暖冬のはずがめっちゃ寒い!気象予報士が教える年末年始の天気予報&あったかグルメ
今年の冬は例年よりも気温が高く、暖冬傾向との予報でしたが、12月後半になり一段と寒さが厳しい日が続いています。
特に移動する人が多い年末年始の天気は、交通にも大きく関わるため、いつも以上に天気予報が気になっている方が多いのではないでしょうか?
そこで今回は、読売テレビ『かんさい情報ネットten.』のお天気コーナー「スケッチ予報」でお馴染みの気象予報士・蓬莱大介さんに、年末から年明けにかけての天気予報を教えていただきました。蓬莱さんがハマっているという、自動販売機で買えるあったかグルメも必見!
年末年始は寒さが緩む?
12月中旬は、観測史上1位の暖かさを記録した所もあり、西日本では最高気温が25℃前後、東日本でも20℃前後となりました。しかし、その1〜2日後には最高気温は1桁となり、ジェットコースターのように気温が変化しています。
この冬全体的に見ると平年より気温が高く暖冬傾向ですが、日本周辺の海水温度は、平年より2℃ほど高く、水蒸気が補給され雪雲が発達しやすい状況です。時折やってくる北極からの強い寒気で短期間に大量の雪が降り積もるリスクもあります。
直近の天気は、クリスマスを過ぎると寒波は収まり、気温は上がってくる見込みです。年末年始の西日本・東日本は、予想最高気温15℃前後の予想です。これは3月並みの暖かさです。特に日本海側を中心に大雪となった地域にお住まいの方は、気温が急激に高くなることによる雪崩や落雪などにご注意くださいね。
1月のその先は、2月、3月も気温が平年より高めになりそうで、冬は一時的に強い寒波がくることもありますが、短くなるでしょう。2月は例年より早めに花粉が飛び出しそうです。とりあえず、当面は日中寒さは緩む日はありますが、朝晩は冷え込みますので寒暖差に注意です。
駅のホームで味わえるあったかグルメでパワーチャージ!
一段と寒い日が続いていますが、あったかグルメで乗り切っています。特に最近ハマっているものは、駅の自動販売機で売られている缶飲料です。
買って家で飲むというよりは、寒い駅のホームでパッと飲むのが最高で、コーンスープやしるこはまったりとした味わいが心身ともに温まります。お酒を飲んだ翌日は、しじみ汁が体に沁み渡ります。
かに雑炊スープや博多水炊きスープは、お米も少し入っているので小腹が空いた時にもサッと食べられてちょうどいいボリュームでおすすめです! ぜひ、探してみてくださいね。(解説/蓬莱大介)
蓬莱 大介ほうらい だいすけ
2011年より読売テレビの気象キャスターを担当し、現在は「情報ライブ ミヤネ屋」「かんさい情報ネット ten.」「ウェークアップ」に出演中。翌日の天気のポイントをイラストで教えてくれる「スケッチ予報」では、ユーモア溢れるイラストが大人気!
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