美容師がこっそり教える!「ふんわりショートヘア」をつくるテクニック4つ
春になり「ヘアスタイルを思い切って変えたい!」という方も多いのではないでしょうか。イメチェンといえば、“ショートヘア”。ただ、スタイリングが難しく立体的にふんわりさせるにはテクニックが必要ですよね。
美容師の野澤琢眞さんによれば、ふんわり仕上げるためには普段からのヘアケアが必須なのだとか。
そこで今回は、野澤さんに“ショートヘアを素敵にふんわり仕上げるためのテクニック”を3つ教えてもらいました。
1:エアリータイプのシャンプーとトリートメントを
ヘアケアの基本はシャンプーとトリートメント。ショートヘアをふんわり仕上げたい場合は、ボリュームの出やすいエアリータイプのものを使うことをおすすめします。
根元が立ち上がりやすい柔らかめのシャンプーを使うと良いでしょう。
トリートメントもテクスチャが重すぎるものを使ってしまうとベットリしてしまうことがあるので、ヘアダメージがほとんど感じられない場合はつけなくても良いかもしれません。
2:トリートメントのつけ方でふんわり感が変わる
シャンプーをした後にトリートメントを使うと思いますが、トリートメントは原則“毛先だけ”につけるようにしましょう。
特にショートスタイルの方が根元にトリートメントをしてしまうと髪が立ち上がりにくくなってしまうことが。
トリートメントはなるべく毛先を中心に揉み込むようにつけて、滑りがなくなる程度にすすぎ流してくださいね。
3:ドライヤーは「後ろから前」に
ヘアスタイルをつくる上で欠かせないのが“ドライヤー”です。
特にショートスタイルの場合は、トップに立ち上がりのあるスタイルをつくるためにとっても重要。
髪を乾かすとき、前から後ろにドライヤーの風を当てがちですが、ボリュームを出すためには後ろから前に風を当てることが大切。
家でドライヤーを使うときは顔をやや下に傾けて後ろからしっかりと根元を立ち上げるようにブローしてください。
風量は強い方がスタイリングがしやすくなるので、ドライヤーを選ぶときは風量を確認してから選ぶようにしましょう。
4:スタイリング剤の正しい選び方と付け方
スタイリングの最後は、“スタイリング剤”を使って仕上げますよね。スタイリング剤を何にするかによって、仕上がりの質感が変わってきます。
スタイリング剤は軽すぎるとふんわり感が出づらいですし、重すぎると逆に潰れてしまう可能性があるので、自分の髪質を見極めてちょうどよいものを選ぶようにしてください。
そして最後にホールドタイプのスプレーを下から上に向かってふりかけて空気を含ませると、ふんわり感が維持できますよ!
ただ、スタイリング剤を根元に付けてしまうと立ち上がりにくくなるのでご注意を。
ショートスタイルはお手入れが簡単な分、スタイリングのバランスをつくるのに少し工夫が必要。
自分に必要なヘアケアアイテムと方法をしっかりと理解してふんわりとした立体的なショートヘアスタイルを維持できるようにしてくださいね。