TOP 子ども 「妊娠から出産までの出費に悩まなくていい!」実はもらえるはずの給付金

「妊娠から出産までの出費に悩まなくていい!」実はもらえるはずの給付金

2020.05.20

子どもが生まれるまでドキドキとワクワクの毎日ですが、健診費用や出産費用を考えると、意外とかさむ医療費で不安になることもありますよね。

そこで今回は、結婚・妊娠した時に知っておきたい助成金についてご紹介します。妊娠中の方も、これから子どもを望んでいる方も、今から知っておきたい情報ばかりなので要チェックです♡

 

■1:一定額の助成が受けられる『妊娠健診費用助成』

妊娠したらすぐに市町村へ届け出ておきたいのが『妊娠健診費用助成』。こちらは、『妊婦健診(妊娠健康検査)』を受ける費用を市町村が助成してくれる制度です。

画像:AePatt Journey/PIXTA(ピクスタ)

通常、妊婦健診では保険が適用されず、1回3,000円〜1万円程度の費用が全額自己負担となります。しかし、妊娠〜出産までの健診回数は14回前後。毎回1万円ほどかかるとしたら、かなりの負担になりますよね。

画像:anna ※神戸市「妊婦健康診査」を参考に作成

そこで、『妊娠健診費用助成』を活用すれば、「妊婦健診の受診票」を持って各自治体と委託契約を結んだ医療機関で健診を受けることで、一定額を助成してもらえます。例えば、神戸市では市内に住む妊婦に対して「妊婦健康診査受診券」を交付し、12万円を上限に助成されます。自己負担になるのは公費負担分を超えた額だけです。

その他にも自治体によって内容や金額は様々なのでぜひチェックしてみてくださいね!

 

■2:妊婦が自己負担した医療費を助成『妊産婦医療費助成制度』

『妊産婦医療費助成制度』は、妊娠中や出産時にかかった医療費のうち、健康保険が適用されるものについて自己負担分が助成される制度です。例えば、病院へ行き医療費が3割負担で2,000円払ったとしたら、その2,000円が助成の対象となります。なんと、歯科健診も対象となりますよ。

画像:pearlinhear/PIXTA(ピクスタ)

対象となる人は、健康保険や国民健康保険の加入者で妊娠・出産する人。助成内容や期間は自治体によって異なり、また、本人や配偶者の所得制限があることも。お住まいの市町村役場で確認してみてくださいね!

【関連記事】【NISA・つみたてNISA】今だからこそ知っておきたい!税金で得する制度

妊娠から出産までの間に意外とかさむ医療費。妊娠したらすぐに届け出て、最大限に活用してください!(文/奥山りか)

【監修】
※ 井戸美枝さん・・・ファイナンシャルプランナー・社会保険労務士・産業カウンセラーとして、相談、講演、執筆活動などを行う傍ら、複雑なお金にかかわる動きをかんたんに読み解く経済エッセイストとしても活動中。

画像:日経BP

<書籍紹介>
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【画像・参照】
※ Mills・AePatt Journey・pearlinhear/PIXTA(ピクスタ)
※ 井戸美枝『大図解 届け出だけでもらえるお金』プレジデント社(amazon)
※ 神戸市「妊婦健康診査」(https://www.city.kobe.lg.jp/a86732/kosodate/maternity/kenshin/conception/index.html)

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