
不倫相手と夫を別れさせる方法とは?
もし夫が不倫していることが分かったら、どうしたらいいのでしょうか? 34年間で4万件もの離婚相談を受けてきた「離婚カウンセラー」の岡野あつこさんに、夫と不倫相手を別れさせる方法について、伺いました。
妻にも不倫相手にも嘘をつく
「夫の不倫は初期のうちに見抜くことが大切」と岡野さんは提言していますが、夫が不倫していることが分かったら、妻はどうしたらよいのでしょうか?
まず、浮気された妻は夫と「別れたいか」「別れたくないか」を考えることが大切です。別れると決めたら、浮気の証拠を集めて弁護士さんに相談する。「別れたくない」と思ったら、不倫相手と別れてもらうための効果的な方法を経験豊富な協力者(家族・上司・カウンセラーなど)と見つけます。
不倫相手と別れてもらうには、どうしたらよいのでしょうか?
不倫をしている夫は、不倫相手に嘘をついていることが多く、実際には家庭に問題がなくても、「家庭円満じゃない」「仮面夫婦だ」などと伝えて、不倫関係に至っているのです。ですから、不倫相手に事実を伝えて、嘘をつかれていたことを知らせます。そして、別れてもらう。その際に気を付けることが、3つあります。
不倫をやめさせる3つのポイント
1つ目は、「絶対にケンカ腰にならない」。冷静に家庭には問題がないことを伝え、逆に夫の嘘を詫びるようなスタンスを取りましょう。ケンカ腰で挑むと、かえって相手も躍起になり、別れてもらうどころではなくなってしまうことも。本妻としてのアピールをきちんとして、不倫の芽を摘みましょう。

2つ目は、「慰謝料はあえて少なめに取る」。不倫の慰謝料は本来100万円くらい、状況によっては500万円くらい取れたこともありました。ですが慰謝料が高額になると「これだけ払ったのだから、奪ってもいい」と開き直り、不倫関係を継続する人がいます。どうすればいいかというと、弁護士を通して「夫と別れるなら50万円で済ませます。ただし、また不倫したら、次は300万円を支払ってもらいます」という内容の誓約書に判を捺してもらうのです。そうすることで、不倫相手も懲りて、別れることを選ぶことが多いです。逆に全くお金を取らないと、「見逃してもらえた」と反省せず、繰り返すこともあるので気をつけましょう。
3つ目、「相手の家族にお願いをする」。もし不倫相手とまともに話が出来ない状態だった場合は、その家族と話しましょう。特に親御さんは「不倫なんてやめさせたい」と思う方が多い。不倫相手の親御さんの力を借りて、不倫相手に別れを選択してもらいましょう。
あきらめさせるセリフとは?
なるほど。でも、「不倫相手と話し合う」こと自体を、難しいと思われる方も多いのではないでしょうか?
おひとりでは感情が先走り、話し合いにならないこともあるので、離婚カウンセラーや弁護士などの専門家、もしくは血縁者に同行してもらうのがいいかと思います。過去の相談案件の中には、依頼者本人は愛人と直接話すのが難しいということで、私と依頼者のお兄様の2人だけで、不倫相手の親に別れてくれるよう頼みに行ったケースもあります。
岡野さんは、どんなふうに不倫相手を説得されるのですか?
「嘘をついて、あなたをだまして不倫しているような不誠実な彼より、あなたなら、もっといい人を見つけられます。だまされてしまっていただけで、あなたは純粋で素敵な人なのですから」と、相手を褒めて、穏やかに優しく伝えます。すると、あきらめてくれる不倫相手も多い。これは奥さまご自身でお話しされる際にも、効果的な方法です。
もし夫が不倫していることが分かったら……なかなか冷静ではいられませんよね。でも、夫と関係を続けたいと思うなら、まずは落ち着いて戦略を練ることが大切なのかもしれません。3つのポイントを押さえて、不倫相手を撃退しましょう!
岡野あつこ(おかの あつこ)
1954年埼玉県生まれ。夫婦問題研究家、パートナーシップアドバイザー。公認心理師。34年間で約4万件の相談を受ける。「結婚・再婚のアツコブライダル」、「離婚相談救急隊」を運営し、夫婦問題カウンセラー育成も行う。YouTube「岡野あつこチャンネル」は登録者6万人以上。近著『なぜ「妻の一言」はカチンとくるのか? 夫婦関係を改善する「伝え方」教室』には、夫婦トラブルの解決のための実践的ノウハウが掲載されている。


セレブ御用達病院の、院長と看護師長が不倫! 院長の妻から「不倫をやめさせることが出来たら、一千万円お支払いします」と依頼された崖っぷちナースが、セレブ病院に潜入。ところがそこには、とんでもない常識がはびこっていて……!? マンガ「セレブ病院は不倫の巣窟」がLINEマンガ・コミックシーモアほか、各電子ストアにて販売中。気になった方は、各電子ストアをチェック♡
気になった方はぜひチェックしてみてください♡
必見!annaとっておき情報をご紹介♡【AD】
■生きものに出合い、自然やアートにふれる「四国水族館」で心を満たすプチトリップを♡
■【KITTE大阪】ただのアンテナショップじゃない!?「HOKURIKU+」で北陸旅気分
■4月~10月はベストシーズン!「Bali良いやん!よくバリ島6日間」で大満足のバリ旅行♡