【京都・七条】豊臣秀吉が愛した老舗店でいただくうなぎたっぷり鍋「うなべ」
一気に季節が前進した11月。グッと寒くなり、今後の天気予報が気になっている方も多いのでは?
そこで今回は、読売テレビ『かんさい情報ネットten.』のお天気コーナー「スケッチ予報」でお馴染みの気象予報士・蓬莱大介さんに、2023年12月以降の天気と寒い日におすすめの“あつあつグルメ”を教えていただきました。
この冬は「暖冬」予想ですが……
12月上旬は、初冬の寒さで平年より気温の低い日もあるでしょう。上空の寒気が偏西風の蛇行によって流れ込みやすくなっています。12月後半になると、偏西風の蛇行が弱まり、日本海付近の気温は平年よりも高めになる予想です。
最新の3か月予報によりますと、1~2月も平年より「暖冬」で、気温が高くなる傾向です。日本海側の降雪量は、平年より少ない予想が出ています。しかし、一筋縄ではいかないでしょう。なぜなら偏西風の蛇行具合は、2週間以上先の予想がむずかしく、日本以外の地域で少し天気が変化するだけで日本にも大きく影響します。そのため、一時的に強い寒気が来ることも考えられるのです。
つまり、この冬は平年より気温は高めですが、急に寒さが厳しくなることや大雪になる恐れもあります。寒暖差が激しく、体感的にはあまり暖冬を感じないかもしれません。
京都・老舗店の“あつあつグルメ”で寒さを乗り切ろう!
秋があっという間に終わり、もう冬が顔を出してきています。冷えた日には、体の中から温まる鍋が恋しくなりますよね。そこで今回は、読売テレビ『かんさい情報ネットten.』の木曜日企画コーナー「旬感中継」で訪れた、京都・七条にあるうなぎ料理専門店「わらじや」をご紹介します。
「わらじや」は創業400年以上の歴史をもつ老舗のお店で、豊臣秀吉が方広寺に出向いた際に"わらじ”を脱いで休憩していたことから「わらじや」という名がついたそうです。お店の入り口にも、大きな"わらじ”が飾られています。
看板メニューの「うなべ」は、うなぎの鍋のことです。筒状にぶつ切りしたうなぎ・白ネギ・庄内麩・春雨を昆布とかつお節でとった出汁でいただきます。
筒焼きという伝統的な焼き方でじっくり40分間焼いた“うなぎ”を使用しているため、皮はパリッと、身はふっくらとしています。山形県の名産で板状の「庄内麩」や白ネギと一緒に食べると、うなぎの旨味と出汁の味が口の中にあふれます。
お鍋の〆には、白焼きのうなぎが入った雑炊「うぞふすい」をいただきました。お米だけではなくお餅が入っているのが特徴です。
ほかにも、タレがしみ込んだご飯でうなぎを包み、外側を味のついた卵で巻いた冬季限定のお持ち帰りメニュー「まむし巻き」は、お土産におすすめです。
うぞふすい わらじや
京都市東山区西之門町555
075-561-1290
最寄駅:京阪「七条駅」
営業時間:【平日】11:30~15:00 (L.O.14:00)、16:00~20:00(L.O.19:00)【土日祝】11:30~15:00 (L.O.14:00)、17:00~20:00(L.O.19:00)
定休日:火曜日
https://uzofusui-warajiya.kyoto/
「わらじや」は、京阪「七条駅」から歩いて3分。京都見物に立ち寄りやすい場所にあります。寒暖差の激しいこの時期は、うなぎでスタミナをつけてみてはいかがでしょうか。(解説/蓬莱大介)
蓬莱 大介ほうらい だいすけ
2011年より読売テレビの気象キャスターを担当し、現在は「情報ライブ ミヤネ屋」、「かんさい情報ネット ten.」、「ウェークアップ!ぷらす」に出演中。翌日の天気のポイントをイラストで教えてくれる「スケッチ予報」では、ユーモア溢れるイラストが大人気!
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