TOP おでかけ 【Day 1】大阪から3時間以内! 癒やしとおいしいを満喫できる、三重「VISON」で1泊2日の甘やかし旅

【Day 1】大阪から3時間以内! 癒やしとおいしいを満喫できる、三重「VISON」で1泊2日の甘やかし旅

2024.08.23

大阪から約3時間と京阪神からのアクセス至便。気軽に行けるのに、非日常感がたっぷり! 日本最大級の商業リゾート施設「VISON(ヴィソン)」を訪れる、1泊2日の三重の旅をプランニング。豊かな自然に囲まれたこの場所で、食と癒やしを満喫し、感性を刺激されながら心とからだを満たす、ひとり旅だからこそ楽しめる、ひとり旅ならではの甘やかし旅へ出かけてみませんか。

モデルプラン

今秋、“甘やかし旅”のディスティネーションとして提案したいのは、三重県。注目の複合施設「VISON」と伊勢観光を楽しむ、心ときめくとっておきのプランをご提案! 広大な施設を効率よく楽しめるよう、“食と癒やし”をテーマに絞りました。一日目は「ミナ ペルホネン」監修のとっておきのお部屋に泊まり、「本草エリア」を中心に心身をリラックス。とっておきグルメにナイトライフも!

【11:30】VISONに到着

京阪神からアクセス至便! 静かな山間に佇む美しい村へ

三重県のほぼ中心、多気町に位置するVISONへは、なんばから公共交通で約2時間40分。近鉄・松阪駅からVISONまでの路線バスが運行しているので乗り換えも便利です。到着するとまず目に入るのは広い空の下に広がる美しい山並みの絶景! 清々しい空気に触れ、思わず深呼吸。

橋の上から「スウィーツ ヴィレッジ」と「マルシェVISON」を一望。背景に山間が広がり、雄大な自然と美しい建築物の調和が素晴らしい、ビューポイントのひとつです。
(左)日本の食文化の魅力を“学んで体験できる”「和VISON」は注目エリアのひとつ。(右)ビッグサイズのエリアMAPは見やすくてとっても便利!

東京ドーム24個分にも及ぶ広大なVISONは、9つのエリアからなる、2021年に誕生した日本最大級の商業リゾート施設。どれも豊かな自然と美食が融合した、五感を刺激する様々な体験を楽しめます。

【12:00】まずはカフェでひといき。おいしいスイーツで甘やかし旅をスタート!

本日宿泊するホテル「旅籠VISON」に荷物を預けたら、ホテル前にある「cafe Tomiyama」でプチブレイク。やわらかいフォルムが美しい作家の器や、壁に飾られた手描きのアート、ヴィンテージスピーカーから流れる心地よい音楽と、温もりを感じるさりげない演出に店主のセンスが光ります。

ピスタチオを贅沢に使用した濃厚なピスタチオチーズケーキ680円と、ホットコーヒー640円。
(左)ちょっぴりかためで、昔ながらの喫茶店風のカスタードプリン430円。(右)お土産にも人気の焼き菓子から日替わりで7種楽しめる焼き菓子プレート690円。

チーズケーキやスフレロール、プリンなど丁寧に手作りされたスイーツとともに、名古屋の名店「coffee Kajita」の香り豊かなコーヒーや、芦屋の老舗「ムジカティー」の上質な紅茶などがいただけます。特製カレーやサンドイッチなどの軽食もあり、ランチスポットとしても楽しむことも。

白を基調としたシンプルな空間に素朴なアンティークの家具が並ぶ店内は、非日常感がありながらどこか懐かしい雰囲気。自分のペースでゆったりとカフェ時間に浸れるのもひとり旅ならでは。心地よい空間で思う存分、くつろぎの時間を過ごして。

cafe Tomiyama(カフェ トミヤマ)

サンセバスチャン通り12
0598-67-9470
10:00~17:30
https://www.instagram.com/cafetomiyama/

【12:30】ミナのショップ&ミュージアムへ

乙女ごころをくすぐるクリエイションにワクワク!

