宮根誠司さんがオススメする意外な“飲みスポット”とは？

この前、東京のJR品川駅で、ある“おっちゃん”を見かけたんですが、その瞬間、「あ！ 僕はこのおっちゃんのことを絶対に知ってる」と思ったんです。でも、どなたなのか、まったく思い出せなかったんですよ。だから、話しかけたくても話しかけようがなくて。

「えっと、誰やろうなぁ～……？」と必死に思い出そうとしていたら、そのおっちゃんの後ろから、ひとりの女性がついてこられたんです。その女性を見て、「夢グループや！」と。『夢グループ』の石田重廣社長と、歌手の保科有里さんだったんです。おふたりがそろったことで気付いて、すぐにご挨拶に行きました。おひとりだとわかりにくかったです（笑）。

もうひとつ、貴重な経験といえば、今、女子プロレスを題材にしたドラマが話題になっていますが、実は僕、ずっと前に女子プロレスラーのジャガー横田さんにオファーされて、プロレスをやったことがあるんです。僕はジャガーさんとタッグを組んで、長与千種さんが率いる組と対戦しました。そのトレーニングのとき、ジャガーさんにめちゃくちゃ鍛えられまして……。ジャガーさんの「蹴り」や「サソリ固め」など、いろんな技を受けたんですが、これが本当にめちゃくちゃ痛いんですよ！　

だから、ドラマに出演した女優さんたちは、よくやったな～と感心しました。と同時に、当時の痛かった思い出がトラウマのようによみがえりました（笑）。この間、ライオネス飛鳥さんにも偶然お会いしたんですが、これをきっかけにまた女子プロブームが来たらいいなと思いますね。

飲み屋街……ではないんですけど、今“熟女バー”が流行っていて、大阪でも探してみると、僕が知ってる店もチェーン店が8～9店舗もあって。やっぱり流行ってますよ。

お店に熟女の方がいらっしゃって、会話を楽しむんですけど、さすが熟女の方は人生経験が豊富ですよね。だから意外と、若い女性の相談にも乗ってもらえるんじゃないでしょうか。人生の荒波を乗り越えた先輩方がたくさんいらっしゃいますので、女性ひとりの方の熟女バー巡り、いいと思いますよ！

またプロレスの話になるんですが、今年8月に、ドラゴンゲートという神戸のプロレス団体の、1日ゼネラルマネージャーを体験しました。僕が試合を組んでいいということで、新日本プロレスさんをお呼びして、全試合のプロデュースをやらせていただきました。会場は800人くらいだったんですけど満員になって、女性のお客さんもたくさん来場してくださって大盛況でした！

僕が好きにカードを組んでよかったので、僕が見たいと思っていた対戦カードを組みました。普段なら対戦できないドラゴンゲートの選手の皆さんと新日本プロレスの選手の皆さんの対決試合を組んだり、普段は戦わない同チームの選手たちをあえて対戦させたり……。振り返ってみると、2024年はやたらとプロレスラーの方にお会いする1年でした（笑）。