その塗り方間違っているかも!? プロが教える「正しいリップ」の塗り方
唇に艶っぽい女性って魅力的ですよね。大人の女性に必要不可欠なリップメイク。でも正しい塗り方って、意外と知られていないものです。
そこで今回は、メイク講師の藤田あみさんに正しい口紅の塗り方と注意点を教えてもらいました。口元を変えるだけでも、お顔の印象はガラリと変わります。
注意点:唇の輪郭を整える
唇の輪郭を意識して塗るだけで、クオリティの高い口元に仕上がります。そこで使いたいのは、“コンシーラー”と“リップライナー”です。
リップライナーの色選びは、肌になじむカラーを1本持っておくとどんな口紅の下地としても使えますよ。この2つのアイテムを使うだけで、理想の唇に近づけます。
STEP1:リップライナーで輪郭を調整
輪郭を調整するために一度唇全体の色をおさえることで、唇のラインが書きやすくなります。さらに、コンシーラーを使うことで、口紅本来の発色をかなえることができます。
とくに大切なのは、“上唇中央の山”と“下唇の両サイドから口角にかけて”です。
STEP2:塗る方向は口角から中央へ
きれいな口元を作るのに大切なのは塗る方向です。正しい方向は、“口角から中央”です。マットタイプの口紅や、発色のいい口紅の場合、リップブラシは必須です。リップブラシで、フレームを丁寧に整えます。
ツヤ重視の口紅や色づきが弱いグロスタイプの口紅の場合は、直塗りでも大丈夫です。ただし、輪郭がぼやけてしまうので、カジュアルな印象になるのでなりたい印象によって使い分けましょう。
STEP3:唇の縦ジワは縦塗りで隠す
唇も年とともに乾燥し、シワができてしまう場合があります。見過ごせない縦ジワを解消したいなら、まずはリップクリームで保湿すること。毎日使うことで、乾燥しにくい唇に導いてくれます。
口紅を塗るときは、縦に塗るのが正解です。全体を塗った後、最後に気になる縦ジワを縦に塗りましょう。それでも気になるなら、グロスを重ねるとさらに目立たなくなりますよ。
目元は大切にしているのに、口元はノーマークではもったいないです! 口紅の塗り方をマスターして、メイク全体のクオリティーをぐっと引き上げてくださいね。