TOP エンタメ SixTONES・松村北斗「ネタバレに気を付けます」映画『白鳥とコウモリ』舞台挨拶裏話

SixTONES・松村北斗「ネタバレに気を付けます」映画『白鳥とコウモリ』舞台挨拶裏話

2026.09.15

SixTONESの松村北斗さんと今田美桜さんがW主演を務める映画『白鳥とコウモリ』。公開を前日に控えた2026年9月3日(木)に都内の映画館で前夜祭が開催され、松村さん、今田さん、柄本佑さん、吉田羊さん、岸善幸監督が登壇しました。

本作はシリーズ累計発行部数200万部を突破する、東野圭吾さんの同名小説『白鳥とコウモリ』が原作のミステリー作品。決して出会ってはいけない容疑者の息子と被害者の娘が、禁断のバディとなってすでに解決したはずの殺人事件の真相に迫っていきます。

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「日本中が救われるかもしれない映画です」(松村)

殺人事件の容疑者となった倉木達郎(三浦友和)の息子・和真を演じた松村さんは「ミステリーですので、ネタバレにとにかく気を付けます(笑)」と前置きしながら、「物事には白と黒があるけども、それに伴う感情はグレーかもしれないと僕は感じていて。そういう意味でも、もしかしたら(この映画を通して)今、自分を否定している方が、肯定できるようになるチャンスになるかもしれない。もしかしたら、日本中が救われていくかもしれない。そんな期待がある映画なので、こうしてたくさんの方に見てもらうチャンスが始まることが本当にうれしいです」と、公開に向けての思いを吐露。

また刺殺された善良な弁護士・白石健介(中村芝翫)の娘・美令に扮した今田さんも「私自身ワクワクしておりますし、皆様に早く見ていただきたいという思いでいっぱいです」と期待感に胸を膨らませている様子で語りました。

そんななかで司会者から「初共演の現場と宣伝期間を経て見えた、お互いのバディとしての新たな一面は?」と聞かれると、途端に言い淀んでしまった2人。

事件を追う警視庁捜査一課の刑事・五代努役を務めた柄本さんから「み、皆さん雨の中で前夜祭に来てくれてるから。しゃべらないと」とツッコまれると、思わず笑ってしまった松村さん。そして「今田さんと一緒に撮った日数は正直、そんなに多くなくて。取材の場ではいつも数少ないエピソードを早い者勝ちで話すことになるんですけど、今田さんは絶対に譲ってくださるんです。それが本当に助かっています」と、優しい気遣いについて告白。対する今田さんは「いえいえ、後で話したとしても結果、同じエピソードになっちゃいますけどね(笑)。ありがとうございます」と恥ずかしそうな表情を浮かべていました。

松村さん、今田さんからの絶賛に監督も「はい」と自認!?

続いて話題は、岸監督との役作りについてのことに。松村さんは「監督としてのアドバイスやヒントをたくさん持ちながらも、常にこちらの心地を気にしてくださって。気付いたら自分が『こっちがいい』と考えていた方向にしてくれていたような気がします」とコメント。「よくよく考えないと自分の力で導き出したお芝居だと勘違いしてしまうぐらいに自然で。本当にすごい演出だったなと思います」と振り返りました。

今田さんも「美令は被害者の娘ということもあって、感情を抑えながら冷静に真相に迫っていく姿が特徴なんです。そんななかで、どこで少し感情を出したらいいのかをかなり悩んでいたんですけど、監督が『ここ、もう少し力強く』『もうちょっと感情を出してみるのはどうですか』といった提案を、1シーンごとにしてくださって。そのアドバイスが本当にありがたかったです」と、監督の演出への感謝と賛辞を伝えました。

それらの言葉に監督は「はい、ものすご~く寄り添ってます!」と言って一同を笑わせたうえで、「僕もそうですけど、俳優の方々は毎回新しい題材の新しいテーマで役に挑戦すると思うので。できれば分かり合って撮影ができるとスムーズかなと思い、いろいろとお話をさせていただきました」とコメント。

加えて「本当はプライベートの話などもしたかったんです。でもなかなか、そういう機会がなくて。今田さんが好きな食べ物の話をちょっとだけしましたけど、あとはもう作品のためだけの話をしていました」と言い、今田さんは思わず笑顔に。「疲れたら、とにかく辛いものが食べたくなるんです。特に大好きな白身魚が山椒と赤唐辛子と青唐辛子でオイル漬けになっている食べ物があるんですけど、それが無性に食べたくなることがあって。多分そういう話をした気がします」と詳細を教えてくれました。

