
【奈良・葛城】季節を感じに♡ 「石光寺」で庭一面に咲き誇る春牡丹の鑑賞を
奈良県葛城市の二上山のふもとにある「石光寺」で、360種2000株が咲き誇る春牡丹を鑑賞しませんか。2025年は4月17日(木)〜24日(木)頃に見頃を迎える予定です。さらに4月14日(月)〜5月14日(水)には、「白鳳弥勒石仏」弥勒堂開帳も実施されます。
大輪の牡丹の花々に春を感じて

石光寺の牡丹は、樹がよく育ち幹も太く、大きな葉が茂った中で大輪の花がバランスよく咲くことで知られています。
平成の初期、疫病のため育ちが悪く枯れてしまう状態が続いたものの、肥料を有機肥料に変え、徹底した微生物による育成に切り換えたそう。以後この方法を継続し、現在のような美しい姿を見ることができます。
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「宣陽門」 2024年4月18日撮影 -
「藻壁門(手前)と黒光司」2024年4月19日撮影 -
「綾綺門」2024年4月19日撮影 -
二上山を借景に大きな葉が茂った中で大輪の花が咲き誇ります
「関西牡丹」という歴史のある銘花、新潟や島根県大根島で作出された傑作種、外国種の牡丹が守り継がれています。
2025年は例年より早く、4月17日(木)〜24日(木)頃に見頃を迎える予定(天候により変動の可能性あり)。柔らかい花びらの牡丹は、強い陽射しと気温が上がる時間帯は花崩れしてしまうので、快晴日の観賞は午前中がおすすめ。開花状況はインスタグラムやホームページで随時アップされます。
阿弥陀如来と牡丹の御朱印も

阿弥陀如来と牡丹が描かれた見開きの御朱印をいただくこともできます。
御朱印に書かれている「天下和順(てんげわじゅん)、日月清明(にちがつしょうみょう)、風雨以時(ふうういじ)、災厲不起(さいれいぶき)」は、浄土三部経の一節。「天下が和らぎ乱れず、日月は清く明らかに輝き、風雨は必要な時に起こり、天災病疫は起こらない」という意味があります。
「白鳳弥勒石仏」弥勒堂開帳を実施

石光寺では、所在がわからなくなっていた石仏が平成3年に発掘されました。「白鳳弥勒石仏」は組み立てると2m以上もあり、凝灰岩を丸彫りした仏様は、白鳳時代以前には例がないということで、日本最古の石仏といわれています。
2025年4月14日(月)〜5月14日(水)には、弥勒堂開帳を実施。牡丹の鑑賞に合わせて参拝するのもおすすめです。
\from Writer/
大輪の牡丹が咲き誇る景色を、ぜひ一度観てみたいもの! アクセスは、電車なら近鉄南大阪線二上神社口駅から徒歩約15分、車なら南阪奈道路葛城ICから約10分なので、開花に合わせてお出かけプランを立ててみませんか。
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石光寺(せっこうじ)
奈良県葛城市染野387
拝観時間(春期):8:00〜17:00
電話:0745-48-2031
拝観料:大人400円、小学生200円
https://sekkouji.or.jp
※最新の情報は施設にお問い合わせください。
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