それ本当に必要?家事を楽するためにやめてよかった3つのこと
忙しい毎日のなかで、「少しでも家事の負担を減らしたい……!」と思っているのは共通の願いのはず。
丁寧な家事も大切ですが、賢く手を抜くこともひとつの方法です。
そこで今回は、整理収納アドバイザーのmaikoさんに、家事上手を目指すために、“やめてよかったこと”を教えてもらいました。
1:完璧を目指すことをやめる
生活していくうえで、必ず付いてまわる“家事”。きちんとやろうと思うほど、手間がかかり終わりが見えません。
家事のやり方には、“絶対にこうあるべき”という正しい正解があるわけではありません。
だからこそ、加減がわからずに丁寧に手間をかけすぎてしまう……ということがあります。
そんな終わりの見えない家事ですが、果たして全てが本当に必要なものでしょうか?
意外とやらなくても問題なかったり、工程を減らしても効果に影響のない家事があるのではないでしょうか?
まずは、“完璧な家事”を目指すことをやめましょう。
家事を手抜きすることに罪悪感を感じる人がいるかもしれませんが、賢く手抜きができる人こそが“家事上手”。
これから先もずっと続けていかなければならない家事だからこそ、ポイントを押さえて楽をしましょう。
2:コンロ周りでの布きんの使用をやめる
めんどくさいと感じるコンロ周りの掃除ですが、油汚れは時間がたつと落としにくくガンコな汚れになってしまうため、1日1回はサッと拭き掃除をして汚れをためないことが大切です。
そんなコンロ周りの拭き取りには、布きんを使うのをやめて、“使い捨て”を使うことで楽ができます。
使い捨てには、「もったいない」「コストがかかる」などのマイナスイメージがあるかもしれませんが、油汚れを拭いた布きんを洗うのは、結構な手間ですよね。
コンロ周りを拭き取るだけでも、その後に丁寧に布きんを洗って干して……という工程を考えると、取り掛かりのハードルは自然と上がってしまうはずです。
コンロ周りの拭き掃除に布きんを使うことをやめたら、それに付随する手間から解放されますよ。
3:洗濯物をたたむ・干すことをやめる
キッチンでの家事に次いで、手間がかかるのが洗濯。
洗濯機をまわしたあとには、“干す・取り込む・たたむ・しまう”といった工程が待っています。
そんな洗濯を楽にするためには、クローゼットの収納をハンガーメインの収納に変え、洗濯物を干す際のハンガーと共用にすることが効果的です。
洗濯物を干す際に使ったハンガーのまま収納できることで、“取り込む・たたむ・しまう”という工程を一連の動作で済ませることが可能です。結果として、“洗濯物をたたむ”ことをやめることができますね。
ハンガーメインの収納は、クローゼットの容量によっては難しい場合があるかもしれませんが、一度この機会に、クローゼットの整理をしてみると少しスペースに余裕が生まれることも。
また、洗濯機の機能を活用して、乾燥までおまかせしてしまうことで、“洗濯物を干す”ことをやめられるというパターンもありますね。
収納の方法や家電の選び方も、家事の賢い手抜きには大切なポイントです。
いずれも、“家事の工程を上手に減らす”ことがポイント。これらを押さえて賢い家事上手を目指しましょう。
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※ New Africa / Shutterstock