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【2024年秋】ヒミツにしておきたい京都の行楽スポット6選

2024.10.02

秋風が吹き始め、秋の行楽シーズンが到来しました。今回は、「海の京都」「森の京都」「お茶の京都」「竹の里・乙訓」「京都市」の中から、編集部がヒミツにしておきたくなる、おすすめ行楽スポットをご紹介。秋の空の下、自然を感じながらのんびり1日をすごしませんか。
※記事中の情報はすべて2024年9月時点のものです。

海の京都エリア 

【伊根町】 伊根の舟屋群散策&海グルメを味わう

伊根町

京都市内から京都縦貫自動車道を使い、車で約2時間20分。京都府の北部、丹後半島の北端に位置する伊根町は、伊根湾沿いに立ち並ぶ舟屋群が有名なまちです。伊根の舟屋は1階が舟のガレージ、2階が住居スペースになった独特の造りが特徴です。
舟屋は水面ギリギリに立っているので、海の方から見ると、まるで海上に家が浮かんでいるよう。その素晴らしい景色を楽しむなら、海上タクシーや遊覧船に乗り、湾をめぐるのがおすすめです。
また、伝統的建造物群保存地区に選定されている街並みを歩いたり、レンタサイクルをしたりしてサイクリングを楽しむのも人気。途中、赤米(古代米)で仕込んだ日本酒・伊根満開で有名な「向井酒造」や海を眺めながらスイーツが楽しめる「INE CAFÉ」へ立ち寄るのもいいですね。

海の京都 旬のグルメキャンペーン

画像版権:海の京都 旬のグルメキャンペーン

また、20241031日(木)まで開催されている秋の「海の京都 旬のグルメキャンペーン」では、これから旬を迎えるアオリイカや丹後ぐじ、伊根鰤など、旬の食材を使った対象メニューを注文し、アンケートに答えると先着で800名に200円分、さらに抽選で20名に1万円分の「海の京都コイン」がプレゼントされます。
「海の京都コイン」は加盟店で電子マネーと同じように使用可能。先着800名がもらえる200円分のコインはアンケート回答時に指定されたメールアドレス宛に届くので、すぐに使うことができますよ! 伊根町では「レストラン舟屋」や「お食事処 油屋」が参加店です。

伊根の舟屋群&海の京都 旬のグルメキャンペーンについてはこちらの記事をチェック▼

 

森の京都エリア

【南丹市】るり渓で森林浴ハイキングと豪華BBQ付きグランピングを楽しむ

るり渓

るり渓」は京都府の真ん中、南丹市園部町にある標高約340530メートルの山地にある渓谷です。国の名勝にも指定されている府立自然公園で、約4キロの散策コースを歩きながら春は桜、夏は新緑、秋は紅葉が楽しめます。
途中、「るり渓十二勝」と呼ばれる滝や岩、湖などの絶景が出迎えてくれ、写真はそのうちのひとつ「浣紗瀬(かんさせ)」。平らで大きな岩の上を川の水が流れていき、小さな滝を作り出す様子は、思わず時を忘れれてしまうほどの美しさです。
スタートから約1時間半で最終地点の通天湖へ到着するので、ハイキング初心者でも安心です。

2023-2024冬GRAXブイヤベース

画像提供:GRAX PREMIUM CAMP RESORT 京都 るり渓

たっぷりマイナスイオンを浴びたら、その先にあるグランピング施設「GRAX PREMIUM CAMP RESORT 京都 るり渓」へ。施設内には9つのキャンプサイト「GRAX」と、シニアや乳児も安心の1棟貸切「GRAX HANARE」があります。醍醐味は、なんといっても豪華BBQディナー。オプションでオリジナルピザや鳥丸焼き(ビア缶チキン)、スモークなどとっておきのアウトドアグルメが楽しめますよ。

るり渓ハイキングと秋冬キャンプ情報はこちらから▼

 

【亀岡市】京都市内から一足のばしてプチトリップへ

嵯峨野観光鉄道

画像提供:嵯峨野観光鉄道

JR京都駅から快速電車に乗って3駅。JR嵯峨嵐山駅でトロッコ列車に乗り換え、亀岡市まで7.3キロメートルのプチ旅に行くのはいかがでしょう。
嵯峨野トロッコ列車は、保津川の渓谷沿いをちょっと早い自転車くらいのスピードで走る観光列車。車掌さんの軽妙なアナウンスと共に保津川の絶景を楽しむことができます。
終着のトロッコ亀岡駅に到着したら、帰りは保津川下りを楽しむのも良いですし、10分ほど歩いてJR馬堀駅から電車に乗りJR亀岡駅へ。駅でレンタサイクルをして、古い街道や田園風景の間を走りながら「パワスポ七福神巡り」をするのも楽しいですよ。

