トラベルライターが教える!海外旅行に持っていかなくていいもの5つ
海外へ出かける場合、心配性の方ほど、つい荷物が多くなってしまうもの。
基本的には、用意周到なのは望ましいことですが、そのなかには、本当は持って行く必要のないものも。
そこで、海外に頻繁に出かけているというトラベルライターの石原有起さんに、「それは持っていかなくても、なんとかなるよ」というものを教えてもらいました!
1:高価なアクセサリー
基本的に、海外にアクセサリーはほとんど持っていきません。持っていく場合も、イヤリング(ピアス)、ネックレス、指輪を1つずつくらい持っていくだけで問題ないでしょう。
指輪や華奢なネックレスなど小さいアクセサリーは、スパや温泉、街歩きやアクティビティで失くしやすく、さらに紫外線の強い地域ではアクセサリー焼けしたり、かぶれてしまうなど、あまり良いことはない印象です。
また海外は、日本と比べ、治安が悪い場所が多いです。旅の間に高価なものを「落とさないかな? 盗まれないかな?」などと気に掛けるのもストレスになるので、もし必要であれば現地でプチプラのアクセサリーを買って、思い出につけることをおすすめします。
2:重くかさばる靴
旅先でも、足元のおしゃれをしたい気持ちは、とてもよく分かります。ただ靴は洋服と違って圧縮できず、スーツケースで場所をとったり、何より重量があるものも多いです。
そこで、どんなときにも対応しやすいシンプルな色や形のストラップ付サンダルなど、無難なデザインのものをベースに厳選すると良いでしょう。
私も靴を持っていくことは好きなのですが、重くかさばるタイプの靴を避けるように心がけています。
3:大きく分厚い長財布
大きな財布は、まずかさばります。街歩きなどでもバッグの中で場所をとりますよね。また海外では日本国内にいるときのように、多くのポイントカードや身分証明書を使うことはほぼありません。
そこで、旅用のコンパクトな財布に、クレジットカードを2~3枚ほどと、現地と日本通貨、米ドルなどのメジャーな通貨を少し入れて持っていくことをおすすめします。ファスナー付きの透明の袋を活用するのもおすすめ。
4:折りたためない帽子・かごバッグなどかさばるもの
南国リゾートに行くときに持っていきたくなる麦わら帽子や大きめな帽子、畳めないかごバッグ。荷物をコンパクトにしたいときは、スーツケースの中で邪魔になるので避けたほうが良いでしょう。
伸縮のあるやわらかな素材のバッグや、軽量でコンパクトに畳める帽子などを持って行くと、旅先で快適に過ごせるのではないでしょうか?
5:ビンやスプレーなど、重い化粧品ボトル
肌のコンディションが心配な海外で、使い慣れた化粧品を持っていくのはとても良いことです。
しかし、ビン入りの化粧水などは移動中に割れる危険性があり、また重量もあります。大きなスプレー缶も、機内の荷物チェックで手間取ったりすることもあり、スムーズな旅がしにくいことが。
基礎化粧品はプラスチックボトルに詰め替えて持っていったり、同じ化粧水や美容液をあらかじめ染み込ませたシートマスクを持っていったりするなど、軽量で割れる心配がない手段を選ぶと良いでしょう。
遠くに出かけるときこそ、どうしても重く、かさばってしまいやすい女性の荷物。賢いセレクトで荷物をコンパクトにまとめ、快適な旅をしてくださいね。
【画像】
※ Leszek Czerwonka、Africa Studio、hareluya、Kuznetsov Dmitriy、VICUSCHKA