おいしいスイーツでくつろいだ後は、ハンドドローイングを主とするテキスタイルデザインが素敵な「ミナ ペルホネン」のミュージアム&ショップへ。ミュージアムでは原画やこれまでのプロダクトなどを展示。洋服だけではなく、家具や器、空間ディレクションなど、日常に寄り添う「ミナ ペルホネン」のデザイン活動に込められた想いに触れられます。
現在、ミュージアムでは「ミナ ペルホネン」デザイナーの田中景子さんが手がけたアートワーク「72 Seasons」の原画を展示しています。ショップでは服や小物から家具に至るまで、暮らしを彩るアイテムが並び、かわいいアイテムたちに目移りしちゃいます。VISON限定の小物や雑貨などを旅のお土産にしても!

minä perhonen museum&shop(ミナ ペルホネン ミュージアム&ショップ)

サンセバスチャン通り14
0598-67-6467
10:00~18:00(ミュージアム入館は閉館の30分前まで)
https://www.instagram.com/mm_shop_vison

【13:30】本草エリアで手作り&癒やし体験

VISON内を巡回している自動運転バスを利用してのアクセスも便利です。

植物の香りに癒やされて、自分だけの香り作りに挑戦

アートで感性を刺激された後は、VISON散策をかねてぶらぶら歩きながら15〜20分程度で緑豊かな「本草エリア」へ。こちらは三重大学とロート製薬の共同研究によって立ち上がった「植物の力で癒やされる」をテーマとしたエリア。和草茶のカフェと心地よい暮らしにまつわる品々を集めた「本草研究所RINNE」で、美しい庭の木々を眺めながらハーブを使ったワークショップを体験します。

好きなハーブを調合してつくる ハーブティー作り

今回は、赤丸薄荷をベースにすっきりとした味わいのハーブティーをブレンドしてみました。写真右は、お持ち帰り用にパッケージされたもの。
ハーブティー作りは毎日開催(要予約)。参加費3,300円。所要時間は30分~1時間程度。

北海道の自社農場で農薬を使わずに栽培した和ハーブ、赤丸薄荷をはじめ、白樺、たんぽぽなどのハーブ7種から好きなハーブをブレンド。「今のご自身の気分にあわせて、こんな香りが好きだな、とかお気に入りの香りを主体にして配合を考えるのがおすすめです」と講師の方。できあがったらヴィーガンクッキーとともに一杯分を試飲し、残りはお持ち帰りできます! 大切な誰かを思い浮かべ、その人に合わせたブレンドを作り、旅のギフトとするのも素敵ですね!

ナチュラルな香りに心ほぐれる、オリジナルのアロマスプレーを

アロマスプレーづくりワークショップも毎日開催(要予約)。参加費3,900円。所要時間は30分~1時間程度。

10種以上のオーガニックアロマ精油の中から、好きな香りをブレンドし、アロマスプレーを作るワークショップも。スタッフの方からそれぞれの植物が持つ香りの特徴と機能を教えてもらいながら、3〜4種をブレンドします。

香りを確かめながら調合したら、無水エタノールと精製水を混ぜてできあがり。シュッとお部屋の中にふりかけたり、枕の端に香りをつけたりと、リフレッシュしたいときに使うのがおすすめだそう。

今回は、2つのプログラムを体験したけれど、どちらかひとつでも十分に楽しめます。そのほか、オリジナルバスハーブ作りやアイピロウ作りのワークショップも開催しているので気になる方はぜひ!

暮らしに寄り添った雑貨の販売も! お土産探しもこちらで

植物由来のコスメや日用品、オーガニックな食品など心地よい暮らしにまつわる雑貨も販売。スパイスや薬草を配合したクラフトコーラやハーブティーなど、植物の力を研究している「本草研究所RINNE」ならではのアイテムが揃います。お疲れモードのあの人へ“癒やしの旅ギフト”として贈ってみては!?

本草研究所RINNE(ほんぞうけんきゅうじょ リンネ)

本草研究所2
080-8089-1718
平 日:10:00~17:00
土日祝:10:00~18:00
https://www.instagram.com/yakusou.rinne_vison/

マヨルカ島発のウェルネスサロンで、疲れをリセット!

本草エリアでの癒やし体験はまだまだ続きます! RINNEで手作り体験を楽しんだら、歩いて5分程度のビューティアーティスト・鈴木サリーさんがプロデュースする、スペインマヨルカ島発のサロン「Wellness Salon by TEUZUSIKI」でリフレッシュを。アーユルヴェーダ、植物学に基づいたイタリア発オーガニックコスメブランド「ラクシュミ」のプロダクトを使用したウェルネスメニューが体験できます。施術ルームは一人用から二人用までスタンバイし、ボディやフェイストリートメントのほか、普段着のまま気軽に施術を受けられるパワーストーンを使うオリジナルスパも人気です。

Wellness Salon by TEUZUSIKI(ウェルネス サロン バイ テウヅシキ)