夢コスモス園

画像提供:(一社)亀岡市観光協会

秋ならJR亀岡駅の南口からバスに乗り、「夢コスモス園」へ行くのもいかがでしょう。東京ドームに迫る広さの敷地内に20品種約800万本のコスモスが一面に広がる様子は圧巻! 園内には丹波や亀岡の特産品や野菜を販売する「丹波味わい市」や、その場で楽しめるグルメも充実しているので、ランチやスイーツも楽しめます。

嵯峨野トロッコ列車、七福神巡り、夢コスモス園について詳しくはこちらの記事をチェック▼

 

お茶の京都エリア

【木津川市】当尾の里へ古の石仏と古寺を訪ねる

浄瑠璃寺

京都府の南部、奈良県との県境近くにある木津川市の「当尾(とうの)の里」。南都仏教の影響を色濃く受けたこの里は、修行に打ち込む南都(奈良)の僧侶たちが暮らしたといわれています。そんな当尾の里には岩壁に彫られた磨崖仏や石仏が点在し、特に岩船寺から浄瑠璃寺までの約3キロの道は「石仏の道」としてハイキングコースになっています。

自然豊かな山道を歩いたり、お寺で寺宝を拝観したり、摩崖仏、石仏を見ながら浄瑠璃寺へ(写真)。こちらは九体阿弥陀如来像(国宝)や、年3回だけ公開される美しい吉祥天女像も必見。「一度は観たい」といわしめる女神様なので、ぜひ公開日を確認して拝観してくださいね。

「当尾の里」石仏ハイキングについて詳しくはこちらの記事をどうぞ▼

 

竹の里・乙訓エリア

【大山崎町】天王山トレッキングとレトロ洋館で芸術の秋を満喫

天王山

「天下分け目の天王山」の文言で有名な大山崎町の天王山。秀吉VS光秀の「山崎の合戦」の主戦場となった、この山へトレッキングにでかけるのはいかがでしょう。
天王山の標高は270メートル。宝積寺から登るコースは約4.8キロなので、ゆっくり歩いても所要時間は約1時間。小学生でも軽々と歩けるレベルの歩きやすい山道で、ハイキングデートをするのもおすすめです。
写真は8合目にある「旗立松展望台(はたたてまつてんぼうだい)」からの眺め。このような素晴らしい景色を眺めながら、ベンチでコーヒー&おやつタイムをするのはいかがでしょう。また、山頂の広場でのんびりとピクニックを楽しむのにも良い場所です。

アサヒビール大山崎山荘美術館
帰りは、レトロクラッシックな「アサヒグループ大山崎山荘美術館」へ。大正から昭和にかけて建てられた実業家・加賀正太郎氏の元別荘と安藤忠雄氏設計による新棟と共に「アサヒグループ大山崎山荘美術館」として公開。企画展も開催されています。
元別荘の洋館2階には喫茶室があり、天気が良ければテラスから木津・宇治・桂の三川と対岸の男山、さらに奈良の山々まで雄大な景色を眺めることができます。

天王山ハイキング&アサヒグループ大山崎山荘美術館の詳細はこちらから▼

 

京都市エリア

【高雄】古来より京都の紅葉名所「三尾」で錦繍を愛でる

画像提供:石田顕

京都屈指の紅葉名所、右京区の高雄エリア。この界隈にそびえる3つの山― 高雄(尾)山、槙尾(まきのお)山、栂尾(とがのお)山は、それぞれに「尾」が付くことから、古くより「三尾(さんび)」と呼ばれ、親しまれています。
また、高雄山には密教美術の宝庫として知られている「神護寺(じんごじ)」が、槙尾山には将軍徳川綱吉の生母・桂昌院の寄進で再建された本堂がある「西明寺(さいみょうじ)」、栂尾山には世界遺産に登録され、国宝『鳥獣人物戯画』を所有する寺としても名高い「高山寺」があり、見どころもたくさんあります。

高雄 

画像提供:石田顕

それぞれのお寺へは、清滝川沿いに広がる壮大な紅葉を眺めながら、のんびり歩いてめぐることも可能。
各お寺付近には料理旅館や茶店、カフェなどもあり、中には秋になると川床が出され、紅葉を見ながら食事を楽しむことができます。

KYOTOSIDE_秋の行楽記事

 

【+α情報】行楽ハイキングのお供に

きょうと探検ウォーキング「ある古っ都」紹介

画像:HPより

スマートフォンの無料アプリ「aruku&」をダウンロードすることで参加ができる京都府のウォーキング事業「ある古っ都」をご存知ですか?
スマホを持って歩くと歩数がカウントされ、毎月の目標歩数達成か、ミッション達成などで集めた抽選カードで応募すると、カタログギフトや電子マネーなどが当たるというもの!期間は11月30日まで。ぜひ、ダウンロードして参加してくださいね。
【実施期間】9月1日(日)~11月30日(土)
詳細はこちらへ
https://www.pref.kyoto.jp/kentai/news/2024arukotto_kaisai.html

 

 

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