冬の但馬グルメ・朝来市特産「岩津ねぎ」解禁!
取材日:2020年11月25日
散策マップ~居組駅編~
朝来市の特産品で、日本三大ねぎの一つ「岩津ねぎ」が11月23日に解禁されたということで朝来市岩津地区にやってきました!
国道312号北向きに進んでいると左側に「岩津葱」の大きな看板が目に入ります。
この看板近くに岩津ねぎの直売所があるのでのぞいてみました。
直売所は国道312号線の南行側にもありますが、朝が早かったためか訪れた日は閉まっていました。
直売所の後ろにあるねぎ畑から直接朝とってきたという岩津ネギが販売されています。
1kg・600円で販売されており、1000円強支払えば抱えきれないほどの岩津ネギを購入できますよ。
お店の中には、印象的なねぎを育てる際の詩が掲示されています。
農家の皆さんが、岩津ねぎを手塩にかけて育てられている思いが伝わってきますね。。
【直売所の所在地】
直売所の裏側には、岩津ねぎの畑がひろがっています。
特別に許可を得て写真を撮影させていただきました。
岩津ねぎは、関東の白ねぎと関西の青ねぎとのちょうど中間種で、青葉の部分から白根まで大変柔らかく、すべて余すところなく食べられるのが特長です。
岩津ねぎのブランド名を冠するためには、朝来市内で栽培されていること、「葉数2枚以上」「葉長1枚15 cm以上」「全長70 cm以上」など厳しい規格があります。。
鍋物やすき焼などでも美味しく味わえますが、岩津ねぎの持つ独特の香りや甘みを最大限に楽しむのであれば「直火焼き」や「天ぷら」などの食べ方がオススメとのこと。
まだ11月23日に解禁されたばかりということで、気温がそれほど低くなっていないですが、これから霜が降りたり、雪が降ったりすると甘さや柔らかさが一段と増しておいしくなるそうです。
朝来市内では、各所で岩津ねぎが販売されているほか、岩津ねぎを使用したグルメなども楽しむことができます。
そのいくつかを紹介したいと思います。
播但連絡道の朝来SA内にある「道の駅フレッシュあさご」です。
直売所の前には、岩津ネギの大きなモニュメントがあります。
ずらーと岩津ネギが並んでいる様子は圧巻ですね。
様々な岩津ネギの加工商品も売られています。
解禁日には、社高校(兵庫県加東市)の高校生が考案した岩津ねぎをつかったスイーツの試作品が販売されていたと、11月26日付の神戸新聞の記事に掲載されていました。
試作品のうち、岩津ねぎを使ったジャムを道の駅が来年3月ごろ商品化する予定とのこと、楽しみですね!
レストランでも岩津ねぎを使ったグルメを堪能することができます。
岩津ねぎラーメンや、岩津ねぎなべ焼きうどん、岩津ねぎのねぎ焼きなどどれもおいしそうですよね。
道の駅で販売されているご当地バーガー「ねぎらうバーガー」も解禁されたことに伴い、中身が通常のねぎから岩津ねぎになりますよ!
※写真は、8月に撮影したものです。
道の駅フレッシュあさご
住所:朝来市岩津96(朝来SA内)
営業時間:9:00~20:00 定休日:元日
電話番号:079-670-4120
https://fresh-asago.co.jp/
国道312号線沿いにある道の駅あさご「村おこしセンター」でも岩津ねぎが販売されています。
土付きの岩津ねぎも販売されていました。
土がついたねぎのほうが、ねぎ自体へのダメージも少ない上、日持ちもよく、 おいしさも保たれやすくなるそうです。
洗うのが少し手間ですが土付がオススメですね
道の駅あさご村おこしセンター
住所:朝来市多々良木213番地1
営業時間:8:00~18:00 定休日:元日
電話番号:079-678-0808
朝来市山東町にある道の駅但馬のまほろばでも岩津ねぎが販売されています。
こちらの道の駅では、11月23日の解禁日に毎年岩津ねぎの解禁イベントを行っており、今年も多くの方が特別価格の岩津ねぎを購入するために訪れました。
道の駅内の岩津ねぎ販売コーナーです。
大量の岩津ねぎが並んでいますが、あっという間になくなってしまいます。
こちらの道の駅でもたくさん岩津ねぎのお土産が並んでいますが中でも、オリジナル商品として一番人気なのがこちら「岩津ねぎをいっぱい食べる鍋スープ」です。
岩津ねぎの甘みと旨味を引き立てる鍋スープで、3~4人前の濃縮タイプだそうです。
その他にも、ご飯のおともとして必須の「岩津ねぎラー油」なども人気があります。
但馬のまほろばでも岩津ねぎグルメを味わうことができます。
こちらは岩津ねぎ鴨ロース丼です。
鴨ロース肉と味付けされた岩津ねぎが相性抜群の一品です。
その他にも「岩津ねぎ味噌ラーメン」や「岩津ねぎをもっと食べたい鍋」などもありますよ!
道の駅 但馬のまほろば
住所:朝来市山東町大月92-6
営業時間:8:30~20:00(無休)
電話番号:079-676-5121
https://green-wind.co.jp/
本日紹介した場所以外でも朝来市の各所で岩津ねぎが販売されています。
岩津ねぎは、だんだんと寒くなっていくこれから本番を迎え3月中旬まで楽しむことができます。
各道の駅では電話などで注文して配送していただくこともできるようですよ。
但馬グルメ「岩津ねぎ」で、寒い冬をあたたかく過ごしませんか?