TOP ライフスタイル 「今年の暑さはトップクラス」気象予報士・蓬莱さんに聞く2024年夏の特徴

「今年の暑さはトップクラス」気象予報士・蓬莱さんに聞く2024年夏の特徴

2024.07.31

「今年の夏、暑すぎない? これ以上暑くなったらどうしよう……」と、連日の猛暑に天気予報が気になっている方も多いのではないでしょうか?

そこで、読売テレビ『かんさい情報ネットten.』のお天気コーナー「スケッチ予報」でお馴染みの気象予報士・蓬莱大介さんに、今年の夏の特徴や2024年8月の天気についてお話を伺いました。

すでに始まっている暑い夏……

今年は特に暑いと感じますが、例年と比べていかがでしょうか?

今年は平年の真夏の気温を大幅に上回る暑さになっています。すでに関東や東海を中心に40℃を超える地点が続出しています。栃木県佐野市では41.0℃を記録し、日本最高気温記録にあと0.1℃に迫る暑さとなりました。

関西では京都市でも39.4℃を記録し、京都の最高気温記録まであと0.4℃に迫る勢いです。今年の暑さは、すでに過去トップクラスに達していると言えます。

2024年8月以降の天気はどうなるでしょうか?

まだ8月がありますので、さらなる気温の上昇も予想されます。8月の気温も平年より高くなる見込みです。

天気の急変にも気をつけて下さい。今年のゲリラ雷雨は、強烈な印象があると思います。気温が高いと、それだけ水蒸気を多く含むことができます。上昇気流で空高くに運ばれると、水滴や氷の粒になり、それが一気に降ってくると例年以上の激しい雨や雷雨になるんです。

気温が高いことと雨が激しいことは、実はつながっているんです。今後も全国各地、要注意です!

暑い夏を乗り切るための注意点

トップクラスに暑い夏を過ごすうえで、注意すべきポイントはありますか?

熱中症による救急搬送者数が1週間で全国12,000人を超えています。今はオリンピックの開催中で、夜中に試合があるため、つい寝不足になる人もいるかもしれません。

体力が減っているときこそ熱中症のリスクが高まりますので、他人事と思わずに、しっかりと休息をとり、水分補給を忘れないようにしてください。

気象予報士がおすすめする熱中症対策

蓬莱さんが実践する熱中症対策を教えてください

子どもと遊んでいると、つい夢中になってしまうので、特に水分補給を意識しています。今年活用しているのは、ペットボトルごと入れられる水筒です。

これはカバンに直接ペットボトルを入れると結露でぬれてしまうのを防げるだけでなく、ペットボトルが冷たいままで保たれます。

また、100円ショップで購入したペットボトルホルダーも高コスパで便利です。カバンや腰にぶら下げられるので、空になった水筒を持ち歩くのが面倒と感じる人にはおすすめです。

この夏は特に注意が必要ですので、蓬莱さんのアドバイスを参考に、熱中症対策をしながら楽しい夏を過ごしましょう。

蓬莱 大介(ほうらい だいすけ)

2011年より読売テレビの気象キャスターを担当し、現在は「情報ライブ ミヤネ屋」「かんさい情報ネットten.」「ウェークアップ」に出演中。翌日の天気のポイントをイラストで教えてくれる「スケッチ予報」では、ユーモアあふれるイラストが大人気!

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