花粉の季節こそ見直しを!乾燥しないベースメイクの4つのポイント
春に向けて、さまざまなコスメが発売されますよね。パッと心も華やぐような明るい色のカラーアイテムも多数発売されていますが、春はファンデーションも見直す季節。春夏用のファンデーションもこれからたくさん登場します。
とはいえ、まだまだ外の風は冷たく、室内は暖房で乾燥することも多いですよね。花粉や黄砂が飛ぶ日には肌トラブルにも注意したいところ。
今回は美容ライターの筆者が、乾燥や外的刺激からもしっかりと肌を守るような“ベースメイクのつくり方”をお伝えします!
■まだまだ乾燥に要注意!ベースメイクにもしっかりと保湿を
春と秋はファンデーションを見直す季節。乾燥から肌を守り、よりしっとりと仕上がる秋冬用と、どちらかというと軽めで、紫外線からもしっかりと肌を守ってくれる春夏用では、テクスチャーも仕上がりも違います。
秋冬はリキッドタイプやクリームタイプのファンデーションを使っているけど、春夏はパウダータイプに切り替えるという人も多いのではないでしょうか?
ですが今の季節、まだ寒さが残り乾燥しやすくなっています。春夏の魅力的なファンデーションはどんどん発売されていますが、まだ取り入れるには少し早いかもしれません。
特に普段から乾燥しがちという人は要注意。春夏のファンデーションは、保湿よりも紫外線対策や皮脂崩れ防止という特徴に傾きがちなので、しっかりとした保湿を心がけるようにしましょう。
だけど保湿ってどうすればいいの?という人のために、いくつかのポイントをお伝えします。
■保湿を意識したベースメイクをするときのポイント
(1)スキンケアをしっかりとおこなう
ベースメイクの前のスキンケアを、メイク崩れが気になるから、ベタベタするのが嫌だからと手を抜いてはいませんか?
スキンケアがきちんとできておらず、肌が乾燥した状態になってしまうと、実はメイクも崩れやすくなります。忙しい朝にも少し面倒ではありますが、保湿を意識したスキンケアをしっかりとしておきましょう。
もしベタつきが気になるようであれば、ベースメイクに取りかかる前に、軽くティッシュを当てて表面の油分をオフします。そうすることで下地やファンデーションも密着しやすくなりますよ。
(2)日焼け止めや化粧下地は保湿力のあるものを選ぶ
日焼け止めや化粧下地を使うとなんだか乾燥する気がする……という人もいるかもしれません。日焼け止め成分というのは、肌に負担がかかりやすく、また乾燥しやすくもなっているので、なるべく乾燥を感じることの少ない、保湿成分がしっかりと配合されたものを使いましょう。
また、今の季節であればそこまでSPF値が高いものを使う必要はありません。SPF値が高くなればなるほど、肌への負担も大きくなるので、SPF30くらいまでにしておいても良いでしょう。真夏であっても、日常生活のレベルであればSPF30で十分です。
(3)乾燥が気になるならリキッドやクリームタイプのファンデーションを選ぶ
乾燥が気になる人には、ファンデーションはリキッドタイプやクリームタイプがオススメです。パウダータイプはファンデーションの種類の中でも油分が少なく、乾燥を招きやすくなっています。
すでに乾燥が気になっているという人はリキッドタイプを、粉ふきなどもあり乾燥がひどい状態であれば、オイルが配合された、リキッドタイプやクリームタイプのファンデーションを選ぶようにしましょう。
乾燥が気になるときは、しっかりとメイクすることで、より乾燥から肌を守ることもできます。自分に合ったファンデーションを使いながら、日中もしっかりと肌を守ってあげてくださいね。
(4)日中の乾燥が気になるときにはオイルインのミストを
それでも日中の乾燥が気になる人、日中もできるケアを取り入れたいという人には、オイルが配合されたミストがオススメです。
ここでポイントになるのは、オイルが配合されているものであるということ。そうでない通常の化粧水ミストは、水分でできているため、シュッと吹きかけてすぐはうるおっているように感じられますが、時間が経つと蒸発してしまいます。
なので使うのであれば、しっかりと肌の水分を守ってくれるようなオイルが配合されたものがオススメ。最近多く発売されている、メイクをしっかりとフィットさせてくれるような化粧仕上げ用ミストでもOKですよ!
いかがでしたか? これを意識するだけでも、乾燥からしっかりとお肌を守ることができます。まだまだ乾燥への油断は禁物です。新しい季節を楽しく迎えられるように、しっかりと守るベースメイクをしてあげてくださいね!(文/須田夏美)
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