大戦」製作委員会
©三田紀房/講談社

撮影の裏話や大阪のスポットを教えてくださった菅田さんが主演を務める映画『アルキメデスの大戦』は、2019年7月26日(金)全国東宝系にて公開。菅田さんの演技をぜひ、劇場で確かめてみてくださいね!(文/藤田真奈)

【参考】
※ 『アルキメデスの大戦』公式ホームページ
※ 『アルキメデスの大戦』予告映像

【画像】
※ anna

 

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