電車が時間通りに来ないかも!? 海外旅行の「あるあるトラブル&対策」3つ
「事故や怪我などのトラブルのない旅にしたい」とは、海外旅行に出かける誰もが思うことですよね。それでも、日本と同じように安全に行動できる国は、実はなかなか多くないもの。
そこで今回は、海外旅行でよくあるトラブルと対策方法をご紹介します。
1:日本人は狙われやすい?「盗難・スリ被害」に合わないために
海外旅行トラブルでよく聞くのは、“盗難”や“スリ”被害。特に、海外では「日本人はお金を持っている」というイメージを持たれやすいため、狙われやすいんです。
「ギリシャの混雑している電車内で、クレジットカードの入ったお財布をスられた」、「スペインの観光客に人気のビーチで、スマートフォンやお財布、パスポートなど全ての荷物を持ち逃げされた」……など、よく聞きます。
盗難やスリの対策方法としては、まず、なるべく高価なものは身につけないこと。そして、貴重品はマネーベルトなどに入れて行動するようにしましょう。間違っても、貴重品をバックパックの中にそのまま入れたり、ズボンの後ろポケットに入れたりしないようにしてくださいね!
万が一クレジットカードなどが盗難にあった場合は、ほとんどのクレジットカード会社に“盗難・紛失サポートデスク”があるので、すぐに連絡するようにしましょう。
しかし、いざ連絡しようとしても焦って連絡先がすぐに出てこない場合もあります。海外旅行前には、クレジットカードを始め、パスポートなどの紛失届や連絡先は事前に確認しておきましょう。
2:慣れない料理に気を付けて!「食あたり」に注意
“グルメ”が旅行の最大の目的!という方も多いかもしれません。しかし、「おいしいから!」「日本では食べられないから」といって食べ過ぎてしまわないように注意しましょう。
その土地の水や食材が合わなかったりすると、お腹を壊してしまうなんてこともありえます。生水やナマモノを口にしたりせず、日本以上に食べ物に気を使いましょう。
万が一食あたりになってしまったとき、薬を飲むこともあるかと思いますが、「海外の薬は不安……」という方は、日本から多めに薬を持っていくことがおすすめです。
また、クレジットカードで海外旅行保険が自動付帯されているかどうかを確認しておくことも必要です。もしも付帯内容が充分なものではない、もしくは付帯されていないようであれば、“海外旅行保険”に入っておくと安心でしょう。筆者の娘が旅先で高熱を出したときは、旅行保険の恩恵を受けました。
3:余裕を持った行動を
海外の交通機関は、時間通りに来ないケースがよくあります。帰りの飛行機の時間にギリギリ間に合うような計算で旅の予定を組んでいると、交通機関の遅れによって飛行機に間に合わなかった!なんてことになりかねません。
また、時間帯(得に朝の通勤時間や夕方の帰宅ラッシュなど)によっては日本以上に混雑する国も。その国の交通状況は事前に調べておき、余裕を持って予定を組んでくださいね。
旅のトラブルも楽しめるほど旅行慣れしていればいいですが、なかなかそうもいきませんよね。旅行を120%楽しめるように、海外ではいつも以上に気を引き締めてくださいね。
【画像】
※ Sellwell、BR Photo Addicted/Shutterstock