遺伝子でわかる!? あなたの浮気リスクを診断
「世の中には浮気するタイプと、しないタイプがいる」そう感じたことはありませんか? 実は恋愛傾向は、遺伝子によって大きく左右されている可能性があるんだとか。今回は動物行動学研究家の竹内久美子先生に、「浮気しやすい遺伝子タイプを持った人の見極め方」を教えていただきました。
浮気遺伝子診断クイズ
動物行動学の研究によると、ある特定の遺伝子を持っている人は、浮気する可能性が高くなるんだとか。まずは、その遺伝子を持っているかどうかが分かるクイズを出題するので、確認してみてください!
あなたが浮気する遺伝子を持っているのかどうか、このあと竹内先生にお話を伺っていきます!
浮気する遺伝子とは!?
浮気する遺伝子なんて、あるんですか?
動物行動学の研究によると、「新しいもの好き」な人は、特定の遺伝子を持っている可能性が高く、その遺伝子が浮気の傾向にも影響を与えると言われています。
その浮気する遺伝子があるかどうかが、先ほどのクイズで分かるんですね。
その傾向があるというのが分かるというレベルですけどね(笑)。
どんな遺伝子なんですか?
私たちの体には、両親から受け継いだ遺伝子が存在します。この遺伝子の中には、恋愛に関する情報も含まれていて、中でも『ドーパミン受容体遺伝子』と呼ばれる遺伝子は、私たちの恋愛傾向に大きな影響を与えていると考えられます。
恋愛に関係する遺伝子があるんですか?
ドーパミンって聞いたことがあると思うのですが、このドーパミンが関係しています。喜びや快感に関わる神経伝達物質である『ドーパミン受容体遺伝子』には、7R+と7R-の2タイプがあり、新しい刺激を求める度合いが異なると考えられています。
刺激を求める遺伝子があるんですか!
はい。『ドーパミン受容体遺伝子』が7R+の遺伝子を一つでも持っている人は新しいものが好きで、浮気もする可能性が高いです。先ほどのクイズは、新しいものが好きかどうかを確認していて、「はい」が多かった人は、7R++の可能性が高く、浮気しやすい遺伝子を持っていると言ってもいいでしょう。
これは、「過去一年間にパートナー以外との性行為の経験がある」と報告した割合を、遺伝子タイプ別に分けたグラフです。アメリカの生物学者が研究したものなんですが、7R+の人は、7R-の2倍ほど浮気していることが分かりますね。とはいえ7R+でも絶対に浮気するのではなく、半分くらいの人がするわけですが。
なるほど、「新しいもの好き」 の7R+の人が浮気しやすいという研究結果も出ているんですね! 7R+の遺伝子を持っているかどうか、見極める方法はないのでしょうか?
新しい刺激を求める人は、職業でいうと「起業家」「アーティスト」「アスリート」に多い傾向があると思います。また、もっと正確に知りたい!という場合は、遺伝子検査を受けることで、より正確な情報を得ることができると思います。
ちなみに、7R+を持っている人は、必ず浮気をしてしまうということですか?
いや、そういうことではないですよ。7R+でも浮気しない人もちゃんといますが、新しいもの好きのため、浮気する傾向は、やはり高いとは言えます。
遺伝子レベルで浮気しやすい人がいるとは!「新商品だから」といつも新しいお菓子を買っている人、「新しいお店が出来たから行ってみない?」とよく誘ってくる人……新しいもの好きの人には要注意ですね♡
竹内久美子たけうち くみこ
1956年、愛知県生まれ。79年、京都大学理学部卒。同大学院で動物行動学専攻。92年、「そんなバカな! 遺伝子と神について」で第8回講談社出版文化賞「科学出版賞」受賞。ほか著書多数。近著に「女が男を誘いたいとき」。メールマガジン「動物にタブーはない! 動物行動学から語る男と女」を毎月発行中。
今回の診断だと7R+タイプに当てはまりそうな主人公が、浮気しまくり男に恋をして、沼にハマっていくマンガ『こじらせリアコの不倫沼』がAmazon・LINEマンガほか、各電子ストアにて販売中。気になった方は、各電子ストアをチェック♡
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