
余った茶葉もお店のような味わいに♡プロが教える紅茶・水出し茶のおいしい淹れ方
おうち時間を楽しむ方法として話題を集める“おうちカフェ”。紅茶や緑茶など、普段から家で飲むお茶もワンランク上にアップデートしてみませんか?
今回はannaアンバサダーでティーコーディネーターの平井宏美さんに、おいしい紅茶・水出し茶の淹れ方のポイントを教えていただきました!
■1:プロ級の味に変身!缶入り紅茶の上手な淹れ方
量の多い缶入り茶葉こそ、茶葉をふんだんに使ったロイヤルミルクティーがおすすめ。ミルクのたんぱく質が、茶葉の苦みや渋みをコクに変えてくれるそうで、まさに余ってしまった茶葉を大変身させてくれる万能レシピなんです!
(1)カップ1/3の水を鍋に入れ、火にかける

画像:anna
(2)沸騰したら火を止め、通常の3倍~5倍の量の茶葉を入れ、3分~5分置く

画像:anna
(3)カップ2/3のミルクを入れ、弱火でじっくりと温める

画像:anna
ここでは沸騰させないようにするのがポイント。
(4)茶こしを使いカップに注ぎ、完成

画像:anna
お鍋と茶こしのみで出来上がるので、洗い物も少なくて簡単! 砂糖でほんの少し甘味を足して飲むのがおすすめです。
・夏に向けて押さえておきたい「アイスレモンティー」
春夏に飲みたくなるアイスレモンティーも、淹れ方にポイントが。ちょっとしたひと工夫で、見違えるほどおいしいレモンティーになるんです。
(1)水出しで、冷蔵庫の中で一晩おく

画像:anna
お湯で出してしまうと、カフェインなどの苦みや渋みが出てしまうそう。アイスレモンティーで飲むなら、水出しで極力苦みを抑えて。
(2)一晩砂糖につけたレモンを乗せる

画像:anna
さらにここでポイントなのが、フレッシュなレモンではなく一晩砂糖につけたレモンを使用すること。

画像:anna
ここで嫌な酸味を抑えることで、プロ級のレモンティーに仕上がるそうですよ。
【関連記事】缶入り紅茶って余りがち…。プロが教える「余った茶葉をおいしく淹れる方法」
■2:いつもの茶葉が玉露みたいな味わいに!水出し茶の淹れ方のポイント
お茶を熱湯で淹れると、どうしても苦味が気になることはありませんか? 水出しで淹れた場合、苦味成分であるカフェインが抽出されないため、まろやかで優しい味わいが楽しめます。

画像:Africa Studio/Shutterstock
普段から水分を多めに取るという人にもおすすめですよ。

画像:Shulevskyy Volodymyr/Shutterstock
水出し茶の淹れ方は簡単。パックで淹れるのもいいですが、リーフタイプという、茶葉から淹れるタイプの方がよりお茶の旨味が抽出されます。
<材料>
水・・・1リットル
お好みの茶葉・・・10g
<作り方>
(1)ポットに茶葉を入れる
(2)ゆっくりと水をそそぐ
(3)冷蔵庫で冷やす
(4)茶葉をこして完成
水出し茶を淹れる場合、冷やす時間が味を左右します。茶葉の種類により時間は異なるので、チェックしておきましょう。
紅茶・・・8~12時間
烏龍茶・・・5~8時間
緑茶・・・3~5時間
冷蔵庫で軟水を使ってじっくり淹れることでとてもまろやかな味わいに。
時短したい場合は、最初から冷たい水を使うと茶葉の開きが悪いので、常温のお水を注いだ後に冷蔵庫で冷やすのがベターです。

画像:Nori/PIXTA(ピクスタ)
緑茶の場合は、水出しだけでなく氷で淹れる方法もおすすめです。
氷出しとは、氷が溶けた水でゆっくりとお茶を抽出する淹れ方のことです。より緑茶特有の甘みが増して、リーズナブルな煎茶でも高級玉露のような味わいになりますよ。
<材料>
氷・・・ポットに入る分
お好みの茶葉・・・10g
<作り方>
(1)ポットの下部に10g分の茶葉を入れる
(2)ポットに入るだけ氷を入れる
(3)氷が溶け切るまで置いておく
(4)茶こしでこして完成
氷出しは、時間がかかる淹れ方な分、甘みがぐっと深まります。よりおいしいお茶を飲みたい人はお試しあれ!
【関連記事】「普通の茶葉が玉露みたいな味わいに」プロが教える水出し茶の淹れ方のポイント
いかがでしたか? おうち時間を充実させるためにも、ぜひ自分好みのこだわりのお茶を追求してみてくださいね。(文/anna編集部)
【画像・参考】
※ Instagram(@andrest_mignon)/anna/平井宏美
※ Africa Studio/Shulevskyy Volodymyr(Shutterstock)/Nori(PIXTA)
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