女子旅人気NO.1!東南アジアのフォトジェニックスポット
東南アジアへの女子旅の中で近年話題を集めている『プラナカン文化』をご存じでしょうか?
15世紀の後半にマレーシアやシンガポールにやってきた中国系移民の子孫である、ババやニョニャという人々が生み出したという、プラナカン文化。
中国やマレーの文化にヨーロッパの文化をミックスさせた独自の生活スタイルが発展したため、東南アジアには今でも、このプラナカン文化が色濃く残るフォトジェニックな場所がたくさんあるそう。
そこで今回は、トラベルライターの石原有起さんに、そんなプラナカン文化が生みだしたフォトジェニックスポットを紹介してもらいました。
パステルの家が並ぶ!カトン地区
女子旅におすすめしたいひとつが、パステルの家が並ぶシンガポールの東側の『カトン地区』。近年シンガポールの女子旅人気エリアNo.1とも呼ばれています。
場所は、シンガポールの中心部から少し離れた東部。周辺に駅がないので、訪れるにはタクシーがおすすめです。
市街地のホテルからだと、だいたい15~25分前後で到着し、チャンギ空港からは10分ほどですよ。
立ち並ぶ家々が美しい、クーン・セン・ロード
『クーン・セン・ロード』に着くと、すぐに目に飛び込んでくるのが、カラフルな家々! 1900年から1940年に建築された“ショップハウス”と呼ばれる狭く細長い家屋形式で、タイルもひとつひとつが美しく彩られ、思わず感嘆のため息が漏れてしまうほど。
撮影は道路を挟んで行うことになるので、くれぐれも車の往来に注意し、住民の迷惑にならない時間帯を狙うように心がけましょう。
プラナカン要素たっぷり!ホテル「インディゴ」のレストラン
カトン地区を訪れたなら、プラナカン文化のカルチャーが随所に散りばめられた内装のホテルにも、ぜひ足を運びたいもの。
なかでも『ホテル・インディゴ・シンガポール・カトン』は、人気のブティックホテル。1階のミーティングスペースからカラフルで美しく、宿泊ができなくてもこの場所に立ち寄ってみるのはおすすめです。
そして、お隣のプラナカンフュージョン料理のカフェ&レストラン『ババ・チュー(Baba Chews)』で寛ぎながら食事を楽しむと、プラナカン文化により一層浸れるでしょう。
インテリアがおしゃれなだけでなく、シンガポールラクサやココナッツカレー、マラッカ海峡地域の伝統料理など、メニューはバラエティ豊か。
カフェやバーとしての利用だけでもOKなので、カトン地区を歩きまわった後の休憩にもぴったりですよ。
女子旅に大人気とはいえ、他の有名観光スポットほど混雑していなく、ローカルの暮らしに溶け込むゆっくりとした空気が流れています。
カメラを片手に優美なプラナカンの世界に浸りながら、街の散策を楽しんでみては?
【旅のinfo】
ホテル・インディゴ・シンガポール・カトン