少ない荷物でおしゃれを叶える!旅ライター直伝「パッキング」4つのテク
長期の海外旅行はともかく、1泊2日の気軽な国内旅行なら、荷物は最小限におさえたいところですよね。
国内外と飛び回っているトラベルライターの石原有起さんによると、荷物の量が多くなってしまうのは、衣類が原因であることが大きいそう。これをどれだけ減らせるかが、旅行の荷物を軽量化できるかの鍵。
そこで今回は、石原さんに洋服をコンパクトにおさめるパッキング術を教えてもらいました。
バッグ自体は軽いものを選びましょう
小さなスーツケースを持っていく場合にも、ボストンバッグを持っていく場合にも、まず軽量素材のバッグを選ぶといいでしょう。基本は、大きなバッグ+小さなバッグの2種類を持っていくこと。小さなバッグは、貴重品などの必要最低限のものが入るくらいのサイズ感で十分です。
また、ホテルやロッカーに荷物を預けるなど工夫はしつつ、持って歩き回れるくらいのサイズにとどめるのが無難です。
ボトム1着+トップス2着を持参
いくら荷物を最小限におさえたいと思っていても、1日目と2日目で洋服を変えたいですよね。旅先では写真をたくさん撮りたいので、おしゃれ感も大切にしたいです。
そんなときは、上下一式ずつを持っていくのではなく、ボトムは合わせやすい形や色を選び、シャツやニットなどトップスだけを変えるようにすると、1着分の荷物を減らすことができます。
ボトムス要らずの薄手のワンピース1枚がおすすめ
ワンピースは、ボトムスを合わせる必要がないので、上下コーディネートに比べ、1着分の服を減らすことができます。そのなかでも、ポリエステルやシルク混、シフォン素材など、シワになりにくく軽い素材をえらぶことで、よりスペースを節約できます。
ワンピース2着と羽織ものがあれば、女性の場合、多くのレストランのドレスコードにも対応できるので、使い勝手も抜群!
大判ストールは必ずバッグに!
1枚あれば、便利なのが大判ストール。移動中のブランケットとして使えたり、首に巻いて首まわりを温めたり、お寺に入るときには肌を隠したりなど、幅広いシーンで活躍してくれます。
ファッションのポイントにもなる明るめの色を選ぶと、差し色としても重宝するでしょう。
フード付きのポケッタブルダウンは、季節を問わずマスト
肌寒い日も多い春先や、真夏でも避暑地に出かける際は、旅先でも冷えを感じることも多いでしょう。
そんなときに活躍するのが、フード付きのポケッタブルダウンジャケット! 筆者は『ユニクロ』のツヤがない紺色の『ウルトラライトダウンジャケット』を愛用しています。このようにシンプルなデザインのダークカラーだと、どんなコーディネートでも取り入れやすいです。また、畳めば小さなバッグにも収納できるものがおすすめです。
防寒や雨よけに便利なのはもちろん、椅子に座ったときにお尻の下にひいたり、割れ物を持ち歩く際のクッションがわりにできたり、と使い道はさまざま。洗濯機で洗えるタイプのジャケットを選ぶと、使うたびに清潔に保ちながら快適な旅ができますよ。
短期の国内旅行こそ、工夫のしがいのあるパッキング。これから始まるお出かけシーズンを、身軽に満喫してくださいね。