日本一怖いお化け屋敷が京都に?北村匠海・松坂桃李・浜辺美波が語る「京都」
この秋大ヒットが予想されている『HELLO WORLD(ハロー・ワールド)』が本日いよいよ公開。今から楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
今回キャラクターの声優を担当した俳優の北村匠海さん、松坂桃李さん、浜辺美波さんに収録時の裏話や映画の舞台である京都にまつわるお話を伺いしました!
■北村さんの京都のおすすめスポットは“日本一怖いお化け屋敷”……?
―京都で印象深いエピソードやスポットがあれば教えてください。
北村 撮影所の裏に映画村があるのですが、そこにあるお化け屋敷がめちゃくちゃ怖くて。日本で味わったお化け屋敷の中では一番怖かった記憶があります。中学1年生の時に友だちと行ったのですが、怖すぎて動けませんでした。皆さんも行く機会があったらぜひ、行ってみてください。
松坂 撮影の合間に、京都撮影所の近くにあるカフェには結構通っていました。少しでも時間が取れたらいつもパッと行っていましたね。お店の名前は忘れてしまいましたが……。
浜辺 私、ずっと東本願寺には来たことがないと思っていたのですが、今日実際に来てみたら、「あれ、私ここに来たことある!」と思い出して。小さい頃に、祖父母やいとこたちと家族旅行で訪れていたんですよね。改めて見ると、こんなに大きなお寺があるってすごいことだな、と思いました。
■そんな3人が声優をつとめる映画『HELLO WORLD』が9月20日公開!
<あらすじ>
直実(北村匠海)は、京都にくらす内気な男子高校生。そんな直実の前に、10年後の未来から来たと言う青年・ナオミ(松坂桃李)が突然現れる。それは、紛れもなく未来の自分だった。ナオミによると、同級生の瑠璃(浜辺美波)は直実と結ばれるのだが、その後事故によって命を落としてしまうのだと言う。
大人になった自分を「先生」と呼び、二人は奇妙なバディとして、瑠璃を救うために行動を共にする中で、直実は瑠璃の運命やナオミの本当の目的、そしてこの現実世界に隠された大きな秘密を知ってしまう。
■アニメが完成する前に声を吹き込んだ!?
ーアニメが完成する前に声を収録したとか。
北村 声優は、いつかやってみたいなと思っていたので嬉しかったですし、少しずつ完成していく感動も味わうことができた作品です。自信を持って「見てください!」と言えます。
松坂 出来上がった作品を見て、ようやく完成したんだな……という気持ちです。今回はアフレコではなく、声を先に録るプレスコという収録方法だったので、ラフ画の状態で声を入れていきました。なので、アニメの成長過程を一緒に見届けられたなと思っています。
浜辺 まだ絵ができていない状態だったので、「こんな感じになるのかな?」と想像しながら声を吹き込んでいました。完成したものを見て、こんなに想像以上のものができたんだ!と嬉しかったですね。この作品を期待して見に行く方は多いと思いますが、絶対に期待を上回る作品になると思っています。
―苦労したことなどはありましたか?
北村 声だけで何かを伝えるというのが、本当に難しいことなんだな、と実感しました。「声優さんすごい……」と壁にぶち当たる瞬間が何度もありましたね。
映画の最初と最後では、僕の出す声への自信が全然違うと思います。
松坂 特にクライマックスは感動しましたね。僕も、今回の声優は難しかったという印象があります。監督の指示も、「もっと広く浅く、そして重く声を出してほしい」とかで。苦戦しました。
―映画の魅力について教えてください!
北村 一言でまとめるのは難しいですが、いろんな作品の見方があると思います。アニメ好きの方はもちろん、一途な恋にキュンキュンしたい方でも誰でも楽しめる作品になっています。いろいろな見方があるからこそ、いろいろな人の心を捉えるのではないでしょうか。
松坂 「青春をもう一度味わえる」というのもあります。学生時代の心の機微もしっかりと描かれていて、学生時代とリンクするところがあるはずです。
浜辺 とにかくいろいろな要素が絡まった作品です。伊藤監督の素晴らしさであったり、音楽の力であったり。魅力を伝えるのは難しいですが「私が好きな映画!」とオススメしたいです。「あなたもきっと好きだよ」って。
映画はもちろん京都のエピソードも話してくれた3人が声優をつとめる映画『HELLO WORLD(ハロー・ワールド)』は本日公開です。(文/藤田真奈)
<映画情報>
『HELLO WORLD(ハロー・ワールド)』
2019年9月20日(金)より全国東宝系で大ヒット公開中!
【参考】
※ 『HELLO WORLD』公式ホームページ
【画像】
※ 2019「HELLO WORLD」製作委員会/PIXTA(ピクスタ)/anna