梅雨をとことん楽しむ!蓬莱さんが教える梅雨を存分に楽しむ方法【教えて蓬莱さん!お天気耳より情報】
いよいよ関西でも梅雨のシーズンが始まりました。雨が降ると外に出るのも億劫……
今回は、読売テレビ『かんさい情報ネットten.』のお天気コーナー『スケッチ予報』でおなじみの気象キャスター・蓬莱大介さんに雨の季節の楽しみ方を教えていただきました。
■楽しみ方1:梅雨の準備ができたら、お気に入りのアイテムでおしゃれを楽しんで
──蓬莱さんは、どんな傘を使っていますか?お気に入りの傘があったら、教えてください。
傘はいろいろ使用していますが、お気に入りは『Caetla(サエラ)』というメーカーから出ている『+TIC(プラスチック)』という傘。耐久性に優れたプラスチック素材でできていて、古くなったら資源ゴミとしてリサイクルできるんです。
写真の傘は、僕のイラストを加えて、2018年に数量限定で発売したオリジナルデザインです。
──蓬莱さんが以前に『スケッチ予報』で描かれたイラストのように、お気に入りのレイングッズで揃えても気分が上がりそうです!
■楽しみ方2:梅雨に咲く花と一緒に梅雨明けをカウントダウン
──雨が多いと憂鬱になりがち……この時期を楽しく乗り切る方法はありませんか?
雨の季節だからこそ楽しめることもありますよ。その1つが植物。この写真にある『タチアオイ』は、なんと梅雨が始まったころに一番下から咲き始めて、一番上まで花が咲くと梅雨明けになると言われています。
関西の傾向を見ていると、この花が上まで咲いて1、2週間で梅雨明けしています。梅雨明けを一緒にカウントダウンして楽しめますよ。
──それはすごいですね! 普段何気なく通り過ぎていた道にも新たな発見がありそうですね。
ほかに梅雨の時期によく見かけるのが、500円玉くらいの大きさの花で花火を散らしたみたいに色鮮やかな『ランタナ』。熱帯地域の花で生命力が強く、大阪の駐車場などの空き地に咲いています。
■楽しみ方3:王侯貴族のバラ園で優雅なひとときを
──梅雨のおすすめお出かけスポットを教えてください。
『かんさい情報ネット ten.』の中継で最近訪れた須磨離宮公園の『王侯貴族のバラ園』がおすすめですよ! 園内には色とりどりのバラが咲いていて、とても綺麗でした。
バラって2回咲くんです。知ってました? 6月の最初に一番咲きのバラが見頃を終え、6月の下旬になると二番咲きのバラが咲くので、訪れるならその頃が狙い目です。
この写真のバラは『クイーン・エリザベス』という名前。皇太子妃の名前が付いたバラなどもあって面白いです。
■楽しみ方4:家でゆっくり過ごすなら、映画鑑賞!おすすめは『雨に唄えば』
──休日、大雨で外出できそうにない時の過ごし方を教えてください。
時間があれば、ゆっくり映画鑑賞して過ごすのも良いですね。梅雨の時期におすすめの映画は、1952年公開のミュージカル映画『雨に唄えば』。
映画の雨のシーンで、主演のジーン・ケリーさんが傘をくるくる回しながら歌って踊るシーンが有名なんですけど、それを観ると雨も悪くないなと思えますよ。
──その雨のシーン観てみたいです! 元気がもらえそうな映画ですね。
雨の日が続いて、気分も曇りがちな梅雨。ぜひあなたも蓬莱さんがすすめる楽しみ方を試してみては?(文/原田静香)
【取材協力】
※ 蓬莱大介さん・・・2011年より読売テレビの気象キャスターを担当し、現在は『情報ライブ ミヤネ屋』、『かんさい情報ネット ten.』、『ウェークアップ!ぷらす』に出演中。翌日の天気のポイントをイラストで教えてくれる『スケッチ予報』では、ユーモア溢れるイラストが大人気!
【画像・参考】
※ 蓬莱大介/水害ハザードマップ(大阪市中央区版)/国土交通省ハザードマップポータルサイト/気象庁/anna
※ liu yu shan・ReaLiia/shutterstock