【大阪・弁天町】猫好きにはたまらない♡5匹の看板猫がおもてなししてくれる、少し変わった本屋さん

営業部長に、アイドル、甘えん坊…個性豊かな看板猫たちがお出迎え

「ブックスB」は、JR大阪環状線・大阪メトロ中央線「弁天町駅」の程近くにある本屋さん。一見普通の書店に見えますが、店内では「営業部長」のナナを始めとするかわいらしい5匹の看板猫たちがあなたを待っています。

店主の大野勢津子さんは、「ブックスB」を切り盛りしながら地域猫活動にも取り組んでおり、縁があった猫たちをお店に迎え入れているのだそう。

そんな大野さんが「営業部長」として紹介してくれたのが、ミケの「ナナ」。営業部長の名にふさわしく、一番にお出迎えしてくれる愛想の良い女の子です。

黒白の「ハナ」は、まだ1歳の若手アイドル。駆け回る姿や猫トンネルに飛び込む天真爛漫な姿がとにかく愛らしく、訪れる人々のハートをわしづかみにしています。

一方、白黒の「ダイキチ」は、店全体を見渡せるカウンターテーブルの上で“ニャルソック（監視）”を行うしっかり者。口元のほくろがチャームポイントです。実は大野さんに抱っこしてもらうのが大好きという甘えん坊の一面も。

気持ちよさそうに寝ているのは、初代看板猫の茶トラの「フク」。新米猫たちを優しく迎え入れる心優しきボスです。

また、エントランス付近では地域猫の黒猫「ラック」がスヤスヤとお昼寝中。ご近所をパトロールするのが日課で、かなり顔が利くのだとか。この場所がお気に入りのようで、よくここにいるとのこと。

さらに、最近大野さんのもとへとやってきたばかりのサビ猫の「モカ」は、2ヵ月の小さな女の子で、人馴れの訓練中。訓練が終われば里親を探す予定なんだとか。

※2024年8月7日（水）に里親様が決まり、卒業されたとのこと

猫たちが自由に過ごしている、ちょっと変わった本屋さん

「ブックスB」は、38年前に大正区で開業し、19年前に現在の場所に移転してきた地元に愛される街の本屋さんです。「赤ちゃんからお年寄りまで、全世代に楽しんでもらいたい」という思いから、扱う本のジャンルを絞らず、幅広く取り揃えています。

「ごく普通の本屋でありたいんです。猫がちょっと多いですけど（笑）」と店主の大野さんは笑顔で語ります。

猫たちは、営業終了後も「ブックスB」で自由に暮らしています。「ラック」は本の上で寝てしまう、爪とぎしてしまうなど、心配なところもありますが……、「ブックスB」で暮らす先輩猫が後輩猫に教えていくため、書店としての機能に支障が出ることはないそうです。

猫と本とお客さんを結ぶ、癒やしのイベントも開催

そんなかわいらしい猫たちを目当てに来られる方が、もっと気軽に立ち寄れるよう、営業時間外に看板猫や保護猫と気兼ねなくたっぷり遊び、猫話に花を咲かせる会「猫会」を不定期で企画しているとのこと。気になる方はお店のSNSから確認してみてくださいね。

ネット通販の普及により、街の本屋さんには厳しい状況が続く中、猫たちも立派なスタッフとして活躍中です。看板猫たちが自然体で接客してくれる姿に癒やされながら、お気に入りの本をゆっくり選ぶ幸せのひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか？

最後に、お店の猫たちのプロフィールを改めてご紹介します♡

＼from Writer／
店主の大野さんいわく、「どの子も人に撫ぜられるのが好き」とのこと。そっと撫ぜるとどの子も目を細めて気持ちよさそうな顔をしてくれたのがとてもうれしかったです。
それに、犬・猫にまつわる本が豊富で、大野さんがとてもお詳しい！ 今話題の作家さんの作品も教えてもらえました。また絶対に遊びに行くので、みんにゃ待っててね～♡

※最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。

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