好きな関西弁は…?若手俳優が語る「京都の好きなスポット」
個性的なキャラクターを演じて注目を集めている俳優・金子大地さん。
現在放送中の木曜ドラマF『チート~詐欺師の皆さん、ご注意ください~』で、詐欺師を騙し返すスペシャリスト集団「チート」のメンバーの一員で他人を疑うことを知らない警察官、そしてアイドルの熱狂的隠れファンの一面を持つ加茂悠斗役を演じています。
今回は、そんな金子さんにドラマの見どころやエピソード、さらには京都で過ごしたときの思い出をお聞きしました。
■京都・鴨川の近くを歩くのが好き!
―お仕事などで関西に行かれることがあると思うんですが、思い出の地ってありますか?
金子 京都が大好きです! 京都で1か月くらい映画の撮影をしたことがあるのですが、別世界にいるような気持ちになれて、すごく好きになりました。きれいな街だなと思います。人も多いですが行くと必ず思い出になる場所だと思いました。
特に鴨川が好きです。鴨川沿いを歩いたり座ってぼーっと考え事をしたりしました。行くと必ずリフレッシュできる場所ですね。カップルが多いけど、僕はひとりで行くのが好きです。
―行ってみたい場所や気になる場所はありますか?
金子 僕、しょっぱいのが好きで、梅干しが大好きなんです。母が梅干しを作ってくれるのですが、それがめちゃくちゃしょっぱいんです。とことんしょっぱい梅干しを食べてみたいので、和歌山で梅干し巡りの旅がしたいですね。
■好きな関西弁は“友達が良く使う言葉”
―好きな関西弁ってありますか?
金子 正味!
―正味ですか!?
金子 正味は関西の人が使うイメージなのですが、僕の大阪の友達がよく使うんです。関西っぽいなと感じられるので好きですね。
■騙される天才役だけど加茂も疑ってほしい!今後のドラマの展開は…
星野沙希(本田翼)は、詐欺師を騙し返す秘密の組織・チートの頭脳。しかし沙希には“ある秘密”が…。実は沙希は、モモという名の売れないアイドルとして活動しているのだ。元探偵の根岸俊(上杉柊平)、天才ハッカー・丸山美月(福原遥)というスペシャリスト集団のチートに、創設者の安斎和毅(風間俊介)の頼みで、純粋で騙されやすい刑事・加茂悠斗(金子大地)が加入。騙し、騙され、騙し返す詐欺合戦の先には衝撃の結末が…
―本作のみどころを教えてください
金子 本田翼さんが演じられる“人を騙す天才”の沙希と、僕が演じる“騙される天才”の加茂のバランスです。仕事ができる沙希とおっちょこちょいの加茂の掛け合いも面白いです。
誰が犯人なのかがわからないのも見どころです。浪岡という詐欺師が出てくるのですが、それはいったい誰なのか……先がまだまだわからないので加茂のことも疑って見てほしいです。そこまで観てくださっている方々を騙せたらいいなと思って演じています。
―今回のドラマ出演の話を聞いた時はどんな気持ちでしたか?
金子 「ここまで騙される役なのか!」と思いました。演じたことのない役柄だったので挑戦してみたいなと思いました。
―金子さんからみて加茂はどんな人物ですか?
金子 チートメンバーに振り回される愛されキャラクター! はじめは正義感が強いと聞いていましたが、台本を読むととことんかわいいキャラクターだなと思って、いじられキャラなんだなってだんだんわかってきました。
―現場の雰囲気はいかがですか?
金子 すごく仲が良いですね。チートメンバーであだ名をつけあっているのですが僕は本田さんから「根暗」って呼ばれています(笑)
あとチートメンバーで根岸役の(上杉)柊平くんはお兄ちゃんみたいで優しいです。はじめはクールな人なのかなって思っていたけど、すごく気さくで、いちばん現場を盛り上げてくださいます。
■6話のあらすじ
フィッシング詐欺の被害者が次々とチートに押しかけてくる。加茂(金子大地)は被害者から話を聞いて、自分も被害に遭ったことに気付く。知らない間に、何者かが加茂のクレジットカードを使って50万円の時計を通販で購入していた。美月(福原遥)は、“マン・イン・ザ・ブラウザ”というウイルスによってサイバー攻撃を受けた可能性が高いと指摘。加茂は、時計の送り先になっていたアパートを突き止める。沙希(本田翼)は加茂に、アパートの前での張り込みを命じる。そんなチートの動きをひそかに見張る人物がいた。それは、ウイルスを仕掛けたハッカーだった…。
終始和やかな雰囲気だった今回の取材。梅干しについて語る金子さんの目はとてもキラキラしていました。小さな嘘、大きな嘘がちりばめられた嘘まみれの痛快エンターテインメントドラマの『チート~詐欺師の皆さん、ご注意ください~』は毎週木曜日23時59分~放送中。お見逃しなく!(文・写真/内藤こころ)
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