俳優・前田公輝が明かす絶対に譲れないもの!梅田の怪しい激安店と今年一番のトピックスも
読売テレビ・日本テレビ系の7月期ドラマ『親愛なる夫へ~完璧な妻の嘘~』。完璧に見える夫婦の日常の裏で、妻の“狂気的な愛情”と謎の死が巻き起こす心理サスペンスです。これから本格的な撮影が始まるというクランクイン直前のタイミングで、物語のキーマンとなる記者・加藤悟役を演じる前田公輝さんを直撃! 緻密な役づくりの方法から、現場での絶対に譲れないこだわり、そして今一番周りに話したかったという大興奮エピソードまでたっぷりと伺いました。
愛のバランスを教えてくれる作品
脚本を読んだときの作品の第一印象を教えてください。
順風満帆に見える人ほど抱えているものがあって、見えているものがすべてじゃないんだなっていうのが第一印象でした。そして愛の形でいうと、ただ注げば良いというわけでもなくて、その距離感や価値観が人それぞれ違うからぶつかるし、ため込んでしまうと思うんです。おそらくそういった愛のバランスみたいな、均衡を保つことを教えてくれるドラマなのかなと思いました。
今回演じられる記者・加藤悟という男の印象はいかがですか?
週刊誌記者ということで、むしろ記事を書かれる皆さんがどんな気持ちで、どんな表情で書かれるのか、勉強させていただきたいという思いなんですが(笑)。キャラクターとしては、前半戦では何を考えているかわからないミステリアスな役です。それこそ「狂愛」という愛にとらわれているキャラクターの1人ではあるんですけど、後半にかけて少し人間らしさが見えてくる……。僕自身も、探究心とか好奇心とか、そういったところが割りとあるほうだと思うので、そこに対してボルテージを上げると、もしかしたら「狂愛」というジャンルに近づくのかな、という思いで役作りをしていこうと考えています。
セリフの「……」に命を吹き込む、前田公輝のストイックな役作り
これから本格的な撮影に入りますが、楽しみにしているところは?
最初の方は1人の芝居が多い役なんです。だから、どこまで自分のキャラクターを前に出したらいいのかなというのを、考えているところですね。衣装合わせのときも、印象に残せるものがあればやってみて、そこからバランスを見ていこうという話だったので、孤独を感じているキャラクターに自分がどういう足し算ができるか楽しみですね。
現時点でプランのようなものはありますか?
まだそこまでは考えていないんです。でも、おそらく普段無意識にやっていることを意識的にやるっていうことが、一番自然なのかなとか。例えば僕はよく物事を考えるときに指でまゆげをいじっちゃうんです。そういった何かしらのクセみたいなものを出したいと思っています。今回はちょっとアングラな、あまり陽の光を浴びてない人がやりそうなクセとかを取り入れると、陰湿でダークな香りを感じていただけるかなと思うので。だから、いつものクセづくりよりもちょっとハードにしてみようかなと思っています。あとはセリフの緩急をわかりやすくつけてみようかと。人間らしさを出すところと無くすところ、そのちょっとした距離を測りながらやってみたら、もしかしたら短いシーンでも印象に残るのではないかな、という思いです。
その「クセ」はどんなふうに考えられていますか?
例えばセリフの「………」の部分ってあるじゃないですか。表情を出さないキャラクター、とくに今回のようなミステリアスで何を考えているのかわからないキャラクターだったら、言葉も発せないし表情も作れない。そういった表現が不器用なキャラクター、人とのコミュニケーションが苦手なキャラクターのときに、クセをつけたりすることが多いです。
現場でもこっそり…。前田公輝を支える“絶対に譲れないもの”
撮影現場での「絶対に譲れないこだわり」はありますか?
親が昔から水を飲むことを強くすすめてくれていて、僕もすごく水を飲むんです。もしそれを半分くらいに減らされたらほとんどの思考回路が停止するんじゃないかな(笑)。だからお水は見えないところに隠して、こっそり現場でも飲んでいることが多いです(笑)。
これからの過酷な夏ロケを乗り切るための、お気に入りの暑さ対策グルメやグッズを教えてください。
暑いのは苦手なんですよ。誰でも手軽に手に入るものですけど、干し梅を常になめていますね。コンビニへ行ったら、夏場はいつも干し梅を買って現場に行っています。干し梅と水、これでなんとなく対策している感じですね。あとはひんやりグッズ。ひんやりタオルとか冷感スプレー、デオドラントシートも使っています。
大阪はいつも特売!? 10代の頃に通い詰めた梅田の思い出
大阪をはじめ、関西での思い出やお仕事でのエピソードがあれば教えてください。
10代のころ、よく関西に行っていたんです。そのとき、梅田の商店街にあった香水屋さんがめちゃくちゃ安くて。そこで当時使っていた香水を買っていました。今ほどネットで調べて買える時代でもなかったので、いつもそのお店で何個か買って東京に戻っていました。でも異常に安いな、いっつも特価だな、どういうことだって不思議には思っていました(笑)。あとは関西弁の役がいつでもできるように、日々関西弁を心がけている時期があって。コテコテな関西弁を練習していたこともありました。
あんなぁ、聞いて! 二宮和也さんが僕の下の名前を呼んでくれた日
最近プライベートで、思わず誰かに「あんなぁ、聞いて!」と話したくなったニュースはありますか?
あんなぁ、びっくりするねんけど、ここ1年の一番のトピックスでいうと、二宮和也さんがXで僕の名前をポストしてくれて。そのあと二宮さんの番組にVTR出演させていただいたときに、スタジオの二宮さんが「ごうき、ごうき」って言ってくださっていて。こんな世界線があるんだなって、ものすごくビックリして。そこからめちゃくちゃ嵐さんの曲を聴くようになりました。
ドラマの放送が始まったら、ぜひ二宮さんにもリポストしていただきたいですね!
いやいや、それはもう大丈夫です! 大丈夫です、全然! しなくて大丈夫……いやいやそうじゃなくて、二宮さんがドラマ見てくださったら嬉しいんですけど……でもそんなこと書かないでくださいね! やめてください!(笑)。
それでは最後に、放送を心待ちにしている視聴者の皆様へメッセージをお願いします。
誰かに憧れることって普段からあると思うんです。でもそんな憧れの人でもみんな必死に生きているし、悩んでいる。自分をマイナスに感じてしまう時間があったとしても、この作品で「私も大丈夫だ、僕も大丈夫だ」みたいに思っていただければうれしいなと思います。
インタビュー終了後、次の撮影に備える時間には、スタッフ陣と今回の着用指定の衣装について言葉を交わす場面も。「これ、あそこの服ですよね!」と笑顔で声をかけるなど、シンプルながらエッジの効いた衣装を気に入った様子。そんな気さくな振る舞いに、現場の取材班もすっかり魅了されていました。
<番組情報>
親愛なる夫へ~完璧な妻の嘘~
放送局:読売テレビ・日本テレビ系全国ネット
放送日時:毎週木曜よる11:59~
https://www.ytv.co.jp/dear-husband/

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