A4用紙6枚に及ぶ設定資料に吉田さんも脱帽

一方、美令の母・白石綾子役の吉田さんは「健介さんと私が大学のゼミで知り合って付き合い始めたとか、美令ちゃんの授かり婚だったとか。あとは健介さんが亡くなる朝まで2人は険悪で話を一切しなかったといった本当に細かいところまで裏設定が書き込まれていたんです」と、A4用紙6枚にも及ぶ白石家についての設定資料を監督から受け取っていたことを告白。「衣装合わせの日に監督が開口一番、『綾子さんにはボロ雑巾になっていただきます』とおっしゃったんです。私は台本を読ませていただいたときに(綾子は)抱えきれないようなことが起きても理性的に対処できるような強い人かなと思ってたんですけど、それよりも綾子さんは健介さんを愛していて、本当に大切な人を亡くした。その喪失感に包まれている様子を監督はお撮りになりたいんだなと理解したので、初日に入るまでにスイッチを少し切り替えたところがありました」と、役作りについての貴重なお話を語ってくれました。

今田さんの“推しシーン”は「五代さんがお茶を飲む姿」

それぞれの“推しシーン”についてのトークでは、今田さんが“五代がお茶を飲んでいるシーン”を推薦。というのも柄本さんは“劇中で出されたお茶を絶対に飲む”と決めていたそうで、「その言葉がすごく印象的だったので完成した映画を見たときに『それも見なきゃ』と思って確認したんですけど、本当にすごく飲んでらっしゃって」と今田さん。

柄本さんは「とはいえガブガブ飲んでいるわけじゃないですからね!?(笑)」と返しつつ、「五代はどこからともなくやって来て、どこかへ去っていくような。そういったわりと自由な人物設計を立てていたなかで、“出されたお茶を飲む”ってことを決めていたんです。でも1シーンだけ飲めていないところがあるんですよ……。それはぜひ2回目以降の鑑賞で楽しんでください。まずはとりあえず、映画全体を見よう(笑)」と述べて会場を笑わせました。

すると監督からは「警察監修の方によると、捜査先で出されたお茶には手をつけないことが多いそうなんです。でも東野先生はプロデューサーに『五代はお茶を飲む刑事なんです』と話されていたそうで」との裏話が。重ねて「だからあれは正解だったんですよ」と柄本さんに言うと、柄本さんは「すげぇ。俺、全然知らなかった……! えー、うれしいです!」と大興奮。「あ、なんか急にすっごい汗かいてきた(笑)」と動揺を隠せない様子でした。

東野先生からの思わぬ言葉に、松村さんも今田さんも感無量

さらに司会者から本作を試写で鑑賞した東野先生から「ラストシーンがとても素晴らしかった」と感想を述べていたことが明かされると、松村さんも今田さんも揃って目を見開き驚愕。

松村さんは「言葉がまとまっていないので支離滅裂かもしれないですけど、まずそこまで集中してこの作品を見てくれていたことを、すごくうれしく思います。そして自分の中でもラストシーンに向けて少しずつ積み重ねていっていた感覚があるので、そのシーンが1番良かったと言っていただけるのは最大の安心で、最高の賛辞です」と感慨深い様子でコメント。

今田さんも「ちょっと驚きすぎて……。美令にとってはすごく複雑な感情になる場面でもあり希望になるシーンでもあるので、私自身も大切に撮影させていただきました。すごくうれしいです」と喜びを噛み締めていました。

フォトセッションでは、白と黒を基調にさまざまな色合いの花々で彩られた特製くす玉が登場。「しっかり打ち合わせをしてきました!」と笑みを見せる松村さんと今田さんが一緒にくす玉の紐を引いて、記念すべき公開前夜を祝いました。

イベント中も作品の持つ力やメッセージ性、そして何より原作者・東野先生へのリスペクトを常ににじませていた皆さん。映画は公開から3日間で、すでに興行収入4.3億円、30万人の動員を記録するなど大ヒットスタートを切っています。スタッフ・キャスト全員の思いが詰まった本作を、ぜひ皆さんも劇場でご覧になってみてください。

【関連記事】松村北斗、今田美桜にAIとの付き合い方を指南!? 映画『白鳥とコウモリ』の舞台で納涼イベントを開催

<詳細情報>
映画『白鳥とコウモリ』
大ヒット上映中(2026年9月4日より全国公開)
(C)2026「白鳥とコウモリ」制作委員会
https://movies.shochiku.co.jp/eiga-hakuchotokomori/

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