共感度MAX！ 大人の恋愛ドラマ「子宮恋愛」の魅力とは？ 松井愛莉×大貫勇輔×沢村玲が語る関西グルメ愛も

沢村

まずタイトルで衝撃を受けたんですが、内容を読んでみると登場人物それぞれにしっかりフォーカスしていて、ひとつの物語としておもしろかったですね。

大貫：

僕も最初はタイトルにびっくりしました。原作のマンガを読ませていただいたら結構ラブシーンが多くて、令和の時代にこうした描写はどう表現するんだろう? と思っていたら、実際は人間の成長を描くヒューマンドラマとなっていて、どんな仕上がりになるのか楽しみだなと思いました。

松井：

私は「そもそも『子宮恋愛』とは？」から入って、原作や台本を読み進めていくうちに、恋愛は大きなテーマではあるものの、性格の違うそれぞれの登場人物がどう絡み合ってどのように成長していくかに着目しているということが分かり、面白いなと思いました。「子宮恋愛」の意味は私にはまだちょっと分からないですけど（笑）、女性の中には「わかる！」とおっしゃる方もいて、皆さんが誰の視点に共感するのかも含めてこのドラマを観ていただくのが楽しみです。

松井：

主人公のまきは自分の気持ちが上手く言えないぶん、台本でもセリフがなく表情だけで演じるシーンが多くて難しかったです。人をやさしく気遣い、他人の機嫌をうかがいながら生きている人だと思ったので、相手が話しているときの表情を見逃さず、声のトーンの変化も聞き逃さないようにひとつずつ丁寧に拾っていこうというのは意識していましたね。

大貫：

僕が演じる山手旭はブラジル育ちということもあって、レディーファーストで家族を大切にするキャラクター。なので、僕の日常ではなかなか言わないようなセリフもたくさんありました。山手が口にする、“女性を口説く言葉”をいかに自然に言うか、そこが難しくもあり楽しくもありました。

沢村：

苫田恭一には、冷たい印象を受ける方が多いと思います。でも、不意に見せる子どもっぽい発言や、相手のことを思いやれない言動の一つひとつに彼の背景を感じ取ることができる。そこが結構大事な設定だったので、出し方が難しかったです。「恭一って何を考えているんだろう？」と思ってくださればいいなと思います。彼の過去を知ると、より楽しめるかと思います。

松井：

5話の終わりに、まきがオフィスで本音を吐露するシーンがあって、それは印象に残っています。

大貫：

撮影に入って2日目くらいに撮る予定だったのを、変更してもらったんだよね。

松井：

そう！ 大事なシーンだったので、やっぱり関係性ができていないと難しいなと思って後半の方に変えていただいて。結果としてよかったですよね？

大貫：

よかった！

大貫：

「梅田芸術劇場」で舞台公演をすることが多いんですが、やっぱりあそこの劇場はいい劇場だなと行くたびに思います。

あと、僕は“最後の晩餐”をカレーだと決めているほどのカレー好きなんですけど、梅田の阪急三番街にある「インデアンカレー」が抜群においしくて、大阪に来たら必ず食べます。今年1月に大阪を訪れたときにも行きましたし……もう、数え切れないくらい行ってます。ピクルスを多めに、そしてタマゴ入りにするのがおすすめですよ！

松井：

大阪に訪れるときは日帰りが多いんですが、大阪の方なら皆知っているグルメでもいいでしょうか？（笑） 「551蓬莱」です！ 私、これまで豚まんしか食べたことがなかったんですが、関西の方と共演したときに「焼売もぜひ食べてみてください」とおすすめされて、焼売を食べてみたらもう、肉汁がすごくて感動しました！ 肉汁に溺れそうになりました（笑）。

大貫：

わかる！ 僕もいつも10個買って、それを2個ずつラップに包んで冷凍してるもん！

松井：

本当ですか！ あと、「りくろーおじさんの店」のチーズケーキも食べてみたいです！ いつも行列ができていて買えないんです。

沢村：

僕は野球が好きなので、いつか「京セラドーム大阪」か「阪神甲子園球場」に行ってみたいなぁと思っているんですが、なかなか行けないですね。

大阪以外だと京都がすごい好きで、とくに母が好きなのでよく一緒に観光に行きます。なかでも「金閣寺」は華やかだけど、洗練されていて無駄がなく、なんかスッと心に入ってくるんですよね。