万博の穴場パビリオン!予約不要で楽しめるインドネシア館が想像以上に深かった
閉幕まで残りわずかとなった「大阪・関西万博」。SNSでは「人気パビリオンの予約が取れない!」という声も多く、駆け込みで訪れる人が増えています。そんななか、事前予約なしで入場できるのがインドネシア館。
バリ島に伝わる哲学「トリ ヒタ カラナ」をテーマに、神・自然・人々の調和を体感できるパビリオンです。立ち寄りやすさと奥深い体験の両方を兼ね備え、最後まで多くの来場者から注目を集めています。
エントランスで出迎える生命の象徴
館内に入るとまず目に飛び込んでくるのは、インドネシアに生息する代表的な動物をモチーフにした芸術作品。ヒョウやゾウ、トラ、鳥、コモドドラゴン、オランウータンといった代表的な生き物が、多彩な手法で表現されています。
スタッフの方が日本語で解説してくれるので、作品の意味や背景を知ると一層理解が深まります。自然豊かなインドネシアの姿を思い出させてくれる、印象的な導入です。
360度に広がる没入シアター
続いて登場するのは円形シアタールーム。インドネシアの伝統模様や自然、文化が360度いっぱいに広がり、その迫力に圧倒されます。美しい映像に引き込まれ、まるで異国の大地に立っているかのよう。時間を忘れてしまうほどの没入体験です。
人々のポートレートが語る多様性
次に現れるのは、インドネシアに暮らす人々のポートレート。民族衣装や装飾、そして豊かな表情が並び、多様性にあふれた暮らしを映し出しています。ひとつひとつを眺めていると、文化の奥深さと人々の温かさが伝わり、気づけば時間が経ってしまいます。
さらに進むと都市計画のような模型展示が。壁にはインドネシア語や日本語の格言のようなものがランダムに浮かび上がり、見ていると不思議と心にしみてきます。人生に迷ったとき、自分へのメッセージのように感じられる言葉に出会えるかもしれません。筆者も“とっておきの言葉”を見つけましたが、それは秘密。ぜひ現地で探してみてください。
展示の締めくくりは、インドネシアの伝統や信仰、自然と生活を描いたドキュメンタリー。映像は神聖でスピリチュアルな空気に満ち、日本の「八百万の神々」の精神ともどこか共鳴しているように感じました。映像を見終えたあとには、心が静かに満たされるような余韻が残ります。
インドネシア館は「見る」だけでなく「心で感じる」体験ができるパビリオンでした。調和を重んじる「トリ ヒタ カラナ」の哲学に触れることで、自分自身と自然、人とのつながりを見直すきっかけにもなるはず。閉幕まで残りわずか、ぜひ訪れて体感してみてください。
EXPO 2025 大阪・関西万博
開催期間:2025年4月13日(日)~10月13日(月)184日間
開場時間:9:00~22:00
開催場所:大阪・夢洲(ゆめしま)
交通:Osaka Metro中央線「夢洲駅」すぐ
公式サイト
https://www.expo2025.or.jp/
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