深夜にこっそり、ドローンが…!?…みんなが知らない「大阪メトロ」の裏側
毎日利用している方も多い大阪メトロ。大阪中に張り巡らされた地下鉄は、一体どんな仕組みになっているのか気になりませんか?
今回は、過去に放送された読売テレビ『大阪ほんわかテレビ』の人気コーナー『情報喫茶店』から、深夜の大阪メトロの裏側をご紹介!
あなたがいつも乗っているあの電車の秘密も明らかになるかも…!?
※ この記事はそれぞれの放送時点の情報です。最新の情報は各店舗・各施設にお問い合わせください。
■大阪メトロ御堂筋線(2019年3月15日(金)放送)
2018年4月から大阪市営地下鉄から名称変更した『大阪メトロ』。私鉄なども乗り入れる関西最大級の電鉄で、1日の利用者数は、なんと123万人!
特に御堂筋線は、オフィス街や歓楽街を通る路線。乗車率が高いことでも有名ですよね。ラッシュ時に走る本数は、なんと41本! 通常時でも22本が運行しています。
しかし、ラッシュを終えた19本の列車は、どこに行ってしまうのでしょうか?
(1)地下に潜む!広大な御堂筋線の車庫
御堂筋線の終着点・中百舌鳥駅の1つ手前にある、新金岡駅。ここに、実は回送電車が入っていくための別ルートの線路が敷かれているのです。
枝分かれする線路を奥へ奥へと進んでいくと、駅のない場所に電車が並んでいるのが見えてきます。
これが、御堂筋線の車庫です。ここに並ぶ車庫は全部で40もあり、1つの車庫につき1本の列車が停車できるようになっています。
つまり、地下に40本の線路が敷かれていることになります。この広さは、10万平米。甲子園のグラウンドに換算すると7個分に相当するのだとか!
こんな大きなスペースが地下にあったとは驚きですよね。
(2)5日に1回!定期的におこなわれている列車の洗浄
車庫には点検施設のほかに、列車専用の洗車場があります。洗車は、5日に1回のペースで行われており、ここでは10両編成の列車を一気に洗うことができるようになっています。
洗車専用のレーンに進むと、何やら青い物体が現れて、強烈な水しぶきが! 上からも左右からもシャワーが出てきて、車の洗車機と同じように、列車を洗っていきます。190mもある列車を、こうして洗い上げているのです。
■大阪メトロ千日前線・中央線「阿波座駅」(2020年11月27日(金)放送)
今回潜入するのは、大阪市西区にあるOsaka Metro『阿波座駅』。深夜の駅のホームで、社員さんが脚立に上がり、天井にあるハッチをオープン。
そして、別の方が取り出したものは、なんとドローン! すると、静かな構内にドローンが羽の音を響かせながら飛び立ったかと思うと、先ほど開けたハッチの方へ一直線に飛んでいきます。実はこれ、ドローンを使って天井裏を点検しているんです。
カメラで追いかけてみても、安定した操縦技術で障害物をすり抜けていることがわかります。
実は、操縦士の増田勝彦さんは、マイクロドローン撮影のプロカメラマン。Osaka Metroとタッグを組んで、今回の調査が実現したのだとか。
天井裏では、壁や配管に異常がないかを確認するのが主な任務。検査をせずに見過ごしていれば、最悪の場合、電車運行にも支障が出る騒ぎに。これまでは足場を組んでの大掛かりな調査でしたが、ドローンを使えば時間もコストも大幅削減が可能。画期的なこの方法で、今後も天井裏の検査をしていくそうですよ。
【関連記事】本だけじゃないって知ってた?日本最大級の中古販売店「ブックオフ」の裏側大阪の交通網を支える、深夜の地下施設。いつも利用している駅で、こんな作業が行われていたなんて驚きですね!(文/anna編集部)
【画像・参考】
※ 読売テレビ『大阪ほんわかテレビ』(毎週金曜 よる7時~)
※ この記事はそれぞれの放送時点の情報です。最新の情報は各店舗・各施設にお問い合わせください。
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