本草湯3
0598-67-7747
11:00〜22:00(最終受付21:00)
https://teuzusiki.jp/

【15:30】ホテルにチェックイン。ミナのお部屋でくつろぎタイム

トップクリエイターが演出する空間で和やかに過ごす

本草エリアで癒やし体験を満喫していたらあっという間にホテルのチェックインタイムに。行きは散歩がてら歩きましたが、帰りは本草エリアからホテルエリアにつながるエスカレーターを使って楽に移動。VISONにはいくつかの宿泊棟がありますが、ひとり旅におすすめなのは、食事とショッピングが楽しめるにぎやかなエリア「サンセバスチャン通り」周辺に建つ「旅籠VISON」。

1部屋33,600円〜 ※季節により変動あり
左)写真集から詩集まで。「ミナ ペルホネン」セレクションの本は、ひとりでじっくり読みたくなる、感性を刺激されるラインナップです。右)壁のイラストはデザイナーの皆川さんが直に描かれたもの!

「旅籠VISON」は4棟40室からなり、1棟ごとに日本を代表する4組のクリエイターがインテリアをスタイリング。レイアウト・家具・備品など、それぞれの個性が生きた特別な空間が楽しめます。また、1棟1室限定の「クリエイターの住むお部屋」は、各クリエイターが“実際にこの部屋で過ごすなら?”をテーマに調度品やプロダクトなどを揃えたスペシャル仕様に。

今回は「ミナ ペルホネン」の部屋に宿泊。「ミナ ペルホネン」のテキスタイルを取り入れたファブリックボードや照明をはじめ、北欧デザインのプロダクトやアンティークの調度品を設えた、穏やかで心落ちつく空間です。「ミナ ペルホネン」がセレクトした書籍も陳列され、それらは自由に読むこともできます。ゆったりとくつろぎながらブランドの世界観に浸り、クリエイティブな非日常を楽しんで。

そのほかのクリエイターのお部屋もチェック!

ほか、アンナ読者におすすめの2つの「クリエイターの住むお部屋」をピックアップしてご紹介。どちらも部屋で過ごすのが楽しくなって、ついおこもりしちゃいそうです!

1部屋32,200円〜 ※季節により変動あり

「ロングライフデザイン」をテーマに、暮らしや観光をデザインの視点で見つめ直す「D&DEPARTMENT PROJECT」がスタイリング。デザイナーのナガオカケンメイさんの「自宅のような部屋」をテーマに、新品中古問わず取り入れ、本やLPが楽しめる遊び心あるお部屋に。

1部屋32,200円〜 ※季節により変動あり

1940〜60年代のモダンデザインをルーツに家具や内装のデザインなどを手掛ける「Landscape Products」プロデュースのお部屋。オリジナルのブランケットとクッションが空間を彩り、中原慎一郎さんによる三重を旅するヒントとなるシナリオボードも魅力的です!

旅籠VISON(はたごヴィソン)

0598-39-3090
サンセバスチャン通り5
チェックイン15:00 チェックアウト11:00

VISONしか味わえない、限定おやつでプチブレイク!

「酒々まんじゅう 芳醸菓」162円

VISONは食べ歩きが楽しいのも魅力のひとつ。あずきバーやあんまんで有名な井村屋が手掛ける「菓子舗 井村屋」では、ここでしか味わえない蒸したての酒まんじゅうが食べられます。VISONで井村屋が運営する酒造「福和蔵」で造られた純米吟醸酒のもろみを練り込んだしっとりふわふわの生地が特徴的で、日本酒由来のフルーティーな味わいにうっとり。宿泊する「旅籠VISON」から近いのもうれしいポイント!

菓子舗 井村屋(かしほ いむらや)

サンセバスチャン通り9
0598-67-2920
10:00~18:00(イートインL.O 17:30)
https://www.kashihoimuraya.jp/

【18:30〜】ライトアップショウにバル巡り! ナイトライフも満喫

自然×イルミネーションのエンターテインメント

(写真上段)山肌に映し出されるプロジェクションマッピングが幻想的な「月の神さまの隠れ家」は必見!(有料)。(写真下段・左)天空まで届きそうな光のシャワー!「光のやぐら」(写真下段・右上)射的やくじ引きなど縁日ならではのアトラクションが楽しめる「月夜市」にはSNS用の撮影スポットも!(写真下段・右下)まほろ橋もライトアップ!

夜も楽しいVISON。今夏から始まったライトアップショウ「月の神さまと不思議なまつり」は、スマートフォンを使った「月占い」、夜市でのアトラクションや月見レストランなど、多彩なイベントが楽しめます。中でも見逃せないのが、テーマに沿ってライトアップされたVISONの各エリア。最先端の光と音で演出される大自然×イルミネーションは、想像を超えるダイナミックさ! 秋の夜長にぴったりの“月見エンターテインメント”をぜひ体感して!

VISON ライトアップショウ「月の神さまと不思議なまつり」

開場時間 18:30〜22:30(最終受付は22:00)
休業日 8月19日(月)、9月3日(火)、9月7日(土)、9月29日(日)
※10月以降もメンテナンス等で休業日あり

当日券
・イルミネーションチケット(夜市のコイン1枚付)大人2,200円、子供1,600円
・月の勾玉付イルミネーションチケット(夜市のコイン1枚付)大人4,900円、
子供4,500円 ※数量限定

ほか、事前購入券もあり。詳細は公式サイトでご確認を
https://www.vison-light-up.jp/

ディナーはスペイン発の本格バルでピンチョスを堪能

(写真上・左)「Zazpi」のシェフの気まぐれピンチョス500円(スペイン風オムレツ)、カヴァ950円(写真上・右)ライトアップされ夜も賑わうサンセバスチャン通り(写真下・左)バスク料理を現代風にアレンジした「Casa Urola」のピンチョス(写真下・右)「Casa Urola」のピンチョス各500円(生ハム、リコッタチーズ、トマト、カルメリータ)と赤ワイン950円

夜ごはんは、ひとりでもカジュアルに楽しめるバルがぴったり。多気町が世界一の美食の街として知られるスペイン・サンセバスチャン市と友好の証を締結したことを記念して名付けられた「サンセバスチャン通り」には、サンセバスチャン市で人気のバル3店舗が出店。世界ピンチョス大会のチャンピオンが手掛ける「Casa Urola」、「Zazpi」で、トップレベルのピンチョスとワインをいただけば、スペインを旅しているような気分も味わえます。

Casa Urola(カサ ウロラ)

サンセバスチャン通り3
0598-67-6360(Casa Urola・Zazpi・Egun on(共通)
11:30〜14:30 (LO.14:00)
17:00〜21:00(LO.20:30)
https://www.instagram.com/casaurola_vison/

Zazpi (サスピ)

サンセバスチャン通り2
0598-67-6360(Casa Urola・Zazpi・Egun on(共通)
17:00〜23:00 (LO.22:30)
https://www.instagram.com/zazpisasupi_vison/

〈別腹おやつ〉スペシャルな夜パフェで 夜も甘やかしたい!

(左上)甘酸っぱいベリー、チョコの贅沢な味わいと口溶けを楽しむショコラ&ベリー、和紅茶でコンポートしたジューシーな松阪産桃を使用したピーチ&ベリー、甘味と酸味が絶妙なバランスのベリー&ベリー。各1,690円。

お酒を飲んだ後や、お食事の後にシメとして食べる「夜パフェ」がVISONにも週末の夜だけ登場。ベリー&ベリー、ショコラ&ベリー、ピーチ&ベリーの3種がラインナップし、一日の終わりや週末のご褒美に。ボリューミーな見た目ながらスッキリとした甘さで、ペロリと食べられてしまいます。

VISONの夜パフェ

サンセバスチャン通り1 「EGUN ON(エグノン)」にて販売
19:30~22:30(金・土・日のみ営業)

季節に合わせて変わる薬草湯で、日頃のたまった疲れを癒やす

三重大学とロート製薬株式会社が連携してレシピ開発をした薬草湯に入れる「本草湯」。宿泊者は無料で利用できるほか、フェイスタオル・バスタオルも無料でレンタル可能なので、手ぶらでOK! 施設内や周辺の薬草畑の薬草を活用し、およそ5日おきに内容が変わる「本草七十二侯の湯」と「水鏡の湯」と「光陰の湯」の2つの浴場があり、毎日男湯女湯が入れ替わる2024年4月には「サウナタウン」がプロデュースする「VISONサウナ」もオープン。心ゆくまで大自然に抱かれながら心身を整えられます。ホテルエリアからエスカレーターを利用すれば夜空を眺めながら楽にアクセスできますよ。

本草湯(ほんぞうゆ)

本草湯1
0598-39-3900
入浴:6:00~24:00
サウナ:10:00~22:00
https://www.instagram.com/honzoyu_vison/

VISONマップ

【Day1】で訪れた場所を簡易マップでおさらい! ホテルエリア(旅籠VISON)を中心に、本草エリア、サンセバスチャン通りを楽しみました。ライトアップショウはVISONの各所で開催されているので、お気に入りのショウを見つけてエンジョイ!

【Day2】は特別なTKGからスタート!

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