日本トップクラスの売上高!和歌山県の巨大直売所『めっけもん広場』激安の秘密とは
安くて新鮮な生鮮食材が並ぶ“産地直売所”。なんと全国に2,000店以上あるのですが、その中でも売上高トップクラスの店舗が和歌山県にあるのをご存知でしょうか?
今回は、2018年4月27日(金)に放送された読売テレビ『大阪ほんわかテレビ』より、和歌山の巨大直売所に潜入! 大ヒットの秘密を大特集します。
■開店3時間前から行列が!和歌山・紀の川市『JA紀の里ファーマーズマーケットめっけもん広場』
和歌山県紀の川市にある産地直売所『めっけもん広場』。和歌山県と大阪府の県境に位置しているこの産地直売所ですが、平日にも関わらず、駐車場は車でいっぱい! 滋賀や神戸など近畿各地のナンバーが並びます。
開店3時間前にはお店の前に行列ができるほどの人気っぷり。そんな『めっけもん広場』は、日本全国でみてもトップクラスの売り上げを誇るそう。その人気の理由は一体なんなのでしょうか?
■ヒットの秘密1:農家自身で値付けして野菜を並べることで、配送料や人件費を削減
『めっけもん広場』で売られている食材のほとんどがスーパーで売られている野菜よりも安く設定されています。
その理由は地元の生産農家との委託販売であるから。野菜を出荷した農家が、自分で値段を決めて、自分で野菜を並べているため、配送料や人件費を抑えることができ、一般的なスーパーよりも安い価格に抑えることができるんです。
■ヒットの秘密2:新鮮な野菜が常に並ぶ!レジと出荷農家の連動で在庫状況がリアルタイムでわかる
開店前から行列ができていると昼ぐらいには品ぞろえが悪くなっているのでは……と思う方もいるのではないでしょうか。『めっけもん広場』では心配ご無用!
レジと連動して売り上げが直接出荷農家さんに届くシステムを採用することで、店内にいなくても在庫状況がわかる仕組みになっているんです。
そのため、野菜の売り切れを防ぐことができ、常に新鮮な野菜を店頭に並べることができているんだそう。
■ヒットの秘密3:さまざまな果物を楽しめる!紀の川市ならではの気候
大人気の秘密は野菜だけではありません。紀の川市は日本有数の果物の産地。温暖な気候と適度な降水量があるため、さまざまな種類の地場産の果物が、一年を通じてを販売できるのも人気のひとつ。
旬の“はっさく”はジューシーでとってもおいしいですが、皮がかたくてむきづらいのが難点。そんなむきづらい皮をあっという間にむくことができる、便利グッズが販売されているんです。
それはこちらの『ムッキーちゃん』(360円)。主婦を中心に、今大人気の商品だそう。
使い方はとっても簡単。白い部分で外側の皮に切れ目を入れます。
ヘタの部分も丸く切り抜けば、あっという間に外側のかたい皮がむけちゃいます。
続いて黄色のカッター部分で、中の薄皮をなでるだけ。するとむきづらい薄皮も簡単にむけて、綺麗にはっさくの実が出てきます。手軽に食べることができる優秀アイテムです。
生産農家と客を直接繋ぐ方法で大ヒットした『めっけもん広場』。価格や品ぞろえだけじゃなく、オリジナルグッズなども展開することで人々の心をつかみ、日本トップクラスの売り上げにつなげることができているんですね。あなたもぜひ、お買得な野菜や果物をお求めに足を運んでみてはいかがでしょうか?(文/nagu)
<店舗情報>
JA紀の里 ファーマーズマーケット めっけもん広場
住所:和歌山県紀の川市豊田56-3
アクセス:阪和自動車道『泉南I.C.』より30分
電話番号:0736-78-3715
営業時間:9:00~17:00
定休日:毎月第1火曜日
【画像・参考】
※ 読売テレビ『大阪ほんわかテレビ』(毎週金曜 よる7